カエルの小指 a murder of crows の商品レビュー
最後までどんでん返しのある、好みのタイプのミステリー。だがなぜだか全然はまらなかった。語り手の口調が好きじゃないなとか、登場人物らがあまりにもネタっぽいなとか。読み終わってから前作の存在を知った。前作から読んでたらまだ楽しめたのかな。
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4.5 親指は期待せずに読んでただただ騙された。 小指は期待しすぎてたかも。面白いけど親指は超えなかった
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痛快。気持ちいい! よく練られた展開と強引でないしっかりした伏線の数々。そして狙い過ぎない人間ドラマ。 正に現代のミステリーという感じで良かった! 重厚•骨太なのが1番好きだけどそういうのばかりではもたれるので、時々こういうのが読みたくなる。 (でも決して浅薄ではない)
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「カラスの親指」の12年ぶりの続編。 すっかり前作の内容を忘れていましたが、メンバーがそろう理由を気にしなければ、あまり問題なかったです。 欺きあいの物語だけに何が本当なのかがわからなくなってしまいそうでした。 ラストの章が冗長すぎると思いましたが、さらにオチがあって、心の中がほっこりしました。
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読後感が温かい、こういうミステリーが好きだ。そこに至るまでは欺き合いの連続で意表を突かれっぱなしなのもいい。結局本物のナガミネは取られたものを取り返したから武さんの言う通りそれ以上は追わないのね。
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「カラスの親指」から10年、ちゃんと親指を踏まえて今回の小指が展開するのです。 詐欺師の足を洗って実演販売士の道を倹しく歩んでいる武沢竹夫だが、実演中にチャチャを入れてきた中学生との出逢いが彼を もう一度だけペテンの道を歩く決意に至らしめる! 実はシリアスな背景、事実、事情がどん...
「カラスの親指」から10年、ちゃんと親指を踏まえて今回の小指が展開するのです。 詐欺師の足を洗って実演販売士の道を倹しく歩んでいる武沢竹夫だが、実演中にチャチャを入れてきた中学生との出逢いが彼を もう一度だけペテンの道を歩く決意に至らしめる! 実はシリアスな背景、事実、事情がどんどん明らかになって行くのだが、面白おかしくテンポもよくてページを捲る手が止まらないほど(笑) そして見事に心地よく私たちは作者のペテンに引っかかるのでした。
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カラスの親指の続編らしい。ずいぶん前に読んだので覚えない。。 実演販売武沢のもとへ突然現れたキョウ。母親が詐欺師に騙されて飛び降りたことへの復讐をしたいと。 そこから詐欺師成敗番組との絡み(司会が実の父親だった)やらなんやらで騙し騙され、最後はハッピーエンドだった。 これ確実に数カ月したら詳細忘れてるだろうな。。
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希望のある未来に進みたい一心で仕掛けた大舞台にじんときた。武沢達が本当の家族のようになっていくのが感慨深かった。
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『カラスの親指』の続編。どっちが好みと言ったら前作だけど、こちらも快調に面白い。舞台は前作から10数年後。詐欺師から足を洗い実演販売師という職についた武沢は「実演販売を教えて」と言う謎の中学生キョウと出会う。前作も今作も「優しい嘘」のようなものがベースになっており、読後感が良い。...
『カラスの親指』の続編。どっちが好みと言ったら前作だけど、こちらも快調に面白い。舞台は前作から10数年後。詐欺師から足を洗い実演販売師という職についた武沢は「実演販売を教えて」と言う謎の中学生キョウと出会う。前作も今作も「優しい嘘」のようなものがベースになっており、読後感が良い。前回同様ちょっとしたトリビア的な豆知識も散りばめられ、名言っぽいセリフも印象に残る。それにしても作中の子供達が異様に賢い。まあリアリティを追求する話ではないから全然いいんだけど。あとタイトルの『小指』の意味が最後までわからず。
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電子書籍で。久しぶりの読書だったので、好きな作家の道尾秀介さん。しかも前作も面白かったのでこちらに。途中、『多分どんでん返しあるんだろうなあ』って読み進めましたが、まさかだったなあ。でも、スラスラ読めて、最後やられた割には読後感もよくて相変わらずの水準です。この作家の作風的にはこ...
電子書籍で。久しぶりの読書だったので、好きな作家の道尾秀介さん。しかも前作も面白かったのでこちらに。途中、『多分どんでん返しあるんだろうなあ』って読み進めましたが、まさかだったなあ。でも、スラスラ読めて、最後やられた割には読後感もよくて相変わらずの水準です。この作家の作風的にはこういうライトなんだけど、なんか最後やられる方が好きですね。
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