紅蓮館の殺人 の商品レビュー
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35時間で焼失する館で起こった殺人事件を解決しようとする高校生の男子二人……の話、かな? 探偵vs.元探偵の話でもある……のか?初めましての作家さん。 以下ネタバレ 謎解き的には面白かった!館のカラクリを解く流れや、集まった人間たちの裏の顔を暴いて行くあたりはワクワクした。 ラストは賛否両論な気がする。気持ちはわかるけど、的な。 あと、キャラが少し好感度低め。ストーリーはいいんだけど、キャラクターがあんまり私的には魅力を感じなくて読んでいるときに楽しくなれなかった。
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私が読んできた中では綾辻行人、青崎有吾に続く第3の「館シリーズ」第一作。 山の中の邸宅、殺人事件、外部との連絡が絶たれたクローズドサークル。 そして山火事という、残り時間が定められてしまう要素も。 大好きな本格ミステリの条件がこれでもかと詰まっている中、事件そのものは勿論堪能した...
私が読んできた中では綾辻行人、青崎有吾に続く第3の「館シリーズ」第一作。 山の中の邸宅、殺人事件、外部との連絡が絶たれたクローズドサークル。 そして山火事という、残り時間が定められてしまう要素も。 大好きな本格ミステリの条件がこれでもかと詰まっている中、事件そのものは勿論堪能したのだが、『名探偵』という存在についてこれほど深く考え、切なくなった作品は初めてかもしれない。 探偵と助手の信頼の深さ、お互いの必要性に感動し、葛城と田所の仲の良さにもニヤニヤしてしまった。笑 最後の最後まで楽しかった一冊。
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2021/02/15 読了。 図書館から。 探偵になりたかったワトソンと 嘘が許せない人見知りのホームズの高校生2人組。 と、真実と探偵から逃げた元ホームズ。 館に揃った面々がどういう人物だったのかってのが、 明かされてから面白く読めた気もするのですが、 揃いすぎな気もして…そこが気になって、 すんなり楽しめなかったです…。 葛城に対してあまりいい印象が持てず、 どちらかというと飛鳥井さんとか小出さんの方が気になるという…。
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全員訳ありだったり、過去の事件と繋がったのは面白かったけれど、登場人物にも言われているとおり、探偵役が若さゆえに感情に左右されることが多い印象があり、観察力の鋭さより目立ってしまったのが勿体ない。 館のギミックが分かりづらいのは自分の理解力の問題。 彼らが続編でどう成長したのかは気になるところ。
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ストーリーや、トリックと面白く読み進めることができました。 ただ、どうしても人物に魅力を感じることが出来なかったです。 好感を持てたのは行動理由がはっきりしていた小出ぐらい。
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…ほんとに94年生まれの人が書いた本?? 言い回しが古いというか、ある意味礼儀正しすぎる。 そして、話に勿論筋はあるんだけど、「推理」とか「謎」に重きをおきすぎてる。…ように思えた。 あと、個人的には「探偵」というものへのこだわりが、こどもっぽいというか。 最終面一歩手前は、「え...
…ほんとに94年生まれの人が書いた本?? 言い回しが古いというか、ある意味礼儀正しすぎる。 そして、話に勿論筋はあるんだけど、「推理」とか「謎」に重きをおきすぎてる。…ように思えた。 あと、個人的には「探偵」というものへのこだわりが、こどもっぽいというか。 最終面一歩手前は、「えぇっ?!」と何度もいっちゃうほどわくわくしたんだけど、 最後はまたこだわりとかそういうとこにいっちゃって…。 不完全燃焼でした。 いや、私の読書のこのみと合わないだけ、なんだろうけど。
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山火事の中で助かるかどうかの極限状態なのに、何か怪しい登場人物ばかり集まった落日館。派手な殺し方と渾身のトリック、と思いきやこの殺人は単なる導入にしか過ぎなかった。いくつもの嘘をふんだんに盛り込んだ本作、謎解きで知る真実に驚きの連続だ。 ただ、嘘がわかる探偵葛城の能力がチートすぎて、読者に謎解きをさせるつもりがないのはやや不満。
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山火事に追われて逃げ込んだ館。文豪が住むその館にはさまざまな仕掛けが施されており、遊び心がいっぱいなのですが。そこで起こるあまりに凄惨な事件、そして刻々と迫りくる山火事。救助が期待できない中、唯一の希望は館にある隠し通路を見つけること。タイムリミットサスペンスのスリルも味わえる本...
山火事に追われて逃げ込んだ館。文豪が住むその館にはさまざまな仕掛けが施されており、遊び心がいっぱいなのですが。そこで起こるあまりに凄惨な事件、そして刻々と迫りくる山火事。救助が期待できない中、唯一の希望は館にある隠し通路を見つけること。タイムリミットサスペンスのスリルも味わえる本格ミステリ。 この館、面白すぎます。あんな事件に使われてしまうのはさすがに恐ろしいですが。ミステリのガジェット好きとしてはこれはたまりません。そして、事件の渦中に居合わせる名探偵。もう望むべくもないシチュエーションなのだけれど、いわゆる「名探偵の悲哀」が描かれているのが重さを感じさせます。何の能力もない凡人からすると憧れにしか映らない名探偵だけれど、その苦悩というのもわからないでもないでしょうか。しかしそれでも謎を解かざるを得ない彼らの宿命は、ミステリに欠かせない存在意義そのものなんですよね。 それにしても、よくぞこれほどまでにさまざまな要素を詰め込めたものです。怪しい箇所はいっぱいあったのだけれど、見抜けたのは半分くらいかな。肝心の事件の部分の謎解きまではたどり着けませんでした。私は名探偵になれません、幸か不幸か(笑)。
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すごい面白い題材だけど、みんな冷静すぎてほんとに山火事になってんの?って思った。 登場人物みんな嫌いで読み進めるの時間かかったけど、秘密が暴かれるところでスカッとする。 最後もよかった。わたしは性格が悪いから。
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視点がよく変わるのに慣れたら推理編までは面白かった。 推理ターンが始まって、このまま終わったらわかりやすすぎると思ったら着地点への着地の仕方が面白かった。 でも探偵たち側が、私にはちょっと面倒臭かった。
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