生のみ生のままで(上) の商品レビュー

綿矢りさ(著者)

2022/01/04

お互いに、最高の恋人がいながらも何でそこまで惹かれ合ったのかが分からない…一目惚れとかって言ってしまえばそれまでだけど。あと、恋人と別れた後の4人の食事会が地獄すぎて笑った。引っ掛かりがなくサクサク読める。下巻、どうなるやら。

2021/12/19

図書館で借りた。著者の本は初めてだったが、グイグイ引き込まれ休みを利用して2日で読了した。お互い彼氏がいたにも拘らず、女性同士恋に落ちる。その過程が生々しく描かれ、非常に興味深く読むことができた。下巻でどうなっていくのか楽しみである。

2021/11/23

この作家さんの本は初めて読みましたが、とても面白いかったです。

女性同士ということを意識させないような純粋な恋愛小説という感じ。二人が恋に落ちるきっかけや過程がやや駆け足ですが、その後の心の機微が細かく描かれていて、それほど気になりませんでした。

2021/10/31

彼氏と訪れた宿泊先で偶然出会った彼氏の友人と、その彼女の彩夏。

彩夏は初対面から無愛想で高飛車な態度をとり、逢衣を困惑させたが、
旅行が終わった後から笑顔を見せるようになり友達としての付き合いは続いた。

仲の良い友達だと思っていた彩夏が逢衣に恋愛感情を持っていると告白され
同性同士の恋なんてあり得ないと思っていた逢衣すらも
いつしか彩夏の恋心を芽生え、結婚を考えていた彼氏と別れ、彩夏と付き合うことになる。

女優として活躍する彩夏の重荷にならないように
受け身でいた逢衣たちは2人の関係を週刊誌にリークされてしまった。

下巻へ、続く…！

2021/07/23

210713＊読了

この小説のことは、読書系インスタグラマーさんの投稿で知ったはず。
装丁が名久井直子さんなんです。さすが！好き！

女性同士の恋愛ストーリー、と言ってしまえばそれまでなんだけど、綿矢さんの筆力を感じさせるお話でした。
もともと女性が好きなわけではなかった二人が惹かれ合い、愛し合う様子が美しく切なく描かれています。
わたしは女子高育ちなので、女性同士の恋愛にも抵抗があまりないんだけれど、読む人を選びそうな小説だな、とも思いました。

上巻は恋愛に発展する部分はこうせざるを得ないのだろうけど、取ってつけた感じというか、こんな気持ちの変化ある？とは感じてしまった…。
でも、そんな部分を置いておいても雰囲気のある小説なので好きです。

2021/05/20

彩夏の逢衣への想いは純愛そのもの。同性とか異性とかは関係ない。彩夏のその真っ直ぐで激しい愛情に逢衣が応えていく。しかし彩夏が女優ということからトラブルに巻き込まれていく。下巻、あまりドロドロにならないことを期待します。

2021/05/18

期待して読んだが、今までと違うジャンルに挑戦されたのか...メロドラマチックで読んでいて辛くなってしまった。

2021/04/01

なんでいきなり好きになったのかが
分からなかった。長年付き合いをして、結婚しても良いという颯がいたのに、、

2021/03/28

感想は下巻に。

https://booklog.jp/users/kei1122/archives/1/4087711897

2021/02/02

もう少し逢衣が彩夏に惹かれる過程が知りたかったけど、彩夏と同じように一目惚れのようなものだったのかもなあ。
どうか彼女たちを傷つける者が現れませんように
と思っていたらラストの展開。
やっぱり一筋縄ではいかないかあ。
下巻を読むのも体力がいりそう。