フィンランドの教育はなぜ世界一なのか の商品レビュー

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45件のお客様レビュー

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2025/10/25

私は日本の教育にいくらか疑問は持っているが、抜本的な改革を、とまで強い意志はない。 しかし、世界の良いと言われている国の教育は知っておきたいと思って手に取った。 本書の中で日本との違いが挙げられており、なるほどこれを日本でやるには色々大変(腰が重そう)だと感じた。 歴史や社会情...

私は日本の教育にいくらか疑問は持っているが、抜本的な改革を、とまで強い意志はない。 しかし、世界の良いと言われている国の教育は知っておきたいと思って手に取った。 本書の中で日本との違いが挙げられており、なるほどこれを日本でやるには色々大変(腰が重そう)だと感じた。 歴史や社会情勢が異なるのは想定していたが、実際に具体的なことを知ると、動ける人間は少ないだろうなと思った。 ただ、小学校から自分で考える(大学のように受ける科目や時間割も)システムはあると良いなと思った。 昭和の教育を受けてきた私は、どうしても「こうあるべき・これだけ正解」のような思考に偏りがちだ。 今はいろんな人と話、色んな文献を読み、海外で実際に見てきたので、いくらか思考に広がりは感じているが、幼い頃から訓練していれば、もっと早くに気付ける体質になれたのかなと思った。 最後に、人生観や性教育が早い時期から濃く行われている点。 特にいじめで重要なのは「謝ることと許すこと」とあり、日本の大人の世界でも必要なことだと思った。

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2025/08/27

フィンランドの教育が優れているのはわかった。 国が教育に関して本気だ。 法律、制度、仕組み、すべて国主導でよい教育の土台をつくってくれている。 だから、日本でフィンランドみたいな教育をするのは難しい。 人口も大きく違うので、フィンランドを模倣することはできない。 すべてを模倣する...

フィンランドの教育が優れているのはわかった。 国が教育に関して本気だ。 法律、制度、仕組み、すべて国主導でよい教育の土台をつくってくれている。 だから、日本でフィンランドみたいな教育をするのは難しい。 人口も大きく違うので、フィンランドを模倣することはできない。 すべてを模倣することは難しいが、日本はもっと教育に金をかけるべき。

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2025/03/27

日本の学校教育は精神主義の側面が強く、そういった部分がPTAにも表れている。また、何か問題があっても具体的な解決方法が明確にされていないため、怒りの矛先が行政に向かいにくい、というのも面白かった。前半を読んだのが結構前なので読み直したい

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2025/01/26

昭和21年文部省は「新教育指針」というものを出した。戦争についてきちんと総括し新日本の教育の重点を教育関係者の使命として創り上げようと呼びかけている。これはなかなかの方針である。この流れが実現されていれば日本は今のような国にはなってないだろうと思う。教育の理念がフィンランドの大事...

昭和21年文部省は「新教育指針」というものを出した。戦争についてきちんと総括し新日本の教育の重点を教育関係者の使命として創り上げようと呼びかけている。これはなかなかの方針である。この流れが実現されていれば日本は今のような国にはなってないだろうと思う。教育の理念がフィンランドの大事にすることと重なる気さえする。これらは戦後の逆コースと言われるものの中で薄められ消し去られたのだろう。 1971年に教師になった自分は憲法には誓約したが、この「新教育指針」を研修等で示された覚えはなく、教育は国家が国民に与えるものとして教えられた。そういう考え方が日本の支配層を貫いているのだからやり切れない。 自国だけでなく世界を知らなければまたとんでもない世の中が来る。

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2024/11/11

フィンランドの教育と日本の教育の違いは分かった。もっとのびのびと育てたい気もあるが日本に住んでいる以上、日本のレールを外れることはなかなか難しいことだなぁと思う。

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2024/08/26

教育に関してというより国民性、歴史的背景についての考察が面白い。フィンランドに対する興味が湧いてくる。日本は特殊であると思う。特にPTAとお弁当の豪華さは異常だ。親と先生たちの思い込み、かなりあるぞ。教育現場での当たり前を見直すような動きが必要。誰がきっかっけを作ることができるか...

