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あたしたちよくやってる の商品レビュー

3.6

42件のお客様レビュー

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2024/08/13

超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史 けれども私は頭を振って、そのノスタルジーをかなぐり捨てる。 あたしは思い出に耽溺なんかしない。 前へ前へ進むんだ。 あたしは大器晩成型だから、その分先は短いもんで、過去に浸っている時間なんてないのさ。

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2024/08/07

図書館にて題と装丁を見て気になり借りました。 初読みでしたが、短編+エッセイで読みやすかったです。 他の作品も読んでみたいと思ってし手元に置いときたい一冊だなぁと思ったので探して買いたいと思います。

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2024/06/24

DJヒサコがじーんときた。 何かを始めるのに遅すぎることはない、なんて、欠片のようなメッセージではなく、成熟した女性として家庭に入れば仕事や趣味を捨てるべきだという考えに反して、"自分"にまっすぐ生きる素晴らしさを教えてくれた。 この本の中のエッセイ、ショート...

DJヒサコがじーんときた。 何かを始めるのに遅すぎることはない、なんて、欠片のようなメッセージではなく、成熟した女性として家庭に入れば仕事や趣味を捨てるべきだという考えに反して、"自分"にまっすぐ生きる素晴らしさを教えてくれた。 この本の中のエッセイ、ショートストーリー、スケッチ(この表現とても好き、そこらへんにいる人を物語ちっくに表現してみました…感がすてき。)は、すべてラストのDJの話のための壮大な前フリのような気がする。 やっぱり山内マリコさんの描く女性が素敵。汚さも美しさもごちゃ混ぜにする感じ。

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2024/04/17

『好きなように生きてるだけで、苦しい。自分らしくあろうとするだけで、なにかと闘うことになる。男とも、女とも』って文に共感しかない。年齢やジェンダーについてモヤる日々に少し勇気と元気をもらえる短編+エッセイ集。ドラえもんのしずかちゃんの話と『超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史』...

『好きなように生きてるだけで、苦しい。自分らしくあろうとするだけで、なにかと闘うことになる。男とも、女とも』って文に共感しかない。年齢やジェンダーについてモヤる日々に少し勇気と元気をもらえる短編+エッセイ集。ドラえもんのしずかちゃんの話と『超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史』が良かった

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2024/04/11

p.34に寄せて ここに私の人生観が詰まっていた。さみしくなったときに私はいつだって駆けつけるわよ。 あとはサキちゃんのプリン。最高に甘い贅沢は私も手放せない! ヒサコも最高。人生こうじゃなきゃね。

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2024/03/30

女性をテーマに短編とエッセイがミックスされた一冊。 しずかちゃん、あこがれ、80歳のDJヒサコの話が印象的。 山内マリコさんは、女性の感情表現が的確。読んでいてハッとさせられたり、心がギュッとなったり、励まされたり。こちらの感情も忙しくなる。応援したいのだろう。LIVEで言うと...

女性をテーマに短編とエッセイがミックスされた一冊。 しずかちゃん、あこがれ、80歳のDJヒサコの話が印象的。 山内マリコさんは、女性の感情表現が的確。読んでいてハッとさせられたり、心がギュッとなったり、励まされたり。こちらの感情も忙しくなる。応援したいのだろう。LIVEで言うとラストでキラキラテープが会場に落ち切った後の覚めやらぬ興奮が残っている時のような、色々あるけどがんばろうって、明日につながる元気をもらえる。

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2024/03/02

元気になる。 ラストストーリー「超遅先きDJ〜」は半世紀過ぎた私の人生の応援歌。振り返っている暇などない。好きな事して生きることに誰にも文句を言われる筋合いなどないと。

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2023/12/10

タイトルに惹かれて読んでみた。 短編とエッセイとスケッチという構成。 自分らしく生きるという事の難しさ。 いつからこんなに複雑な思いを抱え始めたんだろうか。 しずかちゃんと、超遅咲きDJがとても良かった。

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2023/04/23

「女性」が主なテーマ。 ショートストーリーにどっぷり浸かって、エッセイで考えさせられて。「ライク・ア・ガール」で紹介されていた動画が好き。

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2022/11/22

エッセイの延長線上でフェミニズムな短編集です。 滑稽だったのはドラえもんのしずかちゃんの章だ。 計算高く二面性のある、しずかちゃんを描いている。 著者は富山県出身であるが故のしずかちゃん像が皮肉的にも可笑しくなった。言うまでもなく、しずかちゃんはTHE女子で万人受けされる設定だ。...

エッセイの延長線上でフェミニズムな短編集です。 滑稽だったのはドラえもんのしずかちゃんの章だ。 計算高く二面性のある、しずかちゃんを描いている。 著者は富山県出身であるが故のしずかちゃん像が皮肉的にも可笑しくなった。言うまでもなく、しずかちゃんはTHE女子で万人受けされる設定だ。 相方の藤子不二雄A先生も富山県出身で本年2022年惜しまれながら逝去された。 偶然にもこの著書を手に取れた事に嬉しくなった。 人生は偶然と必然の物語である。そんな事を考えさせられた。そして時代はフェミニストである。 しすかちゃんが言った『のび太のヤツ!こんど覗きに来たら殺す!!』 私らが勝手にフェミニンなしずかちゃんを