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旅ドロップ の商品レビュー

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62件のお客様レビュー

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2024/09/22

この本を読んだからか、旅に出たくなり勢いのまま、ほとんど調べず行きたかった場所へ向かう。 御朱印も集まり、知りたかった事も深掘りできた。有意義な旅になった。家族は私に振り回されてうんざりしてたけど。

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2024/08/06

旅の思い出って色褪せないのだなと感じた。それは小さなカケラかもしれないけれど、いつまでもずっと心に時めくものである気がして、私もそんな煌めきを見つけに知らない国へ行ったり、はじめての景色を探しに旅しようとおもった。知らない国のバーに1人で入るなんて、格好いいなぁ

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2024/07/29

同じ場所でも人それぞれの旅があるので、旅のエッセイは楽しい。色々な場所に旅をして、色々なことを思う江國香織さんの文章が心地よかった。行ったことのない場所に想いを馳せることもできた。 旅先で出会う人のことは忘れても、出会った動物のことは忘れないというのは、私も同じだった。私は、北...

同じ場所でも人それぞれの旅があるので、旅のエッセイは楽しい。色々な場所に旅をして、色々なことを思う江國香織さんの文章が心地よかった。行ったことのない場所に想いを馳せることもできた。 旅先で出会う人のことは忘れても、出会った動物のことは忘れないというのは、私も同じだった。私は、北海道で出会ったキタキツネの顔が、未だに忘れられない。 気持ちが一番わかったのは、「旅が好きなのに、旅から帰ると嬉しいのはどういうわけだろう。」ということだった。帰るとまた現実が待っているのに、なぜか安心してしまう。家があり、自分の居場所があることは、やはり一番落ち着くことなんだろうと、私も思った。『旅のドロップ』というタイトルが、とても素敵で、自分も旅をしている感じが味わえる1冊だった。 2016年から2019年に『旅のライブ情報誌』に 書かれたエッセイ36編と番外篇のエッセイと詩3篇。

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2024/07/17

旅のエッセイといっても、旅行記でなく、地図から、インターネットラジオから、時にはお菓子のパッケージから。ふわっと異国の地に思いを馳せ、旅をした時の思い出が香ってくる。手放しで旅行ができなくなった生活の中で、少し異空間の空気に触れて、非日常を味わえる。なんとも贅沢な時間だった。 な...

旅のエッセイといっても、旅行記でなく、地図から、インターネットラジオから、時にはお菓子のパッケージから。ふわっと異国の地に思いを馳せ、旅をした時の思い出が香ってくる。手放しで旅行ができなくなった生活の中で、少し異空間の空気に触れて、非日常を味わえる。なんとも贅沢な時間だった。 なんといっても江國さんの文章が好き。きれいで、洗い立てのふわっとしたタオルみたいに、、心地いい。あー、こんな文章書いてみたいなぁ。

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2024/06/24

旅に出たくなる。 この本の影響で、世界各国のラジオを聞いたり、家にいながら世界旅行を味わえることをやるようになった。 江國香織さんの本はまだあまり読んだことがないので、他の本も読みたい。

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2024/06/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

旅エッセイ。 国内や海外での一コマ。 最初の夜の新幹線はさびしいで、短い言葉なのに、その空間にいるような感覚になる、江國さんすごい。 お友達の真理ちゃんと一緒に行ったパリの地下鉄に怯んだとき、 私たちは東京ガールなのよ、東京の複雑な地下鉄を日々乗りこなしているんだから、こんなパリの地下鉄なんてへっちゃら と言った言葉が印象的。

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2024/06/09

小さな物語のような37篇の旅エッセイ集。詩から始まり、歌や古文の思い出、場所の思い出、人の思い出等々盛りだくさん。そのどれもが2~3ページで簡単にまとめられており、あっさり楽しめた。

Posted byブクログ

2024/04/10

旅って非日常で楽しいけれど、旅慣れしていない私には緊張が勝つ場面も多く、筆者のようにわくわくで旅したいなぁ… 旅の記録をつけて自分の旅ドロップをためてみたい。写真はたくさん撮れるけど、旅先で感じたことや思いは薄れていきますもんね。 「MAPS」で私も勉強しよう。

Posted byブクログ

2024/04/07

江國香織による旅のエッセイ。 印象に残ったのは、女子中学時代に出会った友だち真理ちゃんと20歳過ぎに出掛けたヨーロッパ旅行。 パリでは冷淡にあしらわれ、地下鉄の窓口の係員と押し問答して切符を買わなくてはいけなかったり、構内は不潔、ジプシーの子どもたちに財布を盗まれそうになったりと...

江國香織による旅のエッセイ。 印象に残ったのは、女子中学時代に出会った友だち真理ちゃんと20歳過ぎに出掛けたヨーロッパ旅行。 パリでは冷淡にあしらわれ、地下鉄の窓口の係員と押し問答して切符を買わなくてはいけなかったり、構内は不潔、ジプシーの子どもたちに財布を盗まれそうになったりと、散々な目に合って、ビビりの香織さんが「もうタクシーに乗ろうよ」と言った時に、真理ちゃんが「私たち、東京ガールなのよ?東京の複雑な地下鉄を乗りこなしているんだから、こんなのへっちゃら!」と言ったそうで、真理ちゃんカッコいい!と思いました。 最後の章のイタリアからアフリカへの旅も真理ちゃんとなのかな。これが最高の読後感。 半信半疑で旅立ち、怖い思いをしても、なんとかなって帰ってこられる、これぞ旅の醍醐味!と思いました。

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2024/04/07

好きな本。 短篇で読みやすく、なかなか読書時間はないけれど、活字を読みたい自分にとってありがたい構成でした。 いろんな街の名前が出てくるが、旅も好きだけど、なかなか旅に行けない今の自分を楽しませてくれました。

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