教育に関してというより国民性、歴史的背景についての考察が面白い。フィンランドに対する興味が湧いてくる。日本は特殊であると思う。特にPTAとお弁当の豪華さは異常だ。親と先生たちの思い込み、かなりあるぞ。教育現場での当たり前を見直すような動きが必要。誰がきっかっけを作ることができるか?考えさせられる。教育で成績を伸ばそうとして本書を取るとがっかりするでしょうね。

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2023/06/01

学ぶことは知的で楽しいことのはず。 フィンランドの学校はゆったりしていて、学ぶ目的もねじれてなくていいなあと思いました。 徴兵制のことも書いてあり、公平にフィンランドの教育を伝えようとする著者の気持ちを感じました。

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2023/02/03

「なぜフィンランドの教育は世界一なのか?」という問いに対しては、2〜5章が1番答えに近かった気がする。 個人の主張を広げられるような自由な教育制度、いじめ対策、高等教育の無料化など、参考になりそうなところがあった。 そのほかの章は、PTA加入についてや兵役についてなど、どちらかと...

「なぜフィンランドの教育は世界一なのか?」という問いに対しては、2〜5章が1番答えに近かった気がする。 個人の主張を広げられるような自由な教育制度、いじめ対策、高等教育の無料化など、参考になりそうなところがあった。 そのほかの章は、PTA加入についてや兵役についてなど、どちらかというと親目線で子供の教育に切り込んでいくところが多かった。ちょっと話が発散しすぎた気がする。

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2022/12/22

2019年に発行されていて、それから日本の学校現場も変化は目まぐるしいし、ウェルビーイングを目指す部分は同じだと思った。 いじめの予防策は日本でも実施されていることもある。性教育は確かに学校で使えない言葉というのがあるが、親も関心が高くなり男女関係なく互いを思いやり自分も大切に...

2019年に発行されていて、それから日本の学校現場も変化は目まぐるしいし、ウェルビーイングを目指す部分は同じだと思った。 いじめの予防策は日本でも実施されていることもある。性教育は確かに学校で使えない言葉というのがあるが、親も関心が高くなり男女関係なく互いを思いやり自分も大切にすることを日本なりのやり方で伝えていけるんじゃないか。そしてそれを全部学校でやる必要もないんじゃないか。 服装やヘアスタイルなど校則の問題も、今まさに現場が葛藤してる部分だと思う。 東京の園との比較でフィンランドでは親がすることが少ないと書かれているが、私も東京で子育てをしたが保育園では弁当を持たせたことはないし、布団カバーも買えば良かった。国というより園や個人によって違うことなのではないかな。 カバーの付け替えも親はしないとのことだが、先生がやるのかな?仕事量と勤務時間が増えて給料が上がらない実態は同じだと書かれていたのでそこはちょっとモヤる。 兵役は確かに日本との大きな違いだが、この本の中の位置付けとしては??

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2022/11/14

フィンランドの教育事情について。先日読んだ栗原類さんの本の中で、お母様が言及されていて気になったので読んでみました。 ニュース等で見聞きしたことはあったけれど、日本の学校教育とはずいぶん違う。 フィンランドの学校には、まず入学式がない。それが初回の登校というだけで、格式ばった式典...

フィンランドの教育事情について。先日読んだ栗原類さんの本の中で、お母様が言及されていて気になったので読んでみました。 ニュース等で見聞きしたことはあったけれど、日本の学校教育とはずいぶん違う。 フィンランドの学校には、まず入学式がない。それが初回の登校というだけで、格式ばった式典など行わず、価格高騰が止まらない重たいランドセルを買う必要もない。 校則もない。そしてテストもない。一人ひとりの子どもの関心や目指すものは異なり、子どもが自分らしく発達していくことが大事なのであって、それはテストで測ることはできないから。不要なのだ。 日本で公立小学校に通わせていると、集団行動と義務や伝統を重んじるような学校教育のあり方が正しいのだとバイアスがかかってしまう。そのあり方に自分も適応していってしまう。 フィンランドの教育の柱は、「ウェルビーイング」と「権利」。一人ひとりが日常生活の中で体感し、社会と国家のあり方連続する心地よさを、小学生のうちから培っていく。 本書を読んで、目が覚めた思いでした。 とはいえ、いち保護者でしかない(長いものに巻かれがちな)私が、PTAを退会したり、学校という権威に異議を唱えたりはちょっとできないので、まず自分の理解、家庭での行動から意識して変えていくようにする。 なにが本当の「子どものため」なのか。生涯を通して、学ぶことを楽しんでいけるように。

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