劇場 の商品レビュー
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最初の主人公が歩くシーンはダラダラと難しい言葉も並んで純文学ぽくしんどかったが、最後彼女を必死に引き留めようと長々と必死に今後やりたいこととか語って説得しようとする主人公が人間らしくて良かった 又吉さんは劇も造詣があるのだな
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「沙希の声はラジオのなかから聞こえてくるようだった」主人公と沙希がもう届かないところにいるということが感じ取れてしまってグッとくる表現だった。 主人公と沙希の出会いから別れの訪れまでを結構リアルに表現していて、2人の不思議で特殊な出会いと対比されているように感じた。気のせいかも...
「沙希の声はラジオのなかから聞こえてくるようだった」主人公と沙希がもう届かないところにいるということが感じ取れてしまってグッとくる表現だった。 主人公と沙希の出会いから別れの訪れまでを結構リアルに表現していて、2人の不思議で特殊な出会いと対比されているように感じた。気のせいかもしれないけど。終わりが切ない。和解はしたけどもう戻せない関係という感じがして、胸がきゅっーっとなる。
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永くんが面倒臭い人間すぎてとてもイライラしました!!!!沙希ちゃん壊れちゃったじゃん。 この2人はなんだかかわいいね。 この小説に出てくる人間たちは又吉さんの創作物だけど、世の中には本当に永田みたいに思考の海で泳いでる人もいるのでしょうかね。生きるの苦しそうだな。 火花に比べると...
永くんが面倒臭い人間すぎてとてもイライラしました!!!!沙希ちゃん壊れちゃったじゃん。 この2人はなんだかかわいいね。 この小説に出てくる人間たちは又吉さんの創作物だけど、世の中には本当に永田みたいに思考の海で泳いでる人もいるのでしょうかね。生きるの苦しそうだな。 火花に比べると、読むのにかなり時間がかかりました。又吉さんが他にどんな文章を書くのか知りたいので、明日また次の本をゲットしてこようと思います。
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主人公の男が全然好きになれないヒモ男で、彼女が可哀想に感じてしまった。 ラストの台詞、感動に持ってきたいのかもしれないけど、だったらなんで今までそうしなかった?と思ってしまった。
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永田がどうしようもなくクズで沙希ちゃん 早く逃げてって!思いながら読んでたけど実際離れそうになるとすごく切ない気持ちになってしまった なんなんだろうこの感情は‥ 最後は復縁してほしかった 切ない
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火花に続いて又吉さんの作品を読了。 物語を最後まで読んで、『永田1番嫌いなタイプやわぁ』と思う。 でも実際は相手には自分の心の中、逆に自分からは相手の心の中なんてのは完全にはわからない。 永田は相手にもズケズケと自分の言いたいことを言えるってある意味羨ましい。(でも言った後に高確率で自己嫌悪に陥っているが。) あとがきに書いてあった文章『その狂気にも似た純粋性に触れた瞬間、なんだか泣きそうになった。この人の中に演劇があるのではなく、この人が演劇そのものだとわかってしまったから。』 この一文でなんか腑に落ちました。
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人生で読むべき本だとYouTuberさんがおすすめしていて、レビューも涙腺崩壊する!と良い事が沢山書いてあったので、期待しながら読んでみました。期待し過ぎたというか、恋愛小説だと思っていなかったので、苦手な分野でした。これは、男の人には刺さるのかもしれないですね。女の私からすると...
人生で読むべき本だとYouTuberさんがおすすめしていて、レビューも涙腺崩壊する!と良い事が沢山書いてあったので、期待しながら読んでみました。期待し過ぎたというか、恋愛小説だと思っていなかったので、苦手な分野でした。これは、男の人には刺さるのかもしれないですね。女の私からすると、こんな男の理想を絵に描いたような女の人はいない!そして、大体こういう夢追いかけてヒモになってしまう男の人に一途な人もいない。(私の偏見かもですが…)と、冷めた気持ちで頑張ってなんとか読み終わって、え!?どこで泣くの!?となりました… 自分は人とは違う何かを持っているっていう気持ちは少しは理解できるんだけど、そこまで自分には酔えないよ。若い子が読んだら面白いと思うのかもしれないけど、とにかくあんな女性はいない!!(笑)
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永田の人とは違う特別でありたいって想い強すぎ。 沙希の永田が言うことは何でも受け入れるのが理解出来なかった。 上京して何となく都会に馴染んできてる自分に違和感を覚えて、そんなとき永田ってゆー異質な者に出会ったことで彼の特異さに惹かれたのかな、、 永田が沙希を笑わせようするくだりは...
永田の人とは違う特別でありたいって想い強すぎ。 沙希の永田が言うことは何でも受け入れるのが理解出来なかった。 上京して何となく都会に馴染んできてる自分に違和感を覚えて、そんなとき永田ってゆー異質な者に出会ったことで彼の特異さに惹かれたのかな、、 永田が沙希を笑わせようするくだりは漫才を見てる感じで面白かった!
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芥川賞受賞作『火花』に続く又吉直樹の小説。売れない劇作家の男・永田と、女優を志し上京してきた女・紗希が恋に落ちる話。映画が面白かったのですぐに原作も買って読んだ。 又吉の作品は『火花』しか読んだことがなかったのだけど、今回は特に又吉節が効いている気がした。感情に従順な人間を恐怖...
芥川賞受賞作『火花』に続く又吉直樹の小説。売れない劇作家の男・永田と、女優を志し上京してきた女・紗希が恋に落ちる話。映画が面白かったのですぐに原作も買って読んだ。 又吉の作品は『火花』しか読んだことがなかったのだけど、今回は特に又吉節が効いている気がした。感情に従順な人間を恐怖の対象として見ていた主人公こそが、最も自分の感情に従順だったという落語のようなオチで、これぞお笑い芸人の作品だなぁ〜と涙腺をグリグリされながらも笑みがこぼれおちた。
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うーん。 私は好きじゃなかった。。 沙希ちゃんの気持ちがわからない。 好きなことに真っ直ぐな人は素敵だと思うけど、 永田の私生活のだめっぷりが受け付けなかった。。 そこが印象的過ぎて、終盤まで恋愛小説だということに気づかなかった。。 私なら自宅に転がり込んで生活費出さない時点で 冷めちゃうよ沙希ちゃん。と思いながら読んだ。 とは言いつつも、自分も夢を抱いて出てきた身だから、直視したくない感情を永田が吐き出しているのが受け付けない理由なんだと思う。 時が経ったら再読してみよう。
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