わたしを支えるもの コミックエッセイ の商品レビュー
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病院の待ち時間にするするっと読んだ。 誰の心の中にもありそうな(でも表に出ない)静かで優しい部分を、そっと掬って見せてもらえたような気持になる。
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ようやく読んだ。 40代のリアルが淡々とつづられる。 子ども時代がとても遠く感じたり、親との関わりが変わったり。 老いて死ぬまでの道筋が見えてきて、いったいどうすれば穏やかに過ごせるか、いつまで自立して生活できるかがきになってくるものなので、すーちゃん自身も、かかわる友人たちの...
ようやく読んだ。 40代のリアルが淡々とつづられる。 子ども時代がとても遠く感じたり、親との関わりが変わったり。 老いて死ぬまでの道筋が見えてきて、いったいどうすれば穏やかに過ごせるか、いつまで自立して生活できるかがきになってくるものなので、すーちゃん自身も、かかわる友人たちの心の内もなんとなく理解できるような気がするのだった。 おはなしに登場する、辰巳さんの『あなたのために』はいい本です。新玉ねぎのスープを作ろうとしているのでは?という描写もあり、思わずにんまり。
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私もすーちゃんと同じ、40代、ひとり暮らし。 共感できることだらけで、嬉しかったり、切なかったり… 同シリーズの他の作品も読みたいと思う。 ってか、早く読まなきゃいけない気がする。
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うん。うん。うん。 『もうしばらく黙っておこう。大丈夫ってまだ言わないでおくために』 その気持ちを相手が分かってくれていることもあることも思っていたい。
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すーちゃんシリーズの中で、今回は何気ない一言が数も深さもダントツでグサグサきました。 特に、自分がさわ子さんと年齢がほぼ同じなので「この先」に対する何とも例えがたい気持ちが言葉にされている箇所はひたすら頷きながら読んでいました。 そしてすこぶる健康で健在だと思っている両親に少し思...
すーちゃんシリーズの中で、今回は何気ない一言が数も深さもダントツでグサグサきました。 特に、自分がさわ子さんと年齢がほぼ同じなので「この先」に対する何とも例えがたい気持ちが言葉にされている箇所はひたすら頷きながら読んでいました。 そしてすこぶる健康で健在だと思っている両親に少し思いをはせました。 文庫になるのを気長に待とうと思っていたところふと衝動的に買ったけど、自分にとっては今このタイミングで読めてよかったです! 辰巳芳子さんのスープ本ほしくなったな…
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すーちゃんも確実に歳を取り、自分は独身ではないけど、すーちゃんの気持ちもあるあると共感。 今回は再会した土田くんとのあやうい関係にドキドキした。 流されないすーちゃんは偉い。 寂しさに負けて、ますます寂しい、なんてやだ。 これからもすーちゃんと一緒におばーちゃんになりたい。
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スーちゃんも40歳になりました! おめでとう。 迷いもするし、不安もあったけれど、そこを通りぬけて、「いつかすーばあさんになるんだ」というページに、プラチナのしおりがあったら挟みたいと思いました。 土田さんは私を支える人じゃない、土田さんを支える人は他にいると気づくところには金のしおりを。 気づいた時点で、もう会わないと言えるすーちゃんは、保険をかけ過ぎない人生を生きてるなあと思います。
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久しぶりのすーちゃんシリーズ。すーちゃんは40歳になりました。益田ミリさんのシリーズでは、私はすーちゃんシリーズが1番好きです。 何気ない日常の中で皆、色々思うと思うけれど、それを言葉にするのって難しい。それをすーちゃんが代弁してくれてるような、そんな感じ。 すーちゃんが&q...
久しぶりのすーちゃんシリーズ。すーちゃんは40歳になりました。益田ミリさんのシリーズでは、私はすーちゃんシリーズが1番好きです。 何気ない日常の中で皆、色々思うと思うけれど、それを言葉にするのって難しい。それをすーちゃんが代弁してくれてるような、そんな感じ。 すーちゃんが"自分"と会話しているときに「友達をひとりつれて生まれてきたということでもあり、その友は死ぬまで一緒にいてくれる」と思います。ホント、確かにな〜と。辛いときも楽しいときも、ずっと一緒だった自分、これからもよろしく!と思いました。 そして、土田くんも出てきます。すーちゃんの気持ちを思うと複雑ですが、それでよかったんだよって言ってあげたいです。
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とても良かった なかなか自分で気付けないことがふっと書いてあって じんわりと染み込んで気持ちが良い 時折ふと読んでからだに染み込ませたい本です 40代の自分にとても大切なはなし
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すーちゃんは一人暮らしのまま40歳になり、自分が歳を重ねるにつれて周りの人も調子を崩したりするのをみて、切なさを感じ、漠然とこのままでいいのかな?と思ってヨガを再開してみたり、かと思うと昔好きだった人と再会して心揺らいだりと、微妙な心の変化を感じています。すーちゃんの先輩のさわ子...
すーちゃんは一人暮らしのまま40歳になり、自分が歳を重ねるにつれて周りの人も調子を崩したりするのをみて、切なさを感じ、漠然とこのままでいいのかな?と思ってヨガを再開してみたり、かと思うと昔好きだった人と再会して心揺らいだりと、微妙な心の変化を感じています。すーちゃんの先輩のさわ子さんはアラフィフという年になり老後のことを考えては漠然とした不安を覚えて思い悩む日々を送ってました。そんな中でも親の入院をキッカケに傾聴ボランティアに挑戦するようになります。 誰も避けて通れない老いという問題に対して目を背けることなく向かい合いながら、すーちゃんもさわ子さんも自分の生きる姿勢を正していくようになります。 すーちゃんと土田さんの関係にハラハラしましたが、きちんと答えを出してホッとしました。 辛いことがあると自分の好きなもの(押し、など)を自分の心の支えにしようとしていた時期が私もありましたが、私自身が病院に入退院を繰り返すようになって感覚が変わりました。そんな時期だったので、この漫画の内容がとても心に染みました。静かに内側からじわっと力が湧いてくるようです。
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