生のみ生のままで(上) の商品レビュー
まだ、上 しか読んでいないのでどうだか…!という感じですが、区切り方がもう少しひねられていたらもっと積極的になれていたかも! 下 では、彩夏のコンプレックス(幼少期からの親との関わり方‥)などがもっと行動の裏付けとして文章に露呈されるのを期待しています、設定があんましみえないな〜...
まだ、上 しか読んでいないのでどうだか…!という感じですが、区切り方がもう少しひねられていたらもっと積極的になれていたかも! 下 では、彩夏のコンプレックス(幼少期からの親との関わり方‥)などがもっと行動の裏付けとして文章に露呈されるのを期待しています、設定があんましみえないな〜…と。でも、ふたりの対象的な人物像は見ていてとってもおもしろい!自分がないものをもっている人は、それだけで魅力的だから。 そして、女の子同士のあれやこれは体験してみないことには実際わからないけれど、ちょっと興味が湧いた!
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綿矢りさの小説、多分初めて読んだ。会話メインだし言い回しが書き言葉調?で違和感エグい部分もあるのが気になる。てにをは抜いて砕けさせたりとかは御法度なのかな?あとクレーマーを様付で呼び続けていたのも変だった。地の文も、登場人物の感情感覚印象がただただ提示されているようなシンプル構造...
綿矢りさの小説、多分初めて読んだ。会話メインだし言い回しが書き言葉調?で違和感エグい部分もあるのが気になる。てにをは抜いて砕けさせたりとかは御法度なのかな?あとクレーマーを様付で呼び続けていたのも変だった。地の文も、登場人物の感情感覚印象がただただ提示されているようなシンプル構造で、文体にあんまり技巧みたいなものが見えなくて意外だった。なんだか「思ってたんと違う」感があったので、「綿矢りさ 文体」で検索かけてみたところ、他の小説の一節が引かれていた。見る限りむしろ本作が例外的なやつかもしれないとも思った。主人公逢衣のキャラクターを文体全体で表現してる的な感じかな。 恋愛模様としても総じて乗り切れないところがあり、そのおかげかせいか、私の女×女のヘキの解像度が上がってるかもね〜下巻も読む〜
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ここ数年、様々なメディアで取り上げられるようになったLGBT。 Gayをテーマにした小説やドラマは良く目にしていたが、本作はLesbianをテーマに描いた恋愛小説。 上巻では主要登場人物が、逢衣・颯・彩夏・琢磨の4人と言う事もあり、それぞれの思いが熱くストレートに伝わって来た...
ここ数年、様々なメディアで取り上げられるようになったLGBT。 Gayをテーマにした小説やドラマは良く目にしていたが、本作はLesbianをテーマに描いた恋愛小説。 上巻では主要登場人物が、逢衣・颯・彩夏・琢磨の4人と言う事もあり、それぞれの思いが熱くストレートに伝わって来た。 彼女である逢衣の事を「おまえ」呼びする颯には最初から不快感を感じていたが、好青年だと思っていた琢磨の女々しい言動にもがっかり感が半端ない。 それに比べ、女達は潔い。 男とか女とか関係なく、性別を超えて特別な人だと言い切る姿に感銘を受けた。
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2023年初読書です☺︎ 同性同士の恋愛小説を読むのは初めてでしたが、すごく素敵な作品でした。 どうしようもなく惹かれ合う2人の姿が、ただただ美しかったです。
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自分も女性だからこそ、そんなに簡単に結婚寸前の彼氏を手放して女の子の元へ行くのかと共感はできなかった。でも、読んでいて違和感はなく素敵な恋愛をしてるように思えたし2人がいちゃいちゃしているのは幸せなんだろうとうらやましくなるほどだった。続きが気になる。
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結婚の雰囲気も出てきている恋人、颯と夏のリゾートホテルに訪れた逢衣はそこで彼の幼馴染とその恋人に出会う。恋人、彩夏は売出し中の芸能人でその属性らしい突飛な態度もあるが魅力的でどんどん親しい間柄となっていく。良い友人が出来たと思っていたある日、彩夏から突然の情熱的な告白を受け戸惑い...
結婚の雰囲気も出てきている恋人、颯と夏のリゾートホテルに訪れた逢衣はそこで彼の幼馴染とその恋人に出会う。恋人、彩夏は売出し中の芸能人でその属性らしい突飛な態度もあるが魅力的でどんどん親しい間柄となっていく。良い友人が出来たと思っていたある日、彩夏から突然の情熱的な告白を受け戸惑いながらも自分の気持ちを見つめていくうちに彼女に惹かれている事に気付く。この逢衣の心情の変化が丁寧に描かれていてどうしようもなく恋に“落ちる”が響いてくる。でも気持ちに嘘はつけないとあっさり颯を振ったりベッドインしたりと(ここの戸惑いは秀逸だと思う)展開早くないか?とちょっと戸惑う。濃密な二人だけの関係ではいられなくなりそうな事件が起きて下巻へ。暗雲しか立ち込めなさそうだけどどうなる?
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お気に入りフレーズ ー「男も女も関係ない。逢衣だから好き。ただ存在してるだけで、逢衣は私の特別な人になっちゃったの。」 ー 絶妙なカッティングのドレス、ネイルアーティストの仕上げた爪、膨らませて赤ピンクに輝く唇、ラメのパウダーをはたいた肌などの装いは、その下に隠された素肌と...
お気に入りフレーズ ー「男も女も関係ない。逢衣だから好き。ただ存在してるだけで、逢衣は私の特別な人になっちゃったの。」 ー 絶妙なカッティングのドレス、ネイルアーティストの仕上げた爪、膨らませて赤ピンクに輝く唇、ラメのパウダーをはたいた肌などの装いは、その下に隠された素肌との落差を楽しむためだけに存在した。
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元彼とさいかと4人の食事会で、さいかの「無理して食べなくていい」の一言に尽きる。そういうことなんだよな、となった。そういうこと。
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初めて綿矢りささんの本を読みました。綿矢りささんは今までスルーしてたんだけど、テレビでこの本の紹介してたのを観たら、どうしても読みたいと思いました。 好きになっちゃったらどうする事も出来ない。もう止められない。でも、その好きという気持ちだけではどうにもならない事もある。二人の今...
初めて綿矢りささんの本を読みました。綿矢りささんは今までスルーしてたんだけど、テレビでこの本の紹介してたのを観たら、どうしても読みたいと思いました。 好きになっちゃったらどうする事も出来ない。もう止められない。でも、その好きという気持ちだけではどうにもならない事もある。二人の今後がどうなるの?というところで上巻が終わってしまったので、早く下巻を読みたいです。
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上巻から下巻と一気に読ませて頂きました。 実世界でも色々な恋愛があり障壁があるんだろうなと考えさせてくれました。 ずっとワクワクさせてもらいながら読むことができました。
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