危険なビーナス の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2023/10/08

大好きな東野作品なのに珍しく全然読み進められなかった。
ドラマを途中まで見たが、つまらなかったので小説の方もその印象があって余計つまらなく感じたのかも…
でも２／3を読んだあたりからは急に面白くなってきてそこからはあっという間に読了。
弟明人の妻を名乗る楓がとにかく胡散臭いと思っていたし、このキャラクター自体があんまり好きじゃないと思っていたけから余計に。
最後は東野作品らしく、そうきたかー！となって、結果的には面白かったですが、東野作品の中ではうーん…という感じでした。
（2023/10/8、他の読書管理サイトからお引越し。レビューは読了当時の記録。）

2023/10/01

まさに東野圭吾らしい推理小説でした。
楓の存在が怪しかったり、明人が居所がわからなかったり、それを最後まで上手く明かさないまま謎のまま持っていくところ、構成やストーリー展開はやはりうまいなあと思ったのでした。

2023/09/09

東野圭吾の作品の中では読者に優しい謎で、解決パートより前にヒントが多くちりばめられている。それゆえに推理小説をあまり読んだことがない人に刺さるかと言うと、文章量が多く読破できないことが予想される。自分的には主人公の性格と解決パートでの働きぶりに翻弄されたので程々には楽しめた。

2023/08/15

後半まで謎、解けんくない？！って焦ったけど、するんと結末までいった感覚。東野圭吾の書く一族、揃いも揃って性格悪くてたまんないよね。

2023/08/12

登場人物の関係が複雑で覚えるのが苦手な私には難しかったです。アット驚くほどでないかもですが、なるほどって思いました。先日テレビでもやっていたのと似た数学の話も出てきて、さすが東野と思ってしまいました。

2023/07/26

遺産相続ものは金持ち一家じゃないから親近感湧かなすぎて苦手だったけど、これは後半からどんどん面白くなってたった
おそらくビーナスの存在が魅力的だったからだと思う

2023/07/19

タイトルみただけで買ってみた一冊。

予想外の結末だった話でした。

話の内容はスッキリして終わり「あーそうなんだ」と読み終える事はできる。

でも主人公の獣医師のなんか操られていて頼り感がないのと、弟の妻の喋り口調や、獣医師を手のひらで転がしてる感、なんか裏がありそうな人物像があり、主人公2人に好感はなかった。

ちょっと前に読んだ東野さんの小説が「ラプラスの魔女」は脳の手術の成功例、今回の「危険ビーナス」は脳の手術が成功したしなかった話
そんな感じがした小説でした。

2023/07/17

ミステリーとしてはおもしろかった。
でも惚れっぽいという伯郞もそんなではなく、なんとなく女っ気と軽さを出したいから楓がいる感じ。
東野圭吾作品特有の人情をもっと強く出してくれてたらよかったかも。

2023/06/21

複雑な家族関係、家系図無いとわからなくなってしまうので苦手ですが、家系図書いてあっと言う間に完読。楓と蔭山君、2人の女性がいいキャラでその2人に振り回される伯朗、面白かったです。

2023/06/07

（自分用メモ）

主人公の女性に対する愛が強すぎて嫌気が刺したが、真犯人や問題解決が綺麗にまとまっていて結果的に良かったと感じる。

サヴァン症候群やウラムの螺旋など普段生活している中では、知ることのないような知識が書かれていて読んでいて面白かった。
知らない知識+フィクションが物語を面白くさせているのではないかと感じた。

明人という面白そうなキャラクターが描かれているシーンが少なく、秀才であるとされている姿をより描いていても良かったのではと感じた。

少し終わり方が綺麗すぎたのとメタ感があったのが残念である。

もう一度読み直して物語を通して心に引っかかっているのがなんなのか理解したい。