「空気」を読んでも従わない の商品レビュー
同調圧力や学校で周りと馴染めないことに悩んでいる人には是非おすすめ。読みやすく、参考になることも多々あった。自分の居場所は今いる苦しい場所だけじゃない、居場所は学校や家の他にもいくつか持っておくこと。
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勉強をなぜするの?コップを指して「国語なら『透明なコップに入った濁ったお茶』、算数なら『200mlのコップに半分以下残っているお茶』、社会なら『中国産のコップに入った静岡産のお茶』と色々な視点が持てる。多様な視点や価値観は心を自由にする」と親が答えた。
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我々日本人が普段読んでいる「空気」や、これを生む「世間」とはどのようなものかを平易な言葉で説明する。 岩波ジュニア新書は一見難しい題材でもわかりやすく説明してくれるので、活字慣れしていない社会人にもオススメ。 空気が読めるか、読めないか。誰かと会話するたびに生まれる悩みだ。だが、...
我々日本人が普段読んでいる「空気」や、これを生む「世間」とはどのようなものかを平易な言葉で説明する。 岩波ジュニア新書は一見難しい題材でもわかりやすく説明してくれるので、活字慣れしていない社会人にもオススメ。 空気が読めるか、読めないか。誰かと会話するたびに生まれる悩みだ。だが、「空気を読んだうえで従わない」という第3の選択肢を選び取ろうとすること。それこそが、自由な人生を送ることにつながるのだろう。
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海外には、「世間」はなくて、あるのは「社会」だけということに驚いた。 「世間」「空気」に縛られているのは日本人だけ。 自分の人生を決めるのは自分であって、「他の人が評価するかどうか」ではない。
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ジュニア文庫だから、さらっと読めた。自尊感情を高める教育してほしいなぁ、そういうとこで育ってほしいなと思った。逆に日本らしい学校に通いながら自尊感情を高める子育てってどうやってやればいいんだろう?
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[図書館] 読了:2024/8/10 p. 143 イギリスの演劇学校で、授業の終わりに「何か質問はありますか?」と先生が聞くといっせいに手が挙がる。「すごいな。個人がしっかりしてるんだ」と僕は思った。が、指名された生徒の質問は「今日の授業はとても楽しかった」とか「今日の授業は...
[図書館] 読了:2024/8/10 p. 143 イギリスの演劇学校で、授業の終わりに「何か質問はありますか?」と先生が聞くといっせいに手が挙がる。「すごいな。個人がしっかりしてるんだ」と僕は思った。が、指名された生徒の質問は「今日の授業はとても楽しかった」とか「今日の授業は死んだおばあちゃんがいつも言っていたことと似ていました」とかばかり。「質問じゃないじゃん。ただの感想じゃん」 イギリス人に聞いてみると、「僕たちは、小学校1年生から、何か体験したり何か勉強したりしたら、必ず『あなたは他の誰でもない、あなたなんだから、あなただけが思う感想や質問がきっとあるでしょう』と聞かれ続けてきた。だから僕達は、体験したり、勉強したら、何かを言わなければいけない『強迫観念』があるんだ」 日本人は、「質問する以上、ちゃんと質問をしないといせない」という強迫観念がある。質問ができるということは、一定の水準をクリアしているということだから。 「あなたはかけがえのない存在です」という教育の結果と、「人に迷惑をかけない」ことを教える教育の結果。 誰にも迷惑をかけないで本気で生きていくことはできない。もし、やろうとしたら真剣なことは何も出来なくなる。「人に迷惑をかけない」生き方を目指すのではなく、「あなたと人が幸せになる」生き方を目指す。 p. 180 スマホは不幸なことに「世間」を見える化した。自分がどんな世間にいるか、どれぐらい世間からハジキ飛ばされているか、世間はいまどうなっているか、を目に見える形で示す。
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10代、20代頃の悩み8割くらいが、だいたいこの本で分かるんじゃないだろうか。 「世間」…自分に現在・将来関わりある人たち。 「社会」…自分には関わりを持たない人たち。 ⇒現在は"世間"が中途半端に壊れ「空気※」になった。※空気感、雰囲気、ムードなど &q...
10代、20代頃の悩み8割くらいが、だいたいこの本で分かるんじゃないだろうか。 「世間」…自分に現在・将来関わりある人たち。 「社会」…自分には関わりを持たない人たち。 ⇒現在は"世間"が中途半端に壊れ「空気※」になった。※空気感、雰囲気、ムードなど "世間体"という言葉があるように、日本は文化的に周りからの目を意識したり、同調する圧力(良く言えば"協調性")を重んじる環境で育った国なんだなと思った。 学生時代の友人関係、会社勤めてしていた頃の職場関係、親戚付き合い、モヤモヤしていた原因が具体的にわかった気がしました。 自分は他人と深く付き合えない冷たい人間だと思っていましたが、家族以外深掘りしない付き合い方は間違いじゃなかったな。 この同調圧力の根付いた日本で暮らすには、1ヶ所の世間(=空気)に深く染まりすぎず、広く浅く交友関係を広げ、知恵を付けて上手く立ち振る舞うこと。(なかなか難しいな…)
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いつも考えすぎかなぁて自己嫌悪になっていたけど、そんなことはなかった。この本は、考えることで楽になる、と言ってくれ、それがとても嬉しかった。他にも見えないルールを解説してくれて助かった。 この方の本をもっと読んでいきたい。
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日本の良いところもあれば、自分自身が生きづらいと感じるなと思いながら読んでました。 社会、空気、世間、同調社会、村八分… そんな国の中でも自分らしく生きていきたいと思いました。
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理想的本箱を観て。 易しい言葉で書かれているので、とても分かりやすくて、すぅーと頭に入ってきた。今まで生きづらいなと思っていたので、もっと早くにこの本に出会いたかった。子供たちにも学校だけがすべてではないこと、ゆるくつながる場所を見つけてほしいと思った。
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