初恋さがし の商品レビュー
あなたの初恋探します という探偵事務所の話。 短編集…かと思ってたら連作で 進むに連れてドロドロしていく。 短編集かと思ってたから 少しずつ読んでて 後半で調査ついていけなくなってしまった… 一気読みをお勧めします。 しかし 本編とは別に 初恋の人を探してくれるっていうのは...
あなたの初恋探します という探偵事務所の話。 短編集…かと思ってたら連作で 進むに連れてドロドロしていく。 短編集かと思ってたから 少しずつ読んでて 後半で調査ついていけなくなってしまった… 一気読みをお勧めします。 しかし 本編とは別に 初恋の人を探してくれるっていうのは けっこう需要ありそうだな。
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中盤、ハラハラする展開に夜ふかしして読みすすめてしまったが、後半、人物の関係性がよくわからなくなってしまった。。産後のポンコツな頭で読んだのがよくなかったのか?(^^;)最後で伏線が全部回収されるのかと思ったが、真相はどっちなのかよくわからない感じ。そこが『イヤミス』ってことなの...
中盤、ハラハラする展開に夜ふかしして読みすすめてしまったが、後半、人物の関係性がよくわからなくなってしまった。。産後のポンコツな頭で読んだのがよくなかったのか?(^^;)最後で伏線が全部回収されるのかと思ったが、真相はどっちなのかよくわからない感じ。そこが『イヤミス』ってことなのかな??性犯罪が根底に流れている感じもちょっと気分よくないなあ。。 ブランチで紹介されてるのを見て興味を持って図書館で予約したのだと思うのだが、予約数がすごくてなかなか来なかったので、どうして興味を持ったのか忘れてしまった。読んでみても思い出せない~。 しかし一つドキッとさせらせたくだりが。『本来なりたかった者になれなかったに違いない。ーそんな歪んだルサンチマンをその内に秘めているに違いない。』気をつけなければなー。。と思うのであった。。
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短編なので1話ずつ空いている時間にゆっくり読もうと思ったら引き込まれて一気読みでした。 真梨幸子作品のイヤミスが存分に楽しめる山之内光子が営む女性ばかりの調査事務所を舞台にした7話の連作短編集。 1-エンゼル様 願いが叶うと言われる神社に「大好きな先輩と親友が別れる」ことを祈願...
短編なので1話ずつ空いている時間にゆっくり読もうと思ったら引き込まれて一気読みでした。 真梨幸子作品のイヤミスが存分に楽しめる山之内光子が営む女性ばかりの調査事務所を舞台にした7話の連作短編集。 1-エンゼル様 願いが叶うと言われる神社に「大好きな先輩と親友が別れる」ことを祈願した手紙を書いたことがきっかけで、女の怨念が引き起こす復習劇。 2-トムクラブ かつて自らが所有していた思い出深い家が新しい所有者に怪しいことで利用されていることを知った女性。我慢ができずに調査事務所に依頼したところ思わぬ結末が。 3-サークルクラッシャー 同好会やサークルに紅一点で存在し、ほのかな恋愛感情でそのサークルの友情関係を険悪にさせ、あげくそのサークルを壊滅させる「サークルクラッシャー」。ただの遺産相続と養子縁組の相談が思わぬ事件になり調査事務所に魔の手が迫る。 4-エンサイクロペディア 「百科事典」を意味するこの言葉。Wikiのように様々な人が編集して創り上げるネット上の百科事典に思いもよらず自分の名前が。そこに書かれている出来事が次々と現実に起こり、ついには死亡することまで。ここからこの短編連作がさらなる急展開に。 5-ラスボス 調査事務所で働く女性スタッフたち。彼女たちとこれまでの相談(事件)の関連性が少しずつ明らかに。この作品の途中から出てくる弁護士先生を中心に話しが進み、しだいに黒幕の正体が明らかに。 6-初恋さがし タイトル作となるストーリーは「ラスボス」の一年前にさかのぼる「初恋の人を探してほしい」という38歳主婦の依頼。小学校時代の失われた思い出を探る依頼の結末はあまりにも残酷。 7-センセイ ここまでのストーリーの真実を語った最終話。「センセイ」という言葉に執着する女性のどこまでがノンフィクションでどこからがフィクションなのか。自分の欲求を満足させるためのしたたかな女の怖さが集約された結末。 息つく間もなく読み切った一冊でした。
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調査事務所を舞台におこる事件の数々。 ウィキペディア(?!)に書かれた事が現実になると相談に来る話辺りまでは面白かったけど、後半イマイチかなー。 全体的に面白くないこともないけど、 読後、何でこの本読んだんだろう‥? という気持ちになってしまった。 ★2.5くらい。
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タイトルと、ページを開いた文章の感じから読みやすいお話かと思って軽い気持ちで読んでいたら、思った以上に複雑。ちょっとこんがらがってしまった。 ミツコ先生はなんだか気の毒…
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一言で言うと、うっかりミスで人が死ぬ話? 恋愛は全然関係ない話だった。 内容は現実的には起こりえない気がするが、最後までサスペンスが続き、面白く読めた。
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世間でも私の中でも真梨幸子=イヤミスがすっかり定着していたから…相変わらずの女の足引っ張り合いだったり,ドス黒い感情をどスレートに描写していたり…と思っていたら。 結構シンプルなミステリーじゃないですか。余裕があったらもう一度読んで登場人物整理したかった。ヤラレタ。
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読書に没頭できて至福の時間♪頭がこんがらがり、ミスリードの連続で誤解してる箇所もあるかもしれず、最後の後味の悪さも満足です!
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ただの探偵会社の話かと思ったら、ラストの章を読んで「そっちかーい!」となった。 一話目からずっと話が繋がっていて、主人公と思っていた女性(あとから考えてみたら、別にその人を主人公として重きは置かれてなかった)も殺されて、あいつが犯人か〜と目星をつけたら全く別の人だった。 一番悪いのは破天荒な母親だったのかな? 血の繋がったきょうだいがそんなにいるなんて誰も思わない。
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+++ 成功も失敗も、かけがえのない記憶。だから会いたい、あの人に――。所長も調査員も全員が女性、その探偵事務所の目玉企画は「初恋の人、探します」。青春の甘酸っぱい記憶がつまった初めての恋のこと、調べてみたいとは思いませんか? ただし、ひとつご忠告を。思い出の向こう側にあるのは、...
+++ 成功も失敗も、かけがえのない記憶。だから会いたい、あの人に――。所長も調査員も全員が女性、その探偵事務所の目玉企画は「初恋の人、探します」。青春の甘酸っぱい記憶がつまった初めての恋のこと、調べてみたいとは思いませんか? ただし、ひとつご忠告を。思い出の向こう側にあるのは、地獄です――。他人の不幸は甘い蜜、という思いを、心のどこかに隠しているあなたに贈る、イヤミス極地点! +++ 何となくほのぼのささえ感じさせるタイトルとは裏腹な表紙のイラストである。そして実際に、ほのぼのとは程遠い物語である。そこは著者、さもありなんである。ひとつの依頼ごとに章を成しているので、一話完結の物語集といった趣なのだが、次第にそれだけではないことが明らかになってきて、最終章ですべての点がつながるのである。そうまとめたか、という感じである。一話一話が充分厭な感じなのに、こう繋がることで厭度がさらに増し、背筋が寒くなる。他人事として読むには興味をそそられる一冊である。
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