ムゲンのi(下) の商品レビュー

知念実希人(著者)

2020/10/11

上巻では面白かったもののミステリー好きにとって物足りなさを感じるような作品だったが、下巻では全ては謎とヒロインの世界との繋がりが判明し、なるほど！この作品はこういう話なのかと感じた。
ミステリー？ファンタジー？と思っていた作品がこのような形だったかと思い、面白かった。
下巻冒頭部分の想像を大きく二転三転と覆された。

2020/10/10

うさぎは23年も生きないからおかしい、と思ってからは他にも変な所がないか疑いながら読んだのでとても疲れた。
ファンタジーはやっぱり苦手。

2020/10/07

虚構の世界が複雑すぎて理解追いつかない。ムゲンのiは「無限の愛」だったんだ！推理から冒険ファンタジーに。これはこれでアリか。アニメで見たいかも。

2020/10/06

全てが愛依の頭の中で起きていることがわかったときはガッカリした。しかし、しっかりとファンタジーで回収してくれてよかった。
1人人の精神世界とリアルな世界が繋がりがよい。
ファンタジーの幻想的な世界もなかなか良かった。

2020/10/05

ミステリーとファンタジーがうまく合わせてあり、無限の世界は想像しながら読むのが楽しかったです。
後半は驚く展開も用意されており、ベタかもしれないけど家族とのエピソードにはウルっとさせられました。

2020/09/23

上巻の伏線が回収されるとともに様々なストーリーが次々と繋がっていく。
愛衣と共にイレス患者の人生を追体験し、解決に向かっていく楽しさを味わうことができる。

ただ、上巻から続くファンタジー要素は人を選ぶかなと。（個人的には夢幻の世界だからなんでもありか…と納得させた。）ボリュームがあり情報量も多いため、現実離れした話にどっぷり浸りたい人におすすめ。

2020/09/20

伏線回収。もう一度上巻を読み直したくなった。

一度は向き合うべき現実から逃避してしまったものの、そこから立ち上がり前を向いて生きるには、周りの人たちの愛情が必要なのだと感じさせられた。

それから夢の中の描写がとても綺麗。
色彩やモチーフの使い方が素敵で生き生きと動き出すようだった。

夢の中を主人公と旅してきて、それぞれに明るい面があり、暗い面があり、その割合や恐れているもの、あたたかな記憶など、人の深層心理に触れた気もする。

自分の夢の世界はどんな形をしているのかな。
ククルはどんな姿をしているのかな。
なんて考えるのも面白いかも。

2020/09/13

現実世界の謎解きは、そこそこ面白かったが、最後の対決はファンタジー全開で、ちょっと興ざめ。弁護士・佃のマブイグミのように、もう少し現実に近い方が好きになれたかも。

どんな結末になるのか考えながら読んだものの、最大の種明かしは盲点だった。

2020/09/07

上下巻に分かれているにも関わらず、先が気になってサクサク読み進められました。でも、何度も繰り返し出てくるファンタジーの描写が想像しにくかった（私には、ですが）ので読み返す羽目に。これが数人分続くので、その部分がちょっと億劫だったかな。知念作品にハマり始めたきっかけの作品でした。

2020/08/26

最初読んでいて、ツナグのような短編形式の長編かと思いきや、全てがしっかり繋がっていたし、内容も適度に入り組んでいて全体としては好印象。ただ自分の余り得意でないファンタジー要素が多く、若干イメージが頭の中でできなかった部分もあった。特に最終決戦あたりで。そこが残念でしたが、これは好みの問題。最近この著者の本はよく見るので他にも読んでみたくなったぞ！