〔少女庭国〕 の商品レビュー
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初めて読むタイプの不思議な作品だった。 女子学生同士の殺し合いやカニバリズム的な表現も結構あるので受け付けない人も多いかもしれない。 結局最初から最後まで劇中で起こっていることの真相?がわからないままだったのでかなりモヤモヤしている。こういうのを不条理小説というのだろうか。 自分以外の人間を殺さないと出られない空間に閉じ込められた少女たちが様々な方法で脱出を試みつつ、その空間のなかで生活基盤を整えてある種の文明を築いていくという人類の発展とそれが崩壊していくさまを眺めるのはまるで神様になったような気分になる。 学習し進歩したかのように見えてもその数世代先ではまた過去の過ち?を繰り返して振り出しに戻るところなんかまんま愚かな人類を的確に表現していると思う。 だから小説というよりも人類史シミュレーションだと考えればしっくりくる。 なんだかシビライゼーションやりたくなってきたな。
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ドアの開けられた部屋の数をn、死んだ卒業生の人数をmとする時、n-m=1とせよ なんだこの作品!?面白いとか面白くないとか安直な感想は出てこない…なんと表現していいか分からない作品。そしてネタバレ無しではほぼ語れない作品でもあるので一言、スゲェ作品だな!
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脳に強い衝撃すぎる ウンコ食い始めた所でデカい声出たよね 補遺に入ってからページを捲る手が止まらんのよ 読了後暫く本当に嫌な気持ちになってたけどなんだかすごい作品だった…… 結末を読者に委ねてくるタイプの作品はマジで嫌いだけどこれはもうそれを上回る内容なので間違いなく★5 エロすぎる……♡
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少女庭国と補遺でだいぶ印象が変わる。 最初はCUBEみたいな密室スリラー系をイメージしてたけど後半はなんじゃこりゃ。SFかな。人間世界の縮図みたいな、その世界で生きていきたくなかったのに、そうなってしまってた路子の気持ちちょっとわかるかも。
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結局どういうことなのか、、、解決はしない。 けどいろいろな考えとか欲望とかがどうなっていくのか実験的な感じなのかな? 目覚めて数人だったら終わりは見えるけど、街まで出来てたらどうにもならなくて怖すぎる。
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究極のクローズドサークル。 箱庭での少女たちのトライアンドエラーが淡々と描かれている。これはきっと思考実験なんだと思い込もうとする心が、少女達の個性や感情に触れる度悲鳴をあげる。 読んでから数年経っているけど、ずっと忘れられない。唯一無二の物語。
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卒業試験を実施する。ドアの開けられた部屋の数をnとし死んだ卒業生の数をmとする時、n−m=1とせよ 2部構成で主役は中学生3年女学生 こりゃあすんごい物語。えっ、メフィスト賞でないのこれ?みたいな感覚(そもそもホラー大賞出身) 上の導入から思いつく話は中頃から完全否定される こ...
卒業試験を実施する。ドアの開けられた部屋の数をnとし死んだ卒業生の数をmとする時、n−m=1とせよ 2部構成で主役は中学生3年女学生 こりゃあすんごい物語。えっ、メフィスト賞でないのこれ?みたいな感覚(そもそもホラー大賞出身) 上の導入から思いつく話は中頃から完全否定される この本に書かれているのは 中3女学生 石に囲まれた四角形の部屋と鉄のドア のアイテムだけで考えられるパターンの全てをひたすらに語る人類史 いやはや感服。たった248ページと思えないほど凄まじいパワーだった ノリは「クリムゾンの迷宮」「ギャルナフカの迷宮」なんだけれど「シュタインズ・ゲート」やハルヒ「エンドレスエイト」が到達しなかった領域まで飛んでしまった というかそもそもこんな物語なかなかないのでそれだけで評価出来る作品じゃないかなと思う 面白いとか面白くないとかこうすれば良いのではとかそういう感想も取り込む物語なのでもはや何も言えない。うーん、すごかった (この文庫版の表紙絵、胸に花はつけるべきだったとだけ)
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奇譚。 女学生の物語かと思いきや予想外のストーリーになってどんどん展開が増えていく。 白い四角い部屋を見たらこれを思い出すだろうね
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なんだこれ…と読み始めて最後まで「なんだこれ…」だった。その発想はなかった。面白いとも表現がいいともちょっと違う、変な本。
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卒業式を迎える筈の中学3年生の女子達が理不尽な卒業試験に強制参加させられるデスゲーム系のホラーと思いきや、当初予想していたものからかけ離れた物語の展開は難解ながらも引き込まれるものだった。「これも奇書に当てはまるのではないか?」という不気味さもあった。
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