苦しかったときの話をしようか の商品レビュー

森岡毅(著者)

2019/05/06

ライフシフトに影響され、人生100年時代に合った働き方を模索する中、尊敬する森岡さんがキャリアの本を出されたので、つい。
専門性のある職能を身に付けろという趣旨で、ローテの多い日系大企業での総合職&器用貧乏な自分には耳の痛い話も多いですが、ピシリと言われて良かったかなとも感じます。

そして、森岡さんがこれまで大変な苦労や努力をされてきたことがよく分かりました。
正直私には森岡さんのような猛烈な生き方・働き方は出来ませんが、my brandは参考にしたいなと思いますし、早い段階で自分のことをよく理解しておくべき、だというのが肝と感じます。

他人と比較して優劣を決めるのではなく(何事も上には上がありますので)自分の中で得意なものを大切に磨きまくろうと思います。

読み物としては最後のお仕事での実体験のパートが生々しく最も面白かったです。

2019/05/06

人生100年時代においてどうキャリアを伸ばしていくかのヒントを得るためにこの本を読みました。また、森岡さんの本を読むのは初めてで以前から興味を持っていました。
内容は就活と面している森岡さんのお子様に向けて書き始めた文章が書籍化したものです。
就職や転職の場面だけでなく、在職中の職場でのキャリアの伸ばし方にも役立つ内容だと思います。
重要なワードはself awareness。自分の職能の発見の仕方、そしてその職能(強み)をブランド化し伸ばすことの重要性が書いてあります。(自分brandをマーケティングして、設計することで、その方向へ成長することができる。面接や社内での大事な場面でも揺るぐことなく突き進むことができる。)
※職能を伸ばすことが重要であって、会社と結婚してはいけない。
職能を伸ばすことで人生100年時代を乗り越えられる。

また、自分brandでは、who(strategic targetとcore target)→what(便宜×RTB;reason to believe)→how(スピンをかける)→キャラ設定　を上から順にピラミッドに置いて設計します。重要なことはhowよりもwhatであること。就活ではhowばかり重要視されてしまっています。
ちなみに、自分の弱みを克服しないといけない場面でも、強みと相反するのであれば、それに力を入れるより弱みをカバーしてくれる同僚に力を借りるほうが時間が勿体無くない。会社は自分の強みを買って採用している。なので、自分と同じような人を評価するより、相反したスキルを持つ人を見極めて評価すること。

森岡さんの言うことは非常に役立ちましたが、きっと変な人なんだろうなとエピソードを読んで感じました。

2019/05/05

人生とキャリアについてかなり詳しく書かれている本。

自分のブランディングの仕方、
自分の好きなことを考える方法。

全体的に「なるほど！」って思うことが
多かった。

人生、キャリア、自分について
悩んでいる人に是非とも読んで頂きたい本！

2019/05/04

これからどうしようか、どう進めればいいのか道標として教えてくれます。
どっちかというと、転職よりも新卒の就活されている人向きな本だと思いました。
森岡さんの著書は初めてでしたが、熱く語る人なんだなと本を読んで、わかりました。最近、堀江さんや落合さんなど多くの方が本を出していますが、共通していえることは、皆さんしっかり軸を持っているように感じました。多くの困難な状況に立っていたからこそ、今に通じれる。多く勉強したからこそ、自信をもって語れる。学習しない人には、容赦なく論破しているように感じました。
本の内容としては、今からでも、前向きになれるような元気にさせてくれます。ただ、本の中では厳しい状況が語られ、色々突き付けられますが、その分だけ可能性が広がるので、読んで損はないかと思います。大半は自分の経験や世界の状況を熱く語っています。これからどう進めばよいのかモヤモヤ感があればあるほど、この本はバイブルとして、活躍させてくれるのではないかと思います。
ただ、作者の視点で語られているため、相手は当時どう思っていたのかちょっと気になりました。
例えば、娘さん。親の仕事の都合で海外に移住し、現地の学校で勉強したことから、心が強くなっている。だから、これからも頑張れると親の視点で語っていますが、娘さんの視点はどうなっていたのかなぁと思いました。心が強くなれる反面、深刻なストレスにもなる人もいます。その辺は語られていないのでわかりませんが、状況によって解釈は様々だよねと第3者の目線からそう思ってしまいました。

2019/05/03

これもっと早く読みたかった、今読めて良かった

・物事には必ず本質があって、その本質によって構造が決まり、その構造に従って現象が生まれる（本質→構造→現象:欲→競争→資本主義）
・資本主義とは無知であることと、愚かであることに罰金を科す（資本家の世界を射程圏に見据えるパースペクティブをもつ）
・成功を積み重ねれば、キャリアのステップアップがどんどん可能になり、お金は後から付いてくる（成功→金）
・リーダーとして成さなければいけないのは、集団として結果を出させること
・プロが競争している最前線では、友情も、リスペクトも、相手からもらえるべきものではなく、己が実力で勝ち取るもの

2019/05/03

また数年後に読んだら号泣する気がしてる。
こんな親父になりたい。

ポイント
◾︎会社は弱みではなく強みに金を払っている、成功も弱みではなく強みから生まれる
◾︎ブランドとは信用そのもの、それに沿った行動を重ねるのみ
◾︎意識変容と行動変容にはタイムラグがある、そのあいだの激痛に耐えながら進め

2019/05/03

本書のターゲットは以下と考えられます。
コアターゲット：娘さん
戦略ターゲット：就活生（＆新卒1~2年目ぐらい＆なんとなく働いているサラリーマン）

大きなテーマは、以下であると感じます。
「人間の飽くなき欲によって突き動かされる資本主義で生き抜く方法」

A.自分の強みをさらに強くする
　→社会的な評価があがる
　　→くいっぱぐれない

個人的には、
好きなことを突き詰めて、収入はそれなりで良い。好きなことをして、生きるという人生もアリだと感じます。
職能の陳腐化も早くなっているし、日本自体が先行きが良くない状態だからこそ、今この瞬間のハッピーを選択し続ける生き方もアリかなと思います。
（先行きが不安だから、頑張ってしまう人が多いから、今この瞬間のハッピーを取り続けられるひとのほうが希少価値が高まるかもしれない。）

・後ろ向きの仕事をしていないか
・結果を出さないと自身も周りも守れない
という部分は共感しました。

2019/05/02

この世代のかたたちが外資で結果をだすために奮闘してきた記録は非常に参考になる。
当たり前のことをたんたんと書いてくれていて、自分のなかで再認識できることが多々あってよかった。

日本人はアメリカ人の二三倍努努力しなくてはいけない。基本的には経営者が、サラリーマンを搾取する神津になっているのが資本主義など。

2019/04/25

25歳以上に「ビジネス関係で読むべき本は何ですか？」と聞かれれば、業界職種問わず、コレを勧めることにした。日本一尊敬するマーケターによる、娘への、そして日本へのラブレターだ。溢れる愛と実践的な型が詰め込まれてる。

2019/04/24

”やりたいこと”をしっかりと見つけるためのヒントが詰まった良書。

読書メモの詳細は下記noteを御覧ください！
https://note.mu/masatake0914/n/n82cb85f21b86