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木曜日にはココアを の商品レビュー

4.2

1377件のお客様レビュー

  1. 5つ

    530

  2. 4つ

    520

  3. 3つ

    232

  4. 2つ

    27

  5. 1つ

    7

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2024/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

以下、気になった分を引用します。 「私のやりたいことは、まだこの幼稚園にたくさんある。それが私の、ここにいる「理由」だ。」 「あの子が大きくなるたびに私、娘だからじゃなくて人として好きだわって、何度も思うもの。」

Posted byブクログ

2024/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何かの拍子にこの本を知って、以来ずっと読みたかった本。 たまたま図書館にあるのを見て借りてきた。 もう、素敵。もうね、素敵よ。 こんな緩やかに自然なリレー形式で進む小説も珍しいし、始終温かい空気が漂う。 最後から二番目のお話で涙が出そうになった。それまでのお話で蓄積した優しさが、一気に押し寄せてきた。 6話目の「半世紀ロマンス」で、敬語終わりの独白から始まったことに警戒したけど、全く素敵な内容で終わった。 同じ形式で、優しいこと言ってる風で実は虐待に近いことをしていた、なんて展開があったもんだから、この章を読み終えるまでずっと心臓バクバクした。 そして12「恋文」でようやく気付く。 扉?のところにそれぞれ色と場所が書かれているのね。それぞれのお話の特徴を捉えているから、また読み返してみるとちょっとした楽しみを味わえそう。 お互いにココアさん、と呼びあっているのには笑ってしまった。 なんて微笑ましいんだ。

Posted byブクログ

2024/02/20

月曜日の抹茶カフェを先に読んでしまったので順番が逆に。 月曜日の抹茶カフェと全く同じ構成で、またもや最初と最後の主人公が初めから両想いパターン…。 ひとつひとつのストーリーが浅いし、ストーリーごとの繋がりもなんだか普通。ただ友達の友達の友達の…ってやっているだけみたい。 なんだ...

月曜日の抹茶カフェを先に読んでしまったので順番が逆に。 月曜日の抹茶カフェと全く同じ構成で、またもや最初と最後の主人公が初めから両想いパターン…。 ひとつひとつのストーリーが浅いし、ストーリーごとの繋がりもなんだか普通。ただ友達の友達の友達の…ってやっているだけみたい。 なんだか絵本を読まされている気分になった。ただ綺麗ってだけで感じるものが何もない。むしろ絵本の方が深みがあるような…。

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2024/02/19

とってもお洒落な小説だなぁと思いながら、読み進めていくと、登場人物に繋がりがあることに気づき、それがなかなか複雑に絡み合ってて、「後で整理しよう」と思いながら読み進めていきました。 読み終わってからメモ紙に書き出してわかったのですが、お手紙交換していたのは2組だったのですね〜(笑...

とってもお洒落な小説だなぁと思いながら、読み進めていくと、登場人物に繋がりがあることに気づき、それがなかなか複雑に絡み合ってて、「後で整理しよう」と思いながら読み進めていきました。 読み終わってからメモ紙に書き出してわかったのですが、お手紙交換していたのは2組だったのですね〜(笑) 世代もどうやら3世代?2世代半?くらい離れているんですよね。 作者の中では、きちんと設定されていて、世代が違う人たちをうまく絡ませていく、やっぱり作家さんはすごいですね。 作者の青山美智子さんは、シドニーで勤務されていたそうで、とてもシドニーが詳しく書いてあるのも納得でした。うちの娘も今、オーストラリアにワーキングホリデーで滞在していることもあって、日本とオーストラリアは案外身近な存在なのだなぁと思いました。 このお話の中で私が好きなのは、 「ラルフさんの一番良き日」 ラルフさんがイケメンではないところがとっても良いです。そして陽だまりのような笑顔と恋に奥手なところがまたすごく良い。ラルフさんがハッピーエンドになって、読んでいて幸せな気持ちになりました。 もし、オレンジ色のキッチンカーを見つけたら、「ラルフさんだ!!」って、絶対買いに行きます。 あ、マーブル・カフェのワタルくんがイケメンなのはそれはそれですごく良いです♡♡ そしてちょこちょこあちこちに登場するホクロのあるマスター、彼が実は京都出身なので、続編が「抹茶」と京都絡みになるようですね。 次も楽しみです(^^)

Posted byブクログ

2024/02/19

各章が少しずつ繋がっていて、それでいて全く違う視点で、一つ一つ心温まる心打たれる話が凝縮されていました。

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2024/02/18

読み始めたら止まらなく、最後まで一気読みしました。 孤独を感じさせず、世界は誰とでも繋がっているという事を感じさせる内容でした。 カフェの店員から始まり、章が進むたびに色々な物語の世界を見ることができて、一つ一つが暖かい物語で読みやすかったです。 ページ数も多くなく、スキマ時...

読み始めたら止まらなく、最後まで一気読みしました。 孤独を感じさせず、世界は誰とでも繋がっているという事を感じさせる内容でした。 カフェの店員から始まり、章が進むたびに色々な物語の世界を見ることができて、一つ一つが暖かい物語で読みやすかったです。 ページ数も多くなく、スキマ時間にもサクっと読めるので、忙しい大人や中高生にも良い本だと思います!

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2024/02/15

なにかのアンソロジーで既読のものもあり、懐かしい感じですんなり物語の世界に入り込めた。マーブル・カフェ、もっと言えばカフェのマスターを起点として少しずつ重なる人と人との心のつながりの物語。誰が何をするわけでもないが、何気ないひと言や振る舞いが、あたたかく波及してどこかに影響を及ぼ...

なにかのアンソロジーで既読のものもあり、懐かしい感じですんなり物語の世界に入り込めた。マーブル・カフェ、もっと言えばカフェのマスターを起点として少しずつ重なる人と人との心のつながりの物語。誰が何をするわけでもないが、何気ないひと言や振る舞いが、あたたかく波及してどこかに影響を及ぼしていくような、静かで緩やかな愛にあふれている。

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2024/02/15

表紙ミニチュアアート田中達也。東京・シドニー,マーブルカフェで繋がる縁。子供の弁当作りに苦戦するキャリアウーマンなど,頑張る人を応援する心温まる物語。(1.店長ワタル視点12.ココアさん視点)

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2024/02/13

終始温かい本に初めて出会いました。自分自身、ハッピーエンドなどの話は苦手だと勝手に思っていたのですが、全くそんなことはなくとても幸せな気持ちです。

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2024/02/12

2024/02/12 マーブルカフェという景色のいいカフェの定位置にいつも来る女性のお客さん(ココアさん)に恋心を抱く店長のお兄さんから始まり、そのカフェに来る人や関わりのある人たちの織りなす思いやりに溢れた12個のエピソードからなる小説です。 これもまたずっと書店で見かけて気に...

2024/02/12 マーブルカフェという景色のいいカフェの定位置にいつも来る女性のお客さん(ココアさん)に恋心を抱く店長のお兄さんから始まり、そのカフェに来る人や関わりのある人たちの織りなす思いやりに溢れた12個のエピソードからなる小説です。 これもまたずっと書店で見かけて気になってたものの読めずにいた一冊ですが読み終わってやっぱり早く読んでおけば良かったと後悔。 それぞれの人物のエピソードがとても読みやすく、なおかつ、心から温かくなるようなエピソードが詰まっています。 一つ一つの話も微妙につながっていてこの登場人物たちはそれぞれが認識していないところのどこかしらつながっているというのも面白味を増しているように思います。

Posted byブクログ