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タスキメシ の商品レビュー

4

28件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

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2024/08/17

自分の気持ちへどう折り合いをつけるか、どう進んでいくか、それぞれが悩んで、思い合って、ぶつかり合っていく話。

Posted byブクログ

2024/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

眞家早馬 私立神野向高校。三年二組。料理研究部の都に料理を習う。高校二年の冬に右膝を剥離骨折して手術をしリハビリをしている。→日本農業大学。 田中稔 早馬の担任。生物の担当教員。生物準備室の前に、勝手に自分の畑(通称「稔の畑」)を作り、野菜を作っている。生徒に下の名前で呼ばれる。料理研究部の顧問。 井坂都 三年一組。一人しかいない料理研究部の部員。調理実習室にやって来るようになった早馬に料理を教える。乱暴な喋り方をする。 眞家春馬 早馬の弟。高校二年生、陸上部長距離チームのメンバー。食べ物の好き嫌いが激しい。→藤澤大学。 真木 神野向高校からバスで十分ほどにある真木クリニックの先生。五十歳過ぎ。陸上部の部員も代々世話になっている。 小見川 長距離チームを指導するコーチ。 助川亮介 高校三年生。陸上部の部長。早馬の親友。自分に厳しく他人にも同じくらい厳しい。都とは幼馴染み。→英和学院大学。 薮木 早馬の友人。 雨貝 都の友人。 大川 陸上部長距離チーム。春馬と同学年。 藤宮藤一郎 水戸にある陸上の強豪校・水堀学園高校のエース。三年生。インターハイにも出場している。高校二年生のとき、県予選で早馬と同じ区間を走った。→日本農業大学。 前田 陸上部顧問。

Posted byブクログ

2024/04/29

箱根駅伝を舞台にした青春ドラマ小説。これまでもいろいろあるので、設定に新鮮味はない。怪我で競技から退いた選手が料理と出会って別の道を歩む。と言うだけなら最後まで読まなかった。 陸上を続けるか、やめるか、諦めるか、そうした葛藤は選手経験のある人なら必ず何度もあるのだろう。陸上に限ら...

箱根駅伝を舞台にした青春ドラマ小説。これまでもいろいろあるので、設定に新鮮味はない。怪我で競技から退いた選手が料理と出会って別の道を歩む。と言うだけなら最後まで読まなかった。 陸上を続けるか、やめるか、諦めるか、そうした葛藤は選手経験のある人なら必ず何度もあるのだろう。陸上に限らずスポーツは全て。そうした思い、迷い、悩み、揺れ動き気持ち、青春時代をとうの昔に過ぎ去った自分でも思いを寄せたくなるのが小説。自分は全くスポーツに取り組んでは来なかったが。 駅伝小説は沢山ある。三浦しをんの語り口はそう簡単には越えられないと思う。そこまで風は強く吹いてはいなかった。でもまあ楽しめた。箱根駅伝好きだし。

Posted byブクログ

2024/02/29

2024年16冊目 額賀澪さん/タスキメシ 陸上(駅伝)の好きな方、「人生をかけた何か」を諦めた経験のある方にお勧めしたいです。夢への道は1つではない、諦めることは悪ではないと教えてくれる作品です。 東洋大学の「山の神」柏原さんの解説も素敵でした。 #読了

Posted byブクログ

2024/02/13

長距離選手として将来を期待されていた眞家早馬は右膝手術をしリハビリ中。そんな時、都と出会い、料理に目覚めていく。 「走りたい」でも「走るのが怖い」という早馬の気持ち、「また一緒に走りたい」という弟や友人たちの思い。 全てのランナーが「走れる」わけではない現実。 青春小説ではある...

長距離選手として将来を期待されていた眞家早馬は右膝手術をしリハビリ中。そんな時、都と出会い、料理に目覚めていく。 「走りたい」でも「走るのが怖い」という早馬の気持ち、「また一緒に走りたい」という弟や友人たちの思い。 全てのランナーが「走れる」わけではない現実。 青春小説ではあるが、中で出てくる料理が美味しそうで、巻末にレシピを付けて欲しいと思ってしまう(笑)

Posted byブクログ

2023/09/03

少し想像と違かった。読んでいて、何度か想像と違ったなぁと感じながら読んでいたが、何となく描かれるごはんは美味しそうだし、登場する高校生たちがどうなるのか気になるしで最後まで読めた。 最後は青春小説だなぁと感じるくらい、熱い友情もあって良かった。 解説は柏原選手!柏原選手といえば...

少し想像と違かった。読んでいて、何度か想像と違ったなぁと感じながら読んでいたが、何となく描かれるごはんは美味しそうだし、登場する高校生たちがどうなるのか気になるしで最後まで読めた。 最後は青春小説だなぁと感じるくらい、熱い友情もあって良かった。 解説は柏原選手!柏原選手といえば、東洋大学の山の神で4年連続区間新だった選手!2代目と書かれているが、覚えている山の神は柏原選手だけなくらい夢中で箱根駅伝を観ていたことを思い出す。 豪華な解説も小説を引き立てている。

Posted byブクログ

2023/08/13

真剣に向き合うと、不安、挫折、葛藤いろいろなものがわいてくる そこに、友達や兄弟への思いも交差 悩んで悩むのが、青春 でもやっぱり美味しいもの食べると身体も心も元気になる!

Posted byブクログ

2023/04/27

駅伝といえば箱根駅伝ですが、走る選手にはそれぞれにドラマがある。 「ちゃんと走る」って簡単じゃなくて、そのために毎日毎日努力していて。 そんな日々の積み重ねがあって、あの舞台に立っているのですよね。 箱根駅伝が好きで毎年見ているので、コースも頭に浮かぶし、臨場感ある描写に引き込...

駅伝といえば箱根駅伝ですが、走る選手にはそれぞれにドラマがある。 「ちゃんと走る」って簡単じゃなくて、そのために毎日毎日努力していて。 そんな日々の積み重ねがあって、あの舞台に立っているのですよね。 箱根駅伝が好きで毎年見ているので、コースも頭に浮かぶし、臨場感ある描写に引き込まれました。 そして解説が柏原竜二さん!! 私が箱根駅伝を好きになったきっかけの方です。 どこで襷を受け取っても必ず一位にしてくれる。 そんな期待を背負って走られていた柏原さんの過去とか思いとか、初めて知ったエピソードもあって驚きました。 この小説の兄、弟、親友、すべての要素というか共感できるのが柏原さんだなぁと。 ある意味とてもリアル。 また箱根駅伝の前に読み返したくなる作品です。

Posted byブクログ

2023/03/16

今作を読む前に、「タスキメシ・箱根」から読んでしまったけど、「~箱根」で紫峰大学の食堂を切り盛りする眞家早馬の現役選手に対する熱く、優しい思いの裏側に隠された過去を知れた感じがするので、順番が逆になっても、全然問題がなかった。 今作は早馬がまだ高校生の頃の話。 有力選手だった早馬...

今作を読む前に、「タスキメシ・箱根」から読んでしまったけど、「~箱根」で紫峰大学の食堂を切り盛りする眞家早馬の現役選手に対する熱く、優しい思いの裏側に隠された過去を知れた感じがするので、順番が逆になっても、全然問題がなかった。 今作は早馬がまだ高校生の頃の話。 有力選手だった早馬だったが、駅伝の激走後、膝を故障し、3年の大事な時期をリハビリ生活で過ごしていた。 そんな中出会ったのが、料理研究会の都。 都に料理を教えてもらううちに、母親を亡くし、暴飲暴食だった家族の栄養管理に目覚め、同じく有力選手である弟の春馬の栄養面でのサポートに活路を見つける。 ずっと背中を追い続けていた兄・早馬の姿を複雑な思いで見守る春馬。ライバルであり、良き理解者であった陸上部キャプテンの助川の葛藤など、当事者である早馬以外の登場人物の心情が手に取るように伝わってくる。 一度は陸上を諦めた早馬が、ラストで大学進学後、再び陸上を始める展開にさらに胸が熱くなった。 もちろん、出て来る料理はどれも美味しそうで、料理初心者の早馬でも作れる料理なので、読んでいて作ってみたくなるのも魅力。 この話を知った上で、もう一度「箱根編」を読んでみたくなった。 「箱根編」では一切出て来ない都のその後も気になる。

Posted byブクログ

2023/03/10

3/7から濃厚接触となったために自宅待機中。 この間、3冊目を読み終えました。 タスキメシは、駅伝と食べものの単純な青春ものだと思って読み始めたら・・・ なんと、高校生が思い悩んだり、いろいろな感情が入り混じった深い物語でした。 人生いろいろな場面で決断していかなければならない...

3/7から濃厚接触となったために自宅待機中。 この間、3冊目を読み終えました。 タスキメシは、駅伝と食べものの単純な青春ものだと思って読み始めたら・・・ なんと、高校生が思い悩んだり、いろいろな感情が入り混じった深い物語でした。 人生いろいろな場面で決断していかなければならないと思いますが、後悔しない人生を送りたいですね。 それから、作中に出てきた料理は、どれも美味しそうでした。 面白かったです。

Posted byブクログ