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麹町中学校の型破り校長 非常識な教え の商品レビュー

4.4

37件のお客様レビュー

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2024/04/02

良い心と良い行い、のところが印象に残った。「偽善」って言葉はわかるけど、みんながみんな聖人君子なわけない、偽善になるから行動しないって意味わかんないなと思っていたが、その疑問について答えを示してもらえた感じがする。心からそう思っていなくても、頭では正しいってわかっているし、心は簡...

良い心と良い行い、のところが印象に残った。「偽善」って言葉はわかるけど、みんながみんな聖人君子なわけない、偽善になるから行動しないって意味わかんないなと思っていたが、その疑問について答えを示してもらえた感じがする。心からそう思っていなくても、頭では正しいってわかっているし、心は簡単に変えられるものじゃない。「心と行動が一致した状態」じゃなくてもいいんだ、と思わせてもらった。 それと「言葉」についてもっと意識的にならなきゃなとも思った。自分の言動が相手にどう思われるか、客観的な視点もつことはいつまでも必要だと思う。 自分の子ども自体を振り返りながら読むと、グサッと刺さるところがたくさんある。そんな自分を受け入れながらいい大人にならなくては。そして、将来生まれてくる子どもには良い距離感で接せられるようにしたいと思う。

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2022/09/11

何のために=目的 が忘れられて、手段ばかりになっている学校現場 シンプルに。 子どもの自立と自律 そのためには、 子どもが自分でやってみるしかない。 どうする?考えて 違いを乗り越えて 失敗して 自分と周囲のことを知って。 大人は子どもの声を聞いてアドバイスする 総合...

何のために=目的 が忘れられて、手段ばかりになっている学校現場 シンプルに。 子どもの自立と自律 そのためには、 子どもが自分でやってみるしかない。 どうする?考えて 違いを乗り越えて 失敗して 自分と周囲のことを知って。 大人は子どもの声を聞いてアドバイスする 総合的な学習の時間を もっと活かしたい。

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2022/08/14

何をするにも目的が一番。 子育ても、何を目的とするのか。ついつい、口を出したり、躾と称して色々とやってしまう。手段の目的化になってしまっていないか、具体的な事例も載っていて参考になる。 一番印象的だったのは、幸せと不幸の線を大人が引いてしまうこと。子どもが転んでしまって、慰め...

何をするにも目的が一番。 子育ても、何を目的とするのか。ついつい、口を出したり、躾と称して色々とやってしまう。手段の目的化になってしまっていないか、具体的な事例も載っていて参考になる。 一番印象的だったのは、幸せと不幸の線を大人が引いてしまうこと。子どもが転んでしまって、慰めるのは不幸なことだと子どもに教えてしまっている。特に、何も反応しなければ、不幸とは思わなくなる。 学校もそうだが、子育ての親として、仕事をしている職場の最上位目的は何なのか。常に意識したい。

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2022/04/01

☆人のせいにしない、主体的にに課題解決に挑むことができる子。違いを尊重し、地道な対話を通じて、合意形成をはかることができる子。 ☆しつけの最上位目標 「これは何を目的として子どもを叱ろうとしているんだっけ?」 ☆1命に関わる危険なことはしない2人権的に反することはしない(犯罪、差...

☆人のせいにしない、主体的にに課題解決に挑むことができる子。違いを尊重し、地道な対話を通じて、合意形成をはかることができる子。 ☆しつけの最上位目標 「これは何を目的として子どもを叱ろうとしているんだっけ?」 ☆1命に関わる危険なことはしない2人権的に反することはしない(犯罪、差別、いやがらせ、無視) ☆差別をしないとは知識と技能です。心のあり方ではありません。 ☆ストレスには積極的コーピング。主体的に問題を解決する姿勢。 ☆言葉と行動を変えようと繰り返し意識し続けていると、自分そのものが変わる。 ☆①人は皆違うと理解する②感情をコントロールする重要性を教える③対立があったときの合意形成のはかり方を学ぶ ☆動かない人がいるのは当たり前。動かない人をその気にさせるには、目的、理由、目標を腑に落ちるものにしないとダメだ ☆時間は有限。 ☆うまくいかないことがあったときに自分で解決しない子に育ってしまう。不幸を感じるのが得意な子になる。 ☆子どもの中に「ネガティブなものとして捉えられている弱点を克服しようとしているポジティブな自分」がメタ認知として定着 ☆最後は家族全体の幸せ

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2022/02/13

宿題-- わかりきっていることをやるだけ、宿題だから、ただやるだけだったら意味がない。時間の無駄。 わからないところをわかるようにしてね。と声かける。わからなかったら自分で調べる。本で調べる、ユーチューブで調べる、人に聞く。 非認知スキル-- 感情をコントロールする力、人を動か...

