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危険なビーナス の商品レビュー

3.6

223件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    86

  3. 3つ

    87

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

    3

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2022/02/03

テレビドラマを見てから読んだのでどうしても主役が妻夫木聡で変換されてしまう。ストーリーは知っているが意外にも読み進んだ。

Posted byブクログ

2022/01/16

ドラマを先に見ました。 まさにドラマの原作のような物語 ライトな物語で、昔のようなヒューマンドラマや考えさせられるような重いテーマでもなく、サクッと展開していきます。 ストーリとしては、 弟の明人と結婚したという楓が、独身獣医の伯朗を訪ねてきます。 その相談内容は明人の失踪。 ...

ドラマを先に見ました。 まさにドラマの原作のような物語 ライトな物語で、昔のようなヒューマンドラマや考えさせられるような重いテーマでもなく、サクッと展開していきます。 ストーリとしては、 弟の明人と結婚したという楓が、独身獣医の伯朗を訪ねてきます。 その相談内容は明人の失踪。 明人は矢神家の莫大な遺産を相続することになっているが.. 失踪の原因は矢神家なのか? 犯人は矢神家の誰かなのか? 楓は本当に明人の妻なのか? 重要なものとは? さらに、伯朗と明人の母親の死の真相は? といった展開です。 しかし主人公の伯朗の描き方がいまいち。 女性に対する考え方どうなの? 下心見え見え!軽薄な印象 さらに楓 こんな人いる? ドラマはすごく頑張ってた(笑) というところで、全くリアリティのない物語でしたが、楽しめました。 ウラムの螺旋については、Wikiで調べました。 こうしたネタは好き(笑)

Posted byブクログ

2022/01/03

展開が気になってスラスラ読めたけど、犯人と動機は地味だった。東野圭吾だから期待値が高すぎたかもしれない。

Posted byブクログ

2021/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

保守的で至極男らしい伯郎という主人公が突如現れた弟(明人)の奥さん(楓)と共に失踪した明人を探すのだが、遺産相続や会社の継承、そして母親の不自然な死など 様々な問題に直面し苦労する姿がリアルに描かれている。楓の妖艶で魅力的な雰囲気や節々に出る感性や適応能力、狡猾さに伯郎は心奪われ、ときには当初の目的をも 忘れてしまう。紆余曲折しながらもたどり着いた結論の末に待っていた驚きの真実とは。 コナン然りミステリーはほとんどの場合犯人が身近にいる人であり、主人公と一緒に問題を解決していくので仲間だと錯覚してついつい油断してしまう。その油断こそが 犯人の目論見であり、ミスリードを促す。あとで読み返してみると犯人の行動がだんだん死神に見えてきて、恐ろしく感じてしまう。 危険が及ぶ前に死神の存在に気付くことはできないか。それは常に他人に対して懐疑の目をかけるほかない。人間を生かすのが人間であると同時に、殺すのも人間である。 利己的でずるがしこい人間に対して、信じれるのは自分だけだと言い聞かせることで回避できるものがあると思う。 この本の教訓として、他人をすぐに信用しては危ない、いざというときに頼れるのは自分であることが挙げられる。

Posted byブクログ

2021/12/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『危険なビーナス』 東野圭吾 〇本について ミステリー小説。登場人物が複雑な人間模様を織りなし、たくさんの伏線が張り巡らされ、恋愛エンターテインメントとミステリのふたつの面を併せ持つ秀作です。 主演 妻夫木聡さん、ヒロイン 吉高由里子さんで今放送されている、TBSドラマ日曜劇場『危険なビーナス』の原作です。 〇あらすじ (妻夫木聡さん演じる)惚れっぽい独身獣医の伯朗の元に現れたのは、疎遠になっていた弟の妻だという(吉高由里子さん演じる)美女・楓。 その楓から結婚報告、弟・明人の失踪、義父の康治の危篤を矢継ぎ早に知らされ、明人の捜索を手伝わされるはめになる。 少し天然かと思いきや、必要ならば嘘もつき、思いがけず頭が切れる楓に振り回されつつもどんどん楓に惹かれていく伯朗。 矢神一族の勇磨も首を突っ込んできて、勇磨と楓の距離が近づきやきもきする伯朗。 混乱する恋の行方に加え、浮かび上がってくる謎の数々。 恋愛エンターテインメントミステリです。 〇選んだ理由 ちょうど今ドラマで放送されていて、本が苦手な人でも読みやすい本だと思ったからです。実際に私もドラマから入ったけれど、ある程度ドラマで内容を理解してから本を読むと、楽しく読むことができました。 重いテーマではあるが、ちょっと残念なキャラの伯朗と小悪魔的キャラの楓との恋の予感があったため、意外とマイルドに読めました。 〇感想 読み始めは、遺産相続をめぐるドロドロした話だと想像していましたが、全然違いました。 いかにも何かありそうな矢神家のクセの強い面々のもつ秘密が、実はそうでもなかったり、撒いた伏線が不発で、最後の最後で思ってもみない展開になって、面白い作品でした。 「サヴァン症候群」「ウラムの螺旋」「フラクタル図形」のような、唐突に出てくるミステリアスなワードに知的好奇心をくすぐられました。日常生活ではまず目にすることがないだろうワードに出会える作品です。 原作とドラマの内容も一部異なっているので、ドラマをみている人もぜひ読んでみてほしいです!

Posted byブクログ

2021/12/03

すぐに話に引き込まれ、先の展開が気になり一気読みした。 犯人の影が薄く、あっさりと幕が閉じてしまった。

Posted byブクログ

2021/11/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画「レインマン」でダスティン・ホフマンが演じたサヴァン症候群の患者がカギになる。画家だった主人公の父は脳の治療で後天的にこの病気を発症し、「ウラムの螺旋」と呼ばれる素数を配列した精緻な絵を描きあげていた。 勇磨が伯郎と楓の調査に加わる400ページくらいまではワクワク読み進めていたが、ラストまでの回収が強引で残念だった。関係者がなぜ1度も更地になった(はずの)実家を訪れていなかったのか、が一番の謎。

Posted byブクログ

2021/11/22

ドラマ観賞後に再読。 複雑な人物相関図だが、ドラマのおかげで理解しやすかった。 そしてほぼ忠実に映像化されていたことも実感。 いや、ドラマの方がハラハラさせる仕掛けが多かったかも。 要所要所のセクハラっぽい表現がちょっと引っかかるが、 そうか、ビーナスってもち肌だよなぁと表紙...

ドラマ観賞後に再読。 複雑な人物相関図だが、ドラマのおかげで理解しやすかった。 そしてほぼ忠実に映像化されていたことも実感。 いや、ドラマの方がハラハラさせる仕掛けが多かったかも。 要所要所のセクハラっぽい表現がちょっと引っかかるが、 そうか、ビーナスってもち肌だよなぁと表紙を見ながら思った。

Posted byブクログ

2021/11/15

なぜ弟がいなくなったのか?最後まで一気に読ませる。犯人の動機が少し弱い気がしたが、東野圭吾さんは目新しい題材を探してそれをミステリーに仕上げる巧さと、獣医さんのお仕事の描写が面白くて読み進んでしまう。

Posted byブクログ

2021/11/09

好きです。こっち系の東野圭吾も。 色んな要素が入り組んでいて、ミステリーだけど何かほんわかとした人間味のある感覚があって、最後にはキュッと纏めてくれる。やっぱり面白かった!

Posted byブクログ