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ノーサイド・ゲーム の商品レビュー

4.3

214件のお客様レビュー

  1. 5つ

    95

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2019/09/22

ちょっともったいない読み方で一気読み。 試合の展開の描写がなかなか凄し。 企業の社会貢献を実業団チームを通して出来るのならば、大いに盛り立てたいですし、そういうことに予算をされるぐらい体力のある大企業はやはり必要。 「七つの会議」に次いで好きな作品の一つになりそう。「あきらと...

ちょっともったいない読み方で一気読み。 試合の展開の描写がなかなか凄し。 企業の社会貢献を実業団チームを通して出来るのならば、大いに盛り立てたいですし、そういうことに予算をされるぐらい体力のある大企業はやはり必要。 「七つの会議」に次いで好きな作品の一つになりそう。「あきらとアキラ」も含めるのトップ3に数えられます。

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2019/09/21

ドラマから興味を持って読み始めました。 2019年ラグビーW杯を盛り上げるにはもってこいな内容だなと感じました。 特にラグビーに興味のない人もこの本ならさっと読めて、ポジションなどの基本的なことが分かります。 ただ、池井戸作品にしては少し短めなので、伏線は少ないです。気軽に読め...

ドラマから興味を持って読み始めました。 2019年ラグビーW杯を盛り上げるにはもってこいな内容だなと感じました。 特にラグビーに興味のない人もこの本ならさっと読めて、ポジションなどの基本的なことが分かります。 ただ、池井戸作品にしては少し短めなので、伏線は少ないです。気軽に読める一冊で、だれにでもオススメできます。

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2019/09/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

経営戦略室から工場の総務部長に異動 ラグビーチームのGM兼務 赤字体質から優勝するチームへ変革 ラグビー協会の提案 ラグビー部廃部提案する役員の買収にまつわるコンプライアンス違反で却下

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2019/09/14

M&A反対してことで、目的は果たしたが工場に飛ばされる主人公。そこは成績低迷のラグビーチームが。予算16億円もかかる。ラグビーって収益は協会がもっていくんですね。そこに素人の主人公がGMとして入る。ここからは野球部マネジメントしたドラッカーのラグビー版のような趣旨のようで、いつも...

M&A反対してことで、目的は果たしたが工場に飛ばされる主人公。そこは成績低迷のラグビーチームが。予算16億円もかかる。ラグビーって収益は協会がもっていくんですね。そこに素人の主人公がGMとして入る。ここからは野球部マネジメントしたドラッカーのラグビー版のような趣旨のようで、いつもの経営中心よりもラグビー部の話になる。監督を決め、有力な新人を確保する。経営も、賠償責任を隠した会社の合併話から失脚する話など盛りだくさん。 総じていつもの池井戸節。ベースは変わらないがいろんな設定を考えつくものだ。以前野球もあったので、それと似てなくもない。いつものように楽しく読めた。

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2019/09/10

-2019/09/10 池井戸潤ワールド 分かっていても最後は一件落着。まさに現代の水戸黄門である。金銭的にも精神的にも満たされた時であった。

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2019/09/10

9月-4。3.5点。 自動車メーカーのエリートが、役員とぶつかり工場の総務部長へ左遷。総務部長はラグビー部のゼネラルマネージャーを兼ねる。 弱小チームを復活させられるか。 さすがの池井戸節。一気読みした。 熱くさせる物語。

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2019/09/10

勧善懲悪、大団円。 でき過ぎ、やりすぎの感はあるが 何も考えずに没頭できるこれぞ、エンタメ小説! ラグビー部の再生、日本ラグビー界の立て直し 会社の役職抗争と3本柱で登場人物も多い。 にもかかわらず、人物描写もおざなりではなく ストーリーだけでなく人間ドラマも楽しめた。

Posted byブクログ

2019/09/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

池井戸潤のセオリー通り、いい奴はいいやつで、芯が通っていて、真摯でまっすぐ。 そして、そう言う人の熱い気持ちは通じるのだ! ってやつなので、安心して読める。 いつもの通りに。 ドラマを見始めながら読んでいるので、完全に絵柄がドラマの俳優になって想像してしまっている私がいました。 ドラマの方が裏側が描かれると言う不思議な構造でもありました。

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2019/09/05

池井戸さんの本は今までいくつか読んであったが、ラグビーという題材でも本が書けるのかと驚いた。 そして、これまで読んだ池井戸さんの本の中で一番といっていいほどにのめりこめた。 経営戦略室から横浜工場へ左遷された君島が、トキワ自動車のラグビー部・アストロズのゼネラルマネージャーにな...

池井戸さんの本は今までいくつか読んであったが、ラグビーという題材でも本が書けるのかと驚いた。 そして、これまで読んだ池井戸さんの本の中で一番といっていいほどにのめりこめた。 経営戦略室から横浜工場へ左遷された君島が、トキワ自動車のラグビー部・アストロズのゼネラルマネージャーになる。 ラグビー部は弱く、年間16億円もかかかり、毎年赤字。君島はアストロズのために、強くすること・赤字を回復することに奮闘する。 ただのラグビー部の復活小説とは異なり、池井戸さんらしい会社経営や資金の確保、上司とのやりとりがある。そこがさらに面白くする。 私は7人制ラグビーの方が好きだが、ラグビーの試合も見に行きたくなった。

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2019/09/08

トキワ自動車ラグビー部(アストロズ)のゼネラルマネージャーになったラグビー素人&経営のプロの主人公。社会人ラグビーのプラチナリーグを低迷するアストロズの改革は、監督選び・地域活動とファン獲得・フィジカルと戦略・メンバー強化など。予算縮減と廃部の未来はちらつき、多少のトラブルはある...

トキワ自動車ラグビー部(アストロズ)のゼネラルマネージャーになったラグビー素人&経営のプロの主人公。社会人ラグビーのプラチナリーグを低迷するアストロズの改革は、監督選び・地域活動とファン獲得・フィジカルと戦略・メンバー強化など。予算縮減と廃部の未来はちらつき、多少のトラブルはあるものの、いずれも成果を上げていく。 どん底に落ちるわけではない分、池井戸作品らしい大逆転勝利の感覚には欠けるものの、ラグビーそのもののパワー、スピード、テクニック、そしてフェアプレーの精神の魅力が熱く伝わり、ラストの爽快感がある。 巻末に「この物語はフィクションであり、実在の会社・人物等のモデルはありません。」とある。本書で描かれる日本蹴球協会によるプラチナリーグ運営の課題は、そのまま日本ラグビーフットボール協会やトップリーグのことではないということだろう。とはいうものの、日本ラグビーの実力、人気など、どこまで未来が開けているのか見えないし、TVドラマ化した本作とのタイアップも見られない様子からは実在の日本ラグビー界と無関係とも思えない。 「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン」や「ノーサイド」の精神が日本ラグビーのお伽話というエピソードも初めて知ったが、ワールドカップ日本大会を機に、そうした素晴らしい面の世界への発信、何よりもエキサイティングなラグビーの魅力でファン・プレーヤーの広がりにつながる現実を期待したい。本作は日本ラグビーへの大きなエールだと感じる。 19-94

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