「いつでも転職できる」を武器にする の商品レビュー
本書はエンプロイアビリティーを高めるという本ではないです。(間接的にはそうなのかもしれませんが。) メインの内容はサブタイトルにある「自分軸」の発見方法です。変化が多い時代で自分らしく働くためにはどうすればいいのかを教えてくれる本になってます。 転職したい人あるいは転職を考え...
本書はエンプロイアビリティーを高めるという本ではないです。(間接的にはそうなのかもしれませんが。) メインの内容はサブタイトルにある「自分軸」の発見方法です。変化が多い時代で自分らしく働くためにはどうすればいいのかを教えてくれる本になってます。 転職したい人あるいは転職を考えている人が1冊目に読むとタメになる本ではあると思います。 評価2つ星の理由は、 まず、転職に対する考え方は他の本である程度学んだので、真新しさが無いというのが一番大きいです。 次に、ONE PIECEのキャラを使って例えが書いてある箇所があるのですが、無理して例えに出してきているように感じ、私はそういう例えはしなくてもいいんじゃないかなと感じたためです。
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強みを元にしてプランを組むと危険。 自分以上の強みを持つ人が現れた時に、戦略が破綻する。 自分の資質・持ち味を活かすのが良い。 専門性は、自分の資質の上に乗っかって来るもの。 専門性は、陳腐化する可能性がある。スライドさせて行く事が大事。 やりたい事は、今まで知識としてある中から...
強みを元にしてプランを組むと危険。 自分以上の強みを持つ人が現れた時に、戦略が破綻する。 自分の資質・持ち味を活かすのが良い。 専門性は、自分の資質の上に乗っかって来るもの。 専門性は、陳腐化する可能性がある。スライドさせて行く事が大事。 やりたい事は、今まで知識としてある中から出てくる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
学生である私には遠い話かなと疑心暗鬼で手に取ったがそんなことはなかった。私に必要な内容は前半部分に集約されていたように思う。 まずは、強みではなく、持ち味を見極め勝負すること。強みや長所では上には上がおり、不安を募るばかり。 その点ありがとうから自分の資質を抽出し、キャラをはっきりさせると、より自信が持てる。 そして、その山である程度成功し、出世したならば、その経験を持って上を目指すのではなく、横にシフトする。 ここにおどろかされた。 そして動いた山では以前の知識とは相容れない格差の大きな仕事に触れ、自分だけのキャリアを築く。 実に理にかなっていて、ぜひ実践できたらと思う。
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今すぐの転職を考えているというわけではないが、 自分の市場価値を常に意識して活動していくという 取り組みは非常に大切なことだと思っており、 そのための自分軸の定め方、市場価値の測り方について のヒントを得ることを目的に読んだ本。 なんとなく自分は他と違って何が違うかを 言葉には...
今すぐの転職を考えているというわけではないが、 自分の市場価値を常に意識して活動していくという 取り組みは非常に大切なことだと思っており、 そのための自分軸の定め方、市場価値の測り方について のヒントを得ることを目的に読んだ本。 なんとなく自分は他と違って何が違うかを 言葉には出来ないなりに考えてはいたけど、 改めて何が違うかを理解出来た気がします。 雑用以外で感謝されることや求められていることって、 やっぱり自分にしか出来ないことだからこそだと思う。 それを定期的に別の環境に移って試してみても、 同じ結果が得られ続けているのであれば、 それは自分の強みであると言い切ってよいと思った。 私も転職を何回かしており、 色んな立ち位置での仕事を経験してきたが、 一貫して感謝されている内容は同じような気がする。 結局コアとなる部分は変わらないのかなあと しみじみ感じてしまった。 【勉強になったこと】 ・これからの時代には「転職力」が必要。 自分の持ち味を知り、最大限に活かすことで、 ①好きなタイミングで欲しい値段で自分を売る ②自分が好きなことで稼げる市場と仕事を知る ことを可能にすることで、世の中から認められる ようになることが、ここでいう転職力のこと。 ・自分の持ち味を知りたければ、 「ありがとう」と言われた内容をカウントし、 その傾向を分析してみるのが近道。 ・究極的には誰もが嫌がる仕事で一生無くならない、 かつ自分自身がそれを得意としているという仕事が 一番高く売れる仕事になる。 ・キャリアを考えるときは、 ライフサイクルを意識することが大事。 ライフサイクルとは、その組織のライフサイクルで、 「導入」→「成長」→「安定」→「衰退・再展開」 のステージを指す。 この中のどこが一番自分に合っているかをまずは しっかり考えること。 また、仕事として業界軸、職種軸、会社軸のどれで 考えるかといった視点も大切。 →自分は「成長」期で、職種にこだわりたい。 ・成長期に向いた人は、安定期ののりしろの局面まで きたら、次に伸びてくる会社に飛び乗るとよい。 特に、同業で先に経験した状態で市場に出れば、 今よりも高待遇での転職も可能。 ・中途採用から新卒採用にシフトチェンジしたら、 成長期から安定期に移りつつあると考えてよい。 成長期にある組織で新卒を取りたいという発想には、 少なくとも負荷も意識してなりにくいから。 ・自分の資質(キャラ)を知るには、 実際に書き出して整理するのが近道。 書き出す内容は、 ①人より速くラクに出来ることを洗い出す ②自分の欠点やコンプレックスを洗い出し、 それをいい意味に読み替えてみる ③心に引っかかることを書き出す の3点。 特に③は、日常で引っかかったタイミングで 書き出し、何故引っかかったのかを深堀りする ことによって、自分の深層心理を知ることに繋がる。 ・自己紹介は、実績と今の役割、そして今後 何に活躍できるか?の時間軸で整理すると伝わる。 ・仲間を強調しすぎる組織は、そもそも怪しいと 考えてよい。何故なら仲間を大切にしない組織なんて そもそも存在しえないから。 それよりもプロとして確立している組織にいたほうが 自分の成長にもつながる。 自律(技術の高みを目指す態度) と 自立(他者との関係性を踏まえ、セルフコントロールする態度) を持った一流の組織で働くことを目指したい。
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