仕事選びのアートとサイエンス の商品レビュー
仕事選び、キャリア論についての一冊。特に転職にまつわる大局観を養うには絶好の一冊であると思います。 自分の得意なことは実際にその仕事に就いてみないとわからない、「好き」と「憧れ」を混同してはいけない、仕事のおもしろさはやってみないとわからないなど、特段目新しい主張なわけではありま...
仕事選び、キャリア論についての一冊。特に転職にまつわる大局観を養うには絶好の一冊であると思います。 自分の得意なことは実際にその仕事に就いてみないとわからない、「好き」と「憧れ」を混同してはいけない、仕事のおもしろさはやってみないとわからないなど、特段目新しい主張なわけではありませんが、巷のキャリア戦略の問題点について丁寧に解説されており、思わず納得、な内容です。 (個人的には)ロジカルシンキングでは人との差別化はできない、自分の中に蓄積された知識やノウハウこそが差別化の源泉であること、業界・業種によって「課題先行」「好奇心駆動」のタイプがあり必要となる能力がまったく異なる、この2点は印象に残りました。
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仕事を選ぶ際に、どのような考え方をするべきか、著者の体験も含めて説く。電通出身で、いい部分も、悪い部分も書いてあるが、その後の転職先の社名がないのは、理由があるのか、ないのかとか考えてしまう。著者は本を読んだあと、内容をエバーノートでまとめているとあり、だから、著作にいろいろと引...
仕事を選ぶ際に、どのような考え方をするべきか、著者の体験も含めて説く。電通出身で、いい部分も、悪い部分も書いてあるが、その後の転職先の社名がないのは、理由があるのか、ないのかとか考えてしまう。著者は本を読んだあと、内容をエバーノートでまとめているとあり、だから、著作にいろいろと引用があるのだと納得。これから就職、転職を考えている人、今の仕事に悩んでいる人におススメ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルに惹かれ、アートがどのように仕事選びの観点に関わってくるのか、著者の考えを知りたくて購入。 実際は、転職や仕事は、偶然が生み出す産物である事をロジカルに書いているので、アートという表現が正しいかはわからないが、著者の考え方は参考になる部分は多い。 キャリアアンカーなど、他書も紹介しているので、さらっと読むのがおすすめ。
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「転職」について著者の経験に基づく所感をまとめた本。 内容自体は興味深く読めた。しかしタイトルの「アートとサイエンス」というのはどうなんだろう? サイエンス要素は広義に捉えれば多かったと思うが、アート要素は殆ど無かったような……。
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