本の読み方 の商品レビュー
スローリーディングのススメ。じっくりと読み込むことで、その本が持つ真の姿を知り、味わうことができる。とても魅力的な読み方。一方で、読みたい本が増殖している現状があり、多読したいという欲求も捨てきれない。答えなんかない。一生迷ってそう
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現代社会では、私たちの意志と関係なく膨大な情報に晒されている。だからこそ、自分が選び、情報を得たり、楽しむことができる「本」は、私にとって貴重なツールである。 これまで色々な本を読む中で、読みやすい本とそうでない本があり、それを理由に普段から複数の本を同時進行で読んでいた。積読を...
現代社会では、私たちの意志と関係なく膨大な情報に晒されている。だからこそ、自分が選び、情報を得たり、楽しむことができる「本」は、私にとって貴重なツールである。 これまで色々な本を読む中で、読みやすい本とそうでない本があり、それを理由に普段から複数の本を同時進行で読んでいた。積読を減らすために急いで本を読んだり、この読み方で本当に良いのだろうかと、どこかモヤモヤしていた。 そんな時にこの本を出会って衝撃を受けた。本を読むスピードが遅いことは、決して改善すべきことではない。筆者の伝えたいことをじっくりと読み解き、深く楽しむためには必要なことなのだと、考えを改めさせてくれた。 本書には、実際の書籍を引用した具体的な毒手術が提示されており、今後の読書生活に新たな視点を与えてくれた。読書の奥深さを再認識させてくれる、思索を深めるための良書と感じた。
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私は本を読むスピードが遅く、劣等感すら感じていたが、この本を読んでホッとできた。 先月からブクログに評価と感想を書くことを始めたが、本を読む際にどういう感想を書こうかと考えながら読むようになった。この本によるとこれは正解らしい。 第3部で紹介されているレベルでのスローリーディング...
私は本を読むスピードが遅く、劣等感すら感じていたが、この本を読んでホッとできた。 先月からブクログに評価と感想を書くことを始めたが、本を読む際にどういう感想を書こうかと考えながら読むようになった。この本によるとこれは正解らしい。 第3部で紹介されているレベルでのスローリーディングは難しいが、ゆっくり理解しながら読むことを心がけ、余裕があれば再読もしてみたい。
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本をゆっくり読むことの大切さに深くうなずきつつも、けっこうなスピードで読みきってしまった。何を求めている自分?
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今まで、いわゆる純文学が苦手で、難しいと感じてきたが、読み方が雑だったからなんだと、この本を読んで改めて悟った。なんとなくわかってはいたけど。 先へ先へと読んでしまいがちだけど、改めよう。 この本に書かれている方法を取り入れながら、手持ちの本を、ゆっくり味わって再読してみよう。
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スローリーディングのすすめ 『本当の読書は、単に表面的な知識で人を飾り立てるのではなく、内面から人を変え、思慮深さと賢明さとをもたらし、人間性に深みを与えるものである。そして何よりも、ゆっくり時間をかけさえすれば、読書は楽しい。私が伝えたいことは、これに尽きると言っていい。』 ...
スローリーディングのすすめ 『本当の読書は、単に表面的な知識で人を飾り立てるのではなく、内面から人を変え、思慮深さと賢明さとをもたらし、人間性に深みを与えるものである。そして何よりも、ゆっくり時間をかけさえすれば、読書は楽しい。私が伝えたいことは、これに尽きると言っていい。』 Recommendation for Slow Reading "True reading is not about adorning oneself with superficial knowledge, but about transforming oneself from within, bringing about thoughtfulness and wisdom, and adding depth to one’s humanity. Above all, reading is enjoyable if you simply take your time. This, more than anything, is what I wish to convey."
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私の読むスピードは速くない。少なくともブクログさんのメンバーの中では遅い方だと思う。 一時は速読なのに憧れた時もあったが今はこのスピードに満足している。逆にこれ以上速くすると折角出会った本なので時間をかけて堪能したいと思っている。 本書はそんな私の気持ちを代弁した一冊の様に感じる...
私の読むスピードは速くない。少なくともブクログさんのメンバーの中では遅い方だと思う。 一時は速読なのに憧れた時もあったが今はこのスピードに満足している。逆にこれ以上速くすると折角出会った本なので時間をかけて堪能したいと思っている。 本書はそんな私の気持ちを代弁した一冊の様に感じる。著者の平野啓一郎さんも登場人物の名前を覚えられないなど大作家も私と似た所があり親近感がわく。 後半どの様に読んでいくのかなど実例もあり、ここは流石、作家さんだと感心する。 残念なのは反対の速読に対して全面否定をしているが速読の良さも少なからずあるはずだと感じここは少し評価は厳しく見てしまった。 スローリーディングのすすめだから致し方ないかもしれない。
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スローリーディングとはなんぞやというところから始まり、スローリーディングを実践することで、豊かな読書体験を得られる、ひいては読む人の人生がより豊かになる、ということを作家の平野啓一郎さんが丁寧に語られています。 本書の構成は、基礎編、テクニック編、実践編からの三部構成となってお...
スローリーディングとはなんぞやというところから始まり、スローリーディングを実践することで、豊かな読書体験を得られる、ひいては読む人の人生がより豊かになる、ということを作家の平野啓一郎さんが丁寧に語られています。 本書の構成は、基礎編、テクニック編、実践編からの三部構成となっており、特に、わたしは実践編を楽しく読めた。 実践編は古典作品を通じてスローリーディングの実践を講義形式で書かれている。平野さんが、まるで国語か小論文の先生のように出題し、丁寧に解説してくれている。 わたし自身、ものすごく遅読者で、人生のことあるごとに速読できる人に憧れ、たびたび試みるべく速読術の本を何冊も買ったし実践も実際試みてきたが、正直うまくできたことは一度もない。 いまだ本を読むのは遅いし、一度読んだくらいでは頭に入らないので、大抵は二度は目を通す。 が、平野さんが推すスローリーディングは、そんなわたしのあり方を勇気づけてくれたし、なにより、スローリーディングとはただ読むのが遅いだけのわたしの読書法とは違い、より深く作品を理解する方法の一つで、本書を読むうちそれを実践してみたいと思えたのは大きな収穫だった。 ここに書かれる古典作品をさっそく読んでみたいと思う。
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本書は作家・平野啓一郎氏が提唱する「スロー・リーディング」を解説したものです。夏目漱石『こころ』や三島由紀夫『金閣寺』から自作の『葬送』まで、古今の名作を題材に実践的な手法の数々を 教えてくれます。 この記事を書くために先ほど何度目かの再読をいたしました。本書は作家・平野...
本書は作家・平野啓一郎氏が提唱する「スロー・リーディング」を解説したものです。夏目漱石『こころ』や三島由紀夫『金閣寺』から自作の『葬送』まで、古今の名作を題材に実践的な手法の数々を 教えてくれます。 この記事を書くために先ほど何度目かの再読をいたしました。本書は作家・平野啓一郎氏による「本の読み方」をいわばマンツーマンで指導してくれるといった趣旨のもので、3回ほど再読すると味の出るつくりになっております。 作中で平野氏が「もっと早く本が読めるといいんだけどなぁ」と嘆きつつ、先輩の作家に「自分は本を読むのが遅いんですが、どうすればいいのでしょうか?」と尋ね、「実は自分もなんだ」と回答を得て、ほっとしたという箇所を見ていると、彼ほどの才能があっても、こういうところは悩みどころなんだと、正直さとほほえましさに思わずニヤリとしてしまいました。 「速読家の知識は単なる脂肪である」などのずいぶんアグレッシブなタイトルの元に自分もいくつか速読に関する本を買って読み、「これは自己啓発本だ」と一刀の下に切り捨てる箇所はなんとも思い切った筆致だなぁと思うとともに、『スローリーディングは「五年後、十年後のための読書である」』といい切る部分は確かにそのとおりで、自分自身も必要に迫られてビジネス書を読む場合は『実践する』という観点に則って読むために即効性を求め、これが5年後10年後の自分にどう影響を与えるか? という観点では確かに読んでおりませんでした。 ビジネス書の大半は正直、さらりと読めるものがほとんどで、ここに書かれているようなテクニックを遣わなくてもいいと思うのですが、例外というものは確かにあって、たとえばドラッカーの『マネジメント』やマイケル・ポーターの『競争の戦略』なんかは何度も読まないとわかりません。それ以外の本はたいてい斜め読みしても十分だと思います。 さらに、古今東西のテクストや古典を通して平野啓一郎氏の「本の読み方」というのは自身が高校時代に現代文の試験が苦手だったという経験から、スローリーディングの読み方を生かして出題者の『意図』を知るという読み方に変えたところ、成績が尻上がりに上がっていったというエピソードや、小説家ならではの『小説の読み方』。というもの参考になるかと思われます。 僕自身が最近見落としていることのひとつに『辞書癖をつける』というものがあって、『わからないことは辞書を引いて調べる』ということをグーグルなどに頼って、ついおろそかにしてしまうことも自戒しなければならないな、と思いながらページをめくっておりました。 ただ、平野氏の推奨する読書方法は古典や小説において、最大限の効果を発揮するものであろうと思われますので、それ以外のものに関してはほかのやり方を適用しようかと考えております。 ※追記 本書は2019年6月4日、新書版を加筆・修正し再編集し『本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP文芸文庫)』として文庫化されました。
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自分では『もっと速く読みたい』と思っていたこと、 全く気にしなくて良い!と、むしろゆっくり読んで、 『先に先にではなく、奥へ奥へ』読むと。 後半のケース・スタディみたいなのはとてもわかりやすいし、 例として使用しているそれらの本を読んでみたくなる。 ご本人が仰る様な『スロー・...
自分では『もっと速く読みたい』と思っていたこと、 全く気にしなくて良い!と、むしろゆっくり読んで、 『先に先にではなく、奥へ奥へ』読むと。 後半のケース・スタディみたいなのはとてもわかりやすいし、 例として使用しているそれらの本を読んでみたくなる。 ご本人が仰る様な『スロー・リーディング』を実現するには、 膨大な読書量と理解力・記憶力が必要になると思うし、 そこに自分が到達できるとは到底思えないけど、 自分のペースでゆっくりと、奥へ奥へ読み続けていきたい…と思える様、背中を押してもらった本になりした。
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