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本の読み方 スロー・リーディングの実践 PHP文庫
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本の読み方 スロー・リーディングの実践 PHP文庫

平野啓一郎(著者)

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本の読み方 スロー・リーディングの実践 PHP文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2019/06/05
JAN 9784569768991

本の読み方

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商品レビュー

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74件のお客様レビュー

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2024/10/05

2024.10.5読了 著者の書く小説が好きで、近年の速読へのアンチテーゼとなるテーマがおもしろそうと思って手に取った。 今年はいいペースで本が読めてる、目指せ年間100冊なんて思っていたところだったから、そういう読み方はただの大食い競争、また情報処理だという主張に耳が痛くな...

2024.10.5読了 著者の書く小説が好きで、近年の速読へのアンチテーゼとなるテーマがおもしろそうと思って手に取った。 今年はいいペースで本が読めてる、目指せ年間100冊なんて思っていたところだったから、そういう読み方はただの大食い競争、また情報処理だという主張に耳が痛くなった。が、本当にその通り。 私の中で、自己啓発本などは情報処理でいいかなとも思うが、小説はやっぱり時間をかけて読みたいもの。好きな小説は、いつまでもこの世界に浸っていたいと思わせるような作品であることが多い。存分に味わうように読書をたのしみたい。

Posted by ブクログ

2024/09/29

「スロー·リーディング」とは、焦らずゆっくりと自分の読書ペースで読むことで、作品への理解が深まるとのことだった。速読も魅力的だと思っていたが、この「スロー·リーディング」もなかなかいいと思った。実践編での、森鷗外の「高瀬舟」の解説は、真に迫っていたように感じた。読書の量ではなく、...

「スロー·リーディング」とは、焦らずゆっくりと自分の読書ペースで読むことで、作品への理解が深まるとのことだった。速読も魅力的だと思っていたが、この「スロー·リーディング」もなかなかいいと思った。実践編での、森鷗外の「高瀬舟」の解説は、真に迫っていたように感じた。読書の量ではなく、質にこだわってみたいと思った。

Posted by ブクログ

2024/08/08

『本の読み方』 著者 平野啓一郎 PHP文芸文庫 2019年 この本は小説家の平野啓一郎さんが本の読み方に関して書いたものであるが、私は個人的にこの本は「本の読み方に関する哲学」だと思っている。   この本で著者はスローリーディングなるものを推奨している。このスローリーディ...

『本の読み方』 著者 平野啓一郎 PHP文芸文庫 2019年 この本は小説家の平野啓一郎さんが本の読み方に関して書いたものであるが、私は個人的にこの本は「本の読み方に関する哲学」だと思っている。   この本で著者はスローリーディングなるものを推奨している。このスローリーディングとは字の如くゆっくり読むことであり、通俗的な言葉で置き換えると、一字一字注意しながら読み、そして行間を読むことで、本の内容をより深く理解しようとする読み方である。著者はこの読み方を本の中で何回も勧めているのだが、それの対になる読み方として速読をあげており、それに関してはこう言うとなんだが、貶している。引用しよう。 速読化の知識は単なる脂肪である。それは何の役にも立たず、無駄に頭の回転を鈍くしているだけの贅肉である。決して自分自身の身となり、筋肉となった知識ではない。(p42) このようなことを書きながら、著者は最終的に速読を「明日のための読書」と位置付け、いわゆる即効性が高いが、応用範囲は狭いものとしている。 逆にスローリーディングは「5年後、10年後のための読書」とし、長い目で見たときに、その人の教養となるものであるとしている。 そもそも、著者は読書の面白さの一つとして、ほかの人とコミュニケーションが取れるということを挙げており、本の読み方はそのための手段の一つであると書いてある。そして、ほかの人とその本について語りたいのであれば、スローリーディングをして、本の内容を深く理解し、自分ならどう感じ、どう行動するかを考えていくことが個性的な読書のためには必要であると記してある。 スローリーディングと言う奥深いせかいに触れてみたいなら手に取るべきだろう。 本書の後半には、著者がどのようにスローリーディングしているか、実践編と称して解説してあるので、それも合わせて読むと面白い。

Posted by ブクログ

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