タスキメシ の商品レビュー
初読みの作者さん。 グイグイ引き込まれて、だんだん背景やそれぞれの登場人物の感情が伝わってきて、登場人物がいい人ばかりで暖かくなった。 自分でも自分の本当にしたいことってわからなくなるもんね。人に言われて気づくこともあるし。 大人になればなるほど、守るものが増えて自分のしたいこと...
初読みの作者さん。 グイグイ引き込まれて、だんだん背景やそれぞれの登場人物の感情が伝わってきて、登場人物がいい人ばかりで暖かくなった。 自分でも自分の本当にしたいことってわからなくなるもんね。人に言われて気づくこともあるし。 大人になればなるほど、守るものが増えて自分のしたいことってわかりにくくなって他のもので埋めてしまうこともある。 若いうちには自分のしたいことを突き詰めてぜひしてほしい。 もちろん年齢を経てからも自分のしたいことしたい。
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人間の複雑すぎる感情を上手く描いてると思う。好きだった。 逃げることが必要な時もある。逃げる事で強くなれることもある。コロナ期間にゲームに逃げることで心が安定した自分には、とても共感できる言葉だった。
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料理とマラソンの組み合わせですね。 合わないと思ったら合うんですね。 ただ競技に対する気持ちが薄くなった気がします。 何処に焦点を当てるかですけどね。
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こういう青春モノ、好きだー 胸が熱くなって、何度も涙が出た 陸上を続けてきた有望な選手である早馬(そうま)は、高校2年の大会で膝を故障してしまう。1学年下の弟、春馬(はるま)や同級生の助川たちと再び走りたいが、、、 諦める勇気、続ける恐怖。そして、料理との出会い。 再び走る決断をした、最後の箱根駅伝、花の2区。春馬、助川、藤宮、早馬。それぞれ立場が違うし、勝負の世界は甘くないんだと思い知らされる。最後の数ページは何とも気持ちが良かった。 この爽やかな読了感、『瀬尾まいこ』を思い出したなぁ
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早馬が見事に逆転満塁ホームラン的な復活を遂げるのかと思っていた 泣いた 助川が、好きです どうも私は青春小説を読むと、主人公の隣にいる脇役に惚れるタイプの様だ
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高校駅伝好きの 私にとっては とても 楽しく読めました。 でも 先に 箱根編のほうを 読んでしまったので。 ちょっと やってしまったかな。と思いました。 やはり 順番に 読むものですね。 チームⅢも 読んでみたいです。
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兄 眞家早馬は高校陸上部の長距離走トップ選手だったが、膝の故障のリハビリ中に生物教師の担任の差し金で料理研究部の井坂都と出会う。 怪我を理由に陸上から離れようとする早馬は都に料理を教えてもらうことで心の穴を埋めようとしていた。同じく長距離走選手の早馬の弟の春馬はそんな兄を見て苛立...
兄 眞家早馬は高校陸上部の長距離走トップ選手だったが、膝の故障のリハビリ中に生物教師の担任の差し金で料理研究部の井坂都と出会う。 怪我を理由に陸上から離れようとする早馬は都に料理を教えてもらうことで心の穴を埋めようとしていた。同じく長距離走選手の早馬の弟の春馬はそんな兄を見て苛立っていた。そして早馬と同級生で陸上部キャプテンの助川亮介も早馬がランナーとして戻ってくることを願っていた。 都との料理を通じて少しずつ自分を受け入れていく早馬。都も早馬と一緒に料理を作ることで自分の心を安定させていた。 早馬が陸上を離れる本当の理由、そして兄の怪我を自分のせいだと思い詰める春馬、仲間として友として早馬の気持ちが痛いほど分かる亮介、そして料理というつながりで早馬の人生に影響を与える都。 高校駅伝、箱根駅伝を舞台にそれぞれの思いが交錯し、陸上へかける情熱やお互いを認め合う気持ちが溢れてくる。 自分の気持ちに正直になれたとき、苦しみも後悔も解き放たれる。
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2作目の「タスキメシ 箱根」を読んでから、この本を読んだので、個人的には眞家早馬の過去編という感覚で読んでいました。 陸上の駅伝を舞台にした物語ですが、走っているシーンはそんなになく、ダイジェストのようにサラッと流れていました。それよりも青年たちの心の動きを中心に描かれていました...
2作目の「タスキメシ 箱根」を読んでから、この本を読んだので、個人的には眞家早馬の過去編という感覚で読んでいました。 陸上の駅伝を舞台にした物語ですが、走っているシーンはそんなになく、ダイジェストのようにサラッと流れていました。それよりも青年たちの心の動きを中心に描かれていました。読んでいて、青春だなあと終始思っていました。 怪我をした時、将来進もうと思っていた道が断たれたと思った時、自分だったら、どう判断するのか。 主人公の心情が、読んでいて辛かったです。表面では、こう決断したんだと明るく振る舞っていますが、心の中では、複雑な思いが入り混じっていて、何かを諦めた時の自分と重なりました。 てっきり陸上の走るシーンが多く描かれているかと思いましたが、主に4人の登場人物にスポットを当て、さらに手料理を交えながら、物語は進行していきます。この料理が、どれも美味しそうでした。しかも栄養を考えての料理ですし、手軽に作れそうなものばかりで、ちょっと作ってみたくなりました。(ただし、レシピ表はありません。) スポーツ小説ではあるものの、料理という違うところの変化球で、一味違った小説で楽しめました。 ただし、心の動きが丁寧に描かれているのは、高校生の部分で、そこから後半部分は、あっという間に月日が流れていきます。個人的には、もう少しこの部分も丁寧に描いてほしいなと思いました。でも爽快感や甘酸っぱい青春があるなあと思わせてくれてました。
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