危険なビーナス の商品レビュー
獣医である男の元に年の離れた義弟の妻と名乗る女性が現れて…というミステリー。 科学、家族を結びつけ読みやすい文章で読者に提供して貰えるのでありがたい。 キチンと伏線が回収されているのが良い。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
東野圭吾作品、安定の面白さ。 今回も予想を裏切られる犯人でした。 途中、この人怪しいよねと思わせられるところにまんまと引っ掛かりました。 ただ、他の東野圭吾作品と比べると、読了後の「あ〜〜面白かった!」というすっきり感があまりなく。 特に、失踪した弟の妻の楓さんのキャラが自分の中で作りあげきれなかったのと、予想外の結末ではあったものの、そこまで惹かれる設定ではなかったかな・・・。
Posted by
ドラマを観てから読んだので、完全にキャラクターを思い浮かべながら読み進めてました。 楓はカーリーヘアって書いてあるけど、カーリーヘアって何だ?クルクルしてるやつ?さすがにドラマではこの部分は寄せられなかったのね(笑) 若干、ドラマの方が内容も盛ってあり、映像映えするようなってたの...
ドラマを観てから読んだので、完全にキャラクターを思い浮かべながら読み進めてました。 楓はカーリーヘアって書いてあるけど、カーリーヘアって何だ?クルクルしてるやつ?さすがにドラマではこの部分は寄せられなかったのね(笑) 若干、ドラマの方が内容も盛ってあり、映像映えするようなってたのかなーと。でも、本と補完し合って面白かったです。 最後の謎解きは、本の方があっさりしてたので、え、これで終わりなの?と物足りなさも。
Posted by
最近の東野作品の感じがします 並立でいくつかの話が進行し、訳の分からないまま最後に一気に解決 万々歳! それと明らかに映像化を意識したキャラクターたち ちょっと露骨
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ただの事件のお話だったら少し弱くて面白くなかったかもしれないけど、恋愛要素的にラストが良かったし、兄弟愛的なのも良かった。結ばれてくれー!!!!!
Posted by
人気の東野圭吾さん。 なんかドラマにしたらいいように思いながら読んでたら、やっぱりドラマ化されてたのですね。 楽しくサラッと読めました。 楓さんは誰が演じたのかな。調べたら吉高由里子さんでした。なるほど。
Posted by
テレビドラマを見てから読んだのでどうしても主役が妻夫木聡で変換されてしまう。ストーリーは知っているが意外にも読み進んだ。
Posted by
ドラマを先に見ました。 まさにドラマの原作のような物語 ライトな物語で、昔のようなヒューマンドラマや考えさせられるような重いテーマでもなく、サクッと展開していきます。 ストーリとしては、 弟の明人と結婚したという楓が、独身獣医の伯朗を訪ねてきます。 その相談内容は明人の失踪。 ...
ドラマを先に見ました。 まさにドラマの原作のような物語 ライトな物語で、昔のようなヒューマンドラマや考えさせられるような重いテーマでもなく、サクッと展開していきます。 ストーリとしては、 弟の明人と結婚したという楓が、独身獣医の伯朗を訪ねてきます。 その相談内容は明人の失踪。 明人は矢神家の莫大な遺産を相続することになっているが.. 失踪の原因は矢神家なのか? 犯人は矢神家の誰かなのか? 楓は本当に明人の妻なのか? 重要なものとは? さらに、伯朗と明人の母親の死の真相は? といった展開です。 しかし主人公の伯朗の描き方がいまいち。 女性に対する考え方どうなの? 下心見え見え!軽薄な印象 さらに楓 こんな人いる? ドラマはすごく頑張ってた(笑) というところで、全くリアリティのない物語でしたが、楽しめました。 ウラムの螺旋については、Wikiで調べました。 こうしたネタは好き(笑)
Posted by
展開が気になってスラスラ読めたけど、犯人と動機は地味だった。東野圭吾だから期待値が高すぎたかもしれない。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
保守的で至極男らしい伯郎という主人公が突如現れた弟(明人)の奥さん(楓)と共に失踪した明人を探すのだが、遺産相続や会社の継承、そして母親の不自然な死など 様々な問題に直面し苦労する姿がリアルに描かれている。楓の妖艶で魅力的な雰囲気や節々に出る感性や適応能力、狡猾さに伯郎は心奪われ、ときには当初の目的をも 忘れてしまう。紆余曲折しながらもたどり着いた結論の末に待っていた驚きの真実とは。 コナン然りミステリーはほとんどの場合犯人が身近にいる人であり、主人公と一緒に問題を解決していくので仲間だと錯覚してついつい油断してしまう。その油断こそが 犯人の目論見であり、ミスリードを促す。あとで読み返してみると犯人の行動がだんだん死神に見えてきて、恐ろしく感じてしまう。 危険が及ぶ前に死神の存在に気付くことはできないか。それは常に他人に対して懐疑の目をかけるほかない。人間を生かすのが人間であると同時に、殺すのも人間である。 利己的でずるがしこい人間に対して、信じれるのは自分だけだと言い聞かせることで回避できるものがあると思う。 この本の教訓として、他人をすぐに信用しては危ない、いざというときに頼れるのは自分であることが挙げられる。
Posted by