失われた地図 の商品レビュー
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日本各地に発生する謎の“グンガと呼ばれる旧軍隊の記憶の化身達と戦う一族である元夫婦達のお話。 大阪や川崎とか実際の地名が舞台で、その現実世界にファンタジー要素が上手く相まってて、テンポもよくて読みやすかった。 物語は、日本各地のグンカと戦いながら話が展開されて、最後の舞台は六本木で結末はどうなるのかな?って思ったら、突如出現した大量のグンカ達。向かうその先には2人の息子の俊平が。最後その息子が鮎観やグンカ達に対して満面の笑みで"ダイジョウブ”と言い残して、能力の兆しが現れて物語は終わるという。いや読了後に、は!?って言っちゃったよ!笑。 息子が2人の仕事の恐怖の感情を読み取って、異次元の彼らを呼び寄せてしまうのが離婚理由って書いてたから最後息子が関係するとは思ったけど、あまりにも意味不明すぎる。解説求めて調べたけどそういう終わり方らしい。 折角設定も面白くて本編であんなに盛り上げたなら、もう少し最後を丁寧に書いてほしかった。 私的にはざっくりしすぎて不完全燃焼でした、、。 でも作者の文や言葉遣いは綺麗だったのが印象的でした!
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うーん、イマイチよくわからなかった。 最後はいきなり終わったので、え?これで終わり?!っめなったし。 設定は面白いけど、もう少し深掘りして欲しいしアクションシーン的な所は興奮もなく。。という感じだった。
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図書館でたまたま目に止まって読んでみた作品。 ブクログの評価をチェックしてから読めば良かった。皆さんの評価通りだった… 物語に登場する「裂け目」「グンカ」という独特のワードも、最後までわかったようなわからないような。 鮎観と遼平がやっている仕事(?)もどうなったら完結なのかわから...
図書館でたまたま目に止まって読んでみた作品。 ブクログの評価をチェックしてから読めば良かった。皆さんの評価通りだった… 物語に登場する「裂け目」「グンカ」という独特のワードも、最後までわかったようなわからないような。 鮎観と遼平がやっている仕事(?)もどうなったら完結なのかわからないままに終わってしまった。 不完全燃焼。
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恩田陸氏による2017年の作品。 異世界から「裂け目」を通じてこの世界に侵入し凶事を起こす輩たち。それらを察知し、戦う「力」を持った一族が居た。その末裔の鮎観(あゆみ)、遼平、浩平ら、個性的な人物が難局に立ち向かう。 ・・・ 勝手にカテゴライズさせていただくと、本作、恩田氏の頻出ジャンルの一つ「異能力系」に分類されるでしょう。 主人公らは、一ページ目から既に戦いのさなかに放り込まれており、生きるため・家族を守るために戦わねばならない。その異能を発揮しつつ、周囲には隠れつつ、正義を守る、こんな感じです。 戦い、情愛、そしてちょっとギャグが入っており、テレビアニメのような印象の作品でした。近年見たものでいう東京喰種(東京グール)みたいな感じでしょうか。印象、パッと見な感じだけですけど。 章のタイトルもややアニメ化を意識しているようにも見えます。 第一話 錦糸町コマンド 第二話 川崎コンフィデンシャル 第三話 上野ブラッディ 第四話 大阪アンタッチャブル 第五話 呉スクランブル 幕間 横須賀バビロン 第六話 六本木クライシス ・・・ で、本作ですが、他の異能力系の作品と比べると、ちょっとインパクト少ないかな、と感じました。 凶事が起こることを察知する能力と、その元凶である「裂け目」を閉じる能力の二つ。つまり基本的に悪に対して防戦一方。 氏のこれまで類似の異能力系の作品で言いますと『エンド・ゲーム 常野物語』『常野物語 蒲公英草紙』『光の帝国 常野物語』が印象深いのですが、あちらですと遠視だったり空を飛んだり、能力のバラエティが多くてアクションも多彩な絵柄になりそうだな、と感じました。 ただ、本作は一族結婚した鮎観(あゆみ)と遼平が、子を設けたのちに離婚、さらに鮎観は再婚(非能力者と)したことになっています。このあたりの人間ドラマは続編を予感させもしますね。 ・・・ ということで比較的新し目の恩田作品でした。 しかしこの方、本当に多産。本作は2017年発表ですが、その年は他にも3作、計4作を発表なさっています。単純平均で四半期ごとに一作。いやー、きちんとご飯食べているんですかね? ご自愛頂きたく思います(余計なお世話ですね)。
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恩田陸さん作のダークファンタジー。雰囲気は常野物語シリーズのエンドゲームに近い。 1話関係の連作短編だが、最後の最後で話をひっくり返してきて、気になる終わり方で終了。続編に期待したい一冊。
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直木賞受賞作品というので手に取ってみた。 中盤くらいまでは何が何だかわからないまま読み進め、なんとなく「裂け目」「グンカ」の意味するところが分かりかけてきた。終盤どのように回収されてくるのかと思ったが抽象的なままで消化不良。
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恩田陸風のオカルト異能力バトルもの…ってジャンルでいいんだろうか。キャラクターはみんな恩田陸っぽいけれど、どこか世界観が合ってないようにも感じてしまう。設定とかは物凄くひかれる感じであるものの、急に離婚だの再婚だのと現実に引き戻されてしまうのがちょっともったいない。でもまあ息子さんの能力がそれに関わるから仕方ないのかもしれない。でももうちょい上手くやれたら面白かったのになあと思った。呉の大和は息子の能力でいいのかな?あとラストが打ち切りエンドみたいだった。びっくりした。
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恩田陸さんの、薄気味悪い雰囲気を醸し出すファンタジー、結構好きで、昔常野シリーズも夢中で読んだことを思い出します。ちょっとスズメの戸締りに似てるかも、と思いました。 今作の一族の背負った業とは、何に端を発しているものなのか、これから彼らは、日本は(もしかしたら世界も?)どうなって...
恩田陸さんの、薄気味悪い雰囲気を醸し出すファンタジー、結構好きで、昔常野シリーズも夢中で読んだことを思い出します。ちょっとスズメの戸締りに似てるかも、と思いました。 今作の一族の背負った業とは、何に端を発しているものなのか、これから彼らは、日本は(もしかしたら世界も?)どうなっていくのか、息子の俊平が魅入られたメンドウとは何なのか。恩田先生のことですから全部は書かないだろうな……とおもいつつ、続編があればもう少しこの世界を味わってみたいと思いました。
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現代版日本昔ばなしのような印象。ある能力は遺伝によって受け継がれる。その能力を持った人たちにしか見えない敵と戦い続ける物語。夫婦の関係が壊れていく様が悲しかった。
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街や人影、日常のどこかに潜む「グンカ」と闘う一族の物語。 読みながらエンドゲームを思い出した。 常野物語を能力バトルものと分類していいのか分からないけど、恩田さんのこういうファンタジーは好き。キャラクターはみんな割とラフに話しているのに文章全体から仄かな緊張感や重暗さか伝わって...
街や人影、日常のどこかに潜む「グンカ」と闘う一族の物語。 読みながらエンドゲームを思い出した。 常野物語を能力バトルものと分類していいのか分からないけど、恩田さんのこういうファンタジーは好き。キャラクターはみんな割とラフに話しているのに文章全体から仄かな緊張感や重暗さか伝わってくる感じが良い。 果たして、俊平が救世主になりうるのか
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