上流階級(其の一) の商品レビュー
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存在は知っていたものの、文字通りゆりかごから墓場まで、お客様に寄り添う究極のサービス業である外商の仕事に驚嘆。シリーズ、読み進めたい。 「教養とは、頭の中に詰め込んだテキストではありません。教養とは、振る舞いです。手間ひまをかけた身なりと、正しい日本語と、落ち着き」 百貨店が最も重要視すべきサービスとして語られているけれど、何も百貨店に限ったことではなく、人と相対するすべての場面で同じことが言える。胸に刻みたい。 ところで、2022年には、伊勢丹新宿本店においては、5%の上顧客が売上高の50%をも占めている、とのこと。衣料品ブランドのデパートからの撤退が相次ぐ中、いまデパートを支えているのは、ほぼ外商と催事と食料品ということか。 もう、これ、立派な店舗の存在価値は…と、思ってしまうけれど、歴史ある実体あってこその上顧客、維持し続けなければならないたいへんさよ。
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想像以上に面白かった 親戚が外商からしょうもない物を買わされた事があったのであんまり好きではなかったが印象が変わった 本当に客に寄り添って何でもやるの面白い 取り扱う額がとんでもないからそれで利益が出てるのはわかるけどもう少し安価で外商さんを使えるサービスがあったら良いなとは思...
想像以上に面白かった 親戚が外商からしょうもない物を買わされた事があったのであんまり好きではなかったが印象が変わった 本当に客に寄り添って何でもやるの面白い 取り扱う額がとんでもないからそれで利益が出てるのはわかるけどもう少し安価で外商さんを使えるサービスがあったら良いなとは思う 超高級品取り扱うのにあんなに薄給とは恐れ入る 自分の年収を軽く超す商品をポンポン買われたら精神的に来そう
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YouTubeで外商の密着動画を見て読みたくなった。 外商員すらあまり見かけないから全部が新鮮で面白かった!ケーキ売りだった主人公がいきなり外商員に抜擢され、社長賞を取るという設定はすこしありえない気もするがドラマのようでアリだと思った。続きがあるっぽいから読んでみたい。
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Audibleで鑑賞 1巻から続けて聞きましたけど、 主人公の本当に前向きな姿に感動しました ある意味、それだけ仕事に邁進できることがうらやましい ナレーションも本当によかった。 読了後とっても前向きになれるほんとに良い小説でした 著者の作品はトッカンも見ましたが、非常に期待でき...
Audibleで鑑賞 1巻から続けて聞きましたけど、 主人公の本当に前向きな姿に感動しました ある意味、それだけ仕事に邁進できることがうらやましい ナレーションも本当によかった。 読了後とっても前向きになれるほんとに良い小説でした 著者の作品はトッカンも見ましたが、非常に期待できる作家さんだと思います
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お仕事小説に入るのかな? デパートは母が働いてたし、バイトもしてたしで、親近感はあるけど、外商なんて縁はないなぁ。 知らないブランド名もたくさん出てきて、楽しめました。 シリーズモノなので、次読もうっと。
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外商さんなんて縁もない生活をしているし、存在も知らなかったけどとても読み易かった。男の世界で頑張る主役を応援出来ました。続きも楽しみ。
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百貨店の外商のお話。自分には一生関わることのないであろうお仕事。まさかそんな事までするの!?といった感じのお仕事内容に驚きです。知らない世界を知れるというのはとても楽しい。 そして何より尊敬します。また、数々の有名ブランドが出てきますが知っているものもあればもちろん関わりがなく知...
百貨店の外商のお話。自分には一生関わることのないであろうお仕事。まさかそんな事までするの!?といった感じのお仕事内容に驚きです。知らない世界を知れるというのはとても楽しい。 そして何より尊敬します。また、数々の有名ブランドが出てきますが知っているものもあればもちろん関わりがなく知らないものまで。 気になってGoogleで調べたりしました 勉強になる本です
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百貨店外商の世界。高い買い物をすれば外商さんがつくかもしれないけど、本当の外商さんとのお付き合いはそんなものではない。本物の「上流階級」を教わった。
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『上流階級 富久丸百貨店外商部 其の1』―百貨店の裏側で繰り広げられる、一人の女性の挑戦 『上流階級 富久丸百貨店外商部 其の1』は、高殿円氏が描く百貨店外商部を舞台にした独特の世界への誘いです。物語の中心は、洋菓子部門での成功を経て外商部に配属されたバツイチ女性・鮫島静緒。彼...
『上流階級 富久丸百貨店外商部 其の1』―百貨店の裏側で繰り広げられる、一人の女性の挑戦 『上流階級 富久丸百貨店外商部 其の1』は、高殿円氏が描く百貨店外商部を舞台にした独特の世界への誘いです。物語の中心は、洋菓子部門での成功を経て外商部に配属されたバツイチ女性・鮫島静緒。彼女の前に広がるのは、日本一の高級住宅街・芦屋のセレブたちが織りなす、予測不可能なドラマの数々です。 静緒のキャラクターは、読んでいると自然と天海祐希さんを思い浮かべてしまうほどの強さと魅力を持ち合わせています。ただ、このイメージは個人的な感想であり、実際に物語を読むことで、各人が異なるキャラクター像を思い描くことでしょう。驚いたことに、この作品が過去にドラマ化されていたことを後から知りましたが、それも納得の内容です。 物語を通じて、外商という特殊な仕事の世界を垣間見ることができ、知らなかった百貨店の一面を知ることができます。特に、物を売る仕事の真髄に迫る静緒の奮闘は、読む者に多くのことを考えさせてくれます。 販売という仕事の本質を、静緒の活動を通じて見ることができます。彼女が顧客の求める「体験」を提供しようと努める姿は、単に商品を売る以上の意味を持ちます。金額の多寡に関わらず、顧客に喜びや満足をもたらすことが、販売員としての真の成功であるという真理が、読者に強く響きます。 この物語を読むことで、外商という職業が単なる物売りではなく、顧客との深い関係性を築き上げることがいかに重要かが理解できます。静緒が顧客と接する中で見せる、細やかな配慮や深い洞察力は、すべての販売員が目指すべき姿勢を示しています。 大好きなシリーズの一つとなったこの作品は、次巻への期待を大いに膨らませてくれます。『上流階級 富久丸百貨店外商部』シリーズは、これからも読者の心を掴み続けること間違いなしです。顧客と真摯に向き合い、そのニーズを満たそうとする静緒の情熱は、多くの読者にとって大きな魅力となるはずです。仕事に情熱を注ぐすべての人におすすめの一冊です。
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百貨店にも行かず高級ブランド?ロレックスしか知らない…な小娘なので、作中で表現される商品描写の2割も理解できないまま読み始めた結果、中盤までは読んでて辛かった。 なにせ駆け出し冒頭は鮫島も上手くいかないことが多い。そのうえ、問題がどんどんと現れていくパートとはいえ、何一つ解決しないまま次に次にいってしまうのでもやもやがすごい。さらにその問題の一部が、加齢とか、結婚とか、恋愛向き不向きとか、子供が妊娠がとか、個人的にうぅ…(呻き)となるようなことばかりだからこと更に辛い。 あ、取り上げられた!解決策につながっていくか?と思いきや、まぁ人間の思考とは往々にしてそういうものなんだろうけど、さら〜っと違う話題に流れて言ってそっちが取り沙汰されて言ってしまう。現実逃避で小説の世界に入る人間からして、現実問題を引っ張ってこられた挙句解決もなくツライツライと言うだけ言って、話を流され勧められていくほどしんどいものはなかった…… ただやっぱり終盤に行くにつれてスカッとする展開が気持ちよかった!桝家との関係性が良くなったのは鮫島にとっても転機だったし、二人の掛け合いは一気に大好きになっちゃった。お酒片手にする軽口の応酬もいいし、かと思えば人生に対して強くて熱い口調でいい言ったりもする。桝家の普段表にはしないけどしっかりと持ってる考え方とか、それを聞いてムキになるんじゃなく「確かにそうかも」って受け入れて口にできる鮫島の強さもいい。 読んでいて、物語展開的に面白いと感じられてきた場面って、やっぱり桝家の協力は大きくそれで上手くいったってとこが多い気がする。でもそれは、鮫島が毎日毎日必死で仮面ライダーのベルトを問い合わせる努力をしていたからだし、殴られに行く覚悟で絶対に島田に頭を下げないと決めていた鮫島の覚悟があったからだし、っていう、本人が故の関係性の構築なのもしっかり分かって良かった。一緒に暮らしてなんか距離近くなって何故か親密になる、みたいなあやふやなものより私は好き。 そして最後になるけど、葉鳥さん……かっこえええ………
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