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危険なビーナス の商品レビュー

3.6

223件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    86

  3. 3つ

    87

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

    3

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2023/04/23

久しぶりに小説を読んだ。流石の東野圭吾作品で、すらすらと読み進められました。 まさかのヒロインの正体で、大どんでん返し。想定外の人物で、驚いた。 母親の死の真相については、動機付けが弱い感じがしたなぁ。あっさりとしていると言うか。

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2023/01/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白い! まさかの正体! 本当に賢いのは明人だと思っていたが… 警察側の起点が効いているミステリは初めて見ました。 難しすぎず、意外と単純な話で、ふわっと終わりました! 恋愛ものも入っているので、その部分も楽しめた! 少し時系列が分からなくなったところがあった。 396P 研究から手を引くと言い出したのは禎子と康治が結婚する前のことと書いてあるのに、 伯郎が猫の研究を見たのは何故だろう? その疑問点は解消されなかった。

Posted byブクログ

2022/12/13

主人公が獣医ということもあり、診療する様子の描写からは、何の知識もなく安易に動物を飼うことへの警鐘のようにも読めました。 物語は、長年疎遠にしていた主人公の弟が失踪し、弟の妻を名乗る女性からの一本の電話から始まります。 怪しいと思えるいくつかの物事と弟の失踪の関連が解らず、主人公...

主人公が獣医ということもあり、診療する様子の描写からは、何の知識もなく安易に動物を飼うことへの警鐘のようにも読めました。 物語は、長年疎遠にしていた主人公の弟が失踪し、弟の妻を名乗る女性からの一本の電話から始まります。 怪しいと思えるいくつかの物事と弟の失踪の関連が解らず、主人公同様に翻弄されながら読み進めると、全く予想もつかない結末に行き着いて驚きました。 個人的にはこの女性も疑っていたけれど、まさかの展開ですっかり騙されました。 面白かったです。

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2022/11/27
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全体的に内容は面白かった!! ただ、楓の口調がちょっとラノベキャラ風でなんとなく東野圭吾の作風に合わない気がして読んでいて違和感を感じた。 また惚れっぽい主人公の伯郎の女性を見る視点が気持ち悪いなと思った。美人・不美人であまりにも露骨に態度に出過ぎていて小説内のキャラとはいえ、生理的に無理だなと思った。

Posted byブクログ

2022/11/22

最初は動物の事が色々書いてあり、 何の話しなのかと思っていたが、 読み込むうちに楽しくなってきた。 が、話が長過ぎる感じもしてしまい。 2の評価にしました。 個人の感想です。

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2022/12/11
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まず、惚れっぽい主人公が読んでいて気持ち悪い。 もちろんそれだけでこんなに評価が落ちることはないので、どういった点が面白くなかったかある程度自分の中で整理してみた。 第一に、患者が連れてくる動物等の説明など、物語の進行において不必要な描写が多すぎる。 第二に、オチやそれにまつわる回想がよくある2時間ドラマの内容であること。 お世辞にも面白いとは言えない出来であると思うので、この感想を見た方は他の作品を読むことを強くお勧めします。

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2022/10/29

序盤〜中盤は冗長な印象だったが、 終盤、ストーリーの全体像が見え始めてからは あっという間に読み終わってしまった。 スッキリした終わり方でよかった。 ただ、何回も読み直したいという作品ではなかった。 確かに最後の数ページはどんでん返しだったが、 どんでん返しを求める人には物足...

序盤〜中盤は冗長な印象だったが、 終盤、ストーリーの全体像が見え始めてからは あっという間に読み終わってしまった。 スッキリした終わり方でよかった。 ただ、何回も読み直したいという作品ではなかった。 確かに最後の数ページはどんでん返しだったが、 どんでん返しを求める人には物足りないと思う。

Posted byブクログ

2022/10/24
  • ネタバレ

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東野圭吾氏の作品にはいつも驚かせられます。後半部のツイストもさることながら、やはりその画力、映像力には驚かされます。作品を読むと、いつも絵が思い浮かびます。 ただし、今回はTBSの日曜劇場でのドラマ化のパワーが、書籍を圧倒したように思います。 ・・・ ということで、先にドラマを見ていたもので、本を読んでもドラマの絵しか思い浮かびません笑  主人公の伯朗は三十代半ばの独身貴族ですが、ちょっとむっつりスケベな獣医さんで、ペットの飼い主や会う人会う人、決して口に出さないまでも下心いっぱいで見つめます。やれ胸がデカそうだとかそういう類の話。男性諸氏は心当たりがあるかと思います笑 作中ではその心情がト書きのごとく表されています。ドラマでは妻夫木聡さんが、このあたりのむっつりさ加減をコミカルに演じます。 もう一人、弟の嫁を名乗る楓。小説では空気読まないちょっと「変わった」感じの女性として描かれています。本を読む限りは、すこし変わっているけどむしろその奥に潜む芯の強さが感じられる女性という印象。こちらはドラマでは吉高由里子さんが演じます。ドラマを見たときは、役柄か彼女自身のイメージか、ズレた感が気になり微妙な配役かもなあと思ったのですが、原作を読むと非常に納得感のあるキャスティングであると感じました。 ・・・ ドラマはドラマでよかったのですが、終盤のクロージングが非常に駆け足だった気がしました。従い、鑑賞後に結局誰が悪者だったのか私はすぐに忘れてしまったのですが、今回本作を読むことで改めて事件の建付けがどうなっていたのかをじっくり理解することができました。 ・・・ ということで、相変わらず面白い東野作品でした。ガリレオシリーズもよいのですが、それ以外も偶にはいいですね。

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2022/10/12

久しぶりに著者のシリーズ物以外を 読みました。 内容は安定の面白さでさすが!って感じ。 強いて言うならタイトルをバシっと 決めて欲しかったですかね。 どちらかというと安全なビーナスでしたね。

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2022/06/19
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ドラマ化もされた東野圭吾の小説。 今までの東野圭吾とは違い、義弟の失踪の真相を明らかにするために謎の美女と一緒に解き明かしていくという物語のため、印象的なイベントが起こりづらく読みにくい印象があるかもしれないが、文体のわかりやすさで苦痛にはならないような工夫がされている。 遺産相続がテーマの作品だが、サヴァン症候群などの東野作品で特徴的な理系要素が入ってきていてとても面白かったです。まさか犯人の正体が矢神家の人間ではない所や、楓の正体が警察官で潜入捜査として伯郎のそばに近づいたというところがとても面白かったです。人間が手を出してはいけない分野に手を出そうとした結果起きる悲劇がとても切なかったなぁと、探究と制御がせめぎ合う中でそれをどのように選択するのかを誤った結果が非常に苦いものだと感じた。 東野圭吾作品は、全作品制覇したいのでこれからも積極的に読んでいきたいです。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 手島伯郎:中村悠一 矢神楓:早見沙織 矢神明人:小野賢章 矢神康治:古川登志夫 矢神勇磨:杉田智和 矢神波恵:勝生真沙子 支倉隆司:速水奨 支倉祥子:田中真弓 支倉百合華:佐倉綾音 矢神牧雄:津田健次郎 矢神佐代:ゆきのさつき 兼岩憲三:中田譲治 兼岩順子:くじら 矢神康之介:大塚芳忠 手島禎子:小山茉美 仁村香奈子:朴璐美 池田幸義:緒方賢一 蔭山元実:小清水亜美

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