宿題-- わかりきっていることをやるだけ、宿題だから、ただやるだけだったら意味がない。時間の無駄。 わからないところをわかるようにしてね。と声かける。わからなかったら自分で調べる。本で調べる、ユーチューブで調べる、人に聞く。 非認知スキル-- 感情をコントロールする力、人を動かし、協力させる力、ゼロから価値を生み出す力、情報活用力

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2021/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

マスコミで有名な、元麹町中学校校長の著書 変えた事 ・定期テスト廃止、宿題廃止、頭髪・服装の校則廃止、固定担任制廃止 変えなかった事 ・自立した子供を育てる 自分の学習スタイルを確立させる。要領をつかむまでが勝負 1日の時間割は生徒に考えさせる。自分で決めたのだから必然的に守る。 狭める程広がる。広げる程狭まる。一芸を突き詰める。 リフレーミング:子供に変化が現れないならその行動はやめる。やって変化があるものは続ける。

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2021/08/01

「当たり前」を疑うことは、これから先の社会を担う子どもたちを育てる立場である教師にとって、無くてはならない考え方だ。 工藤勇一校長は、宿題や校則、年間行事、期末テストなど、当たり前のように行われている取組が、本当に子どもの力になっているのか、見つめ直し、改革していった。 この...

「当たり前」を疑うことは、これから先の社会を担う子どもたちを育てる立場である教師にとって、無くてはならない考え方だ。 工藤勇一校長は、宿題や校則、年間行事、期末テストなど、当たり前のように行われている取組が、本当に子どもの力になっているのか、見つめ直し、改革していった。 このように、まずは、どこに問題があるのか見つけるところから始めるとよいだろう。 渡辺道治先生が述べる「足並みバイアス」が学校現場のどこに存在しているのか、その問題を明らかにするところから始めよう。 問題点を見つける際に大切な視点としては、「伸ばしたい子どもの力」を育てるための取り組みになっているかどうか。 過去の実体験や慣習は、半分信頼できるが、半分信頼できない。 本当に効果的かどうか、吟味する必要がある。

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2021/03/06

何度も「そうだそうだ」と共感しながら、一気に読み終えました。学力もしつけも人間関係も、その本質を見極めること、最上位の目的は何かと考えること、優先順位を適切に決めることを忘れずに、子どもたちと接していこうと思います。

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2021/03/06

2021.3.4 中学校の改革の話かと思って読み始めたら、子育てにも言及していて、わかりやすく非常に参考になる話ばかりだった。 とても良い本だったのに、自分の語彙力のなさで的確な感想が書けなくてくやしい。この本はぜひ手元に置いておきたいので購入しようと思う。 私も学校の一律教...

2021.3.4 中学校の改革の話かと思って読み始めたら、子育てにも言及していて、わかりやすく非常に参考になる話ばかりだった。 とても良い本だったのに、自分の語彙力のなさで的確な感想が書けなくてくやしい。この本はぜひ手元に置いておきたいので購入しようと思う。 私も学校の一律教育には非常に疑問を持っていて、同じ疑問を工藤先生も持っており、風当たりは強くても信念を持ってさまざまな改革をしたことに感動した。 意味のない漢字の書き取りや、揚げ足取りのようなテストの採点、誰得の作文や読書感想文など、クソ食らえと思う教育がたくさんあるが、子供が入学するまでに改善していると良いなと思う。 何が子供のためになるのか、親もしっかり子供と向き合って自分のことは自分でできる、自分のことは自分で考えられる頭を持った子供に育てていかねば、と強く思った。(既存の教育方法から抜け出せない学校にとっては煙たい親になるかもしれないが…) とはいえ、親も完璧ではないし、子供も完璧ではない。優先順位を考え、的確なアドバイスができて信頼される親になりたいと思う。

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2021/03/02

目からうろこだった。宿題のくだりは、自分も中学時代に納得できず、結果、宿題がない高校を選んで進学した経験があったので、問題点がわかりやすく言語化されていて何度もうなずきながら読んだ。 手段を目的化して押し付けることがないようにしたい。子どもを持つ世代にはもちろん、組織にも通じる示...

目からうろこだった。宿題のくだりは、自分も中学時代に納得できず、結果、宿題がない高校を選んで進学した経験があったので、問題点がわかりやすく言語化されていて何度もうなずきながら読んだ。 手段を目的化して押し付けることがないようにしたい。子どもを持つ世代にはもちろん、組織にも通じる示唆に富んでいる。 ・自分で考えて、判断し、行動できる力 ・学習習慣とは、必要に応じて主体的に勉強できること ・学びとは、わからなかったことがわかるようになったとき、はじめて成立するもの ・現状の教育が最上位の目的にかなっているのか、当事者意識をもって問い直していかねばならない ・子どもにはあれもこれも押し付けてしまいがち。尖るためには多くの時間を割く必要がある ・無意識に口にする価値観の目的を冷静に考える ・協調性とは目標を達成するための手段であって、目的ではない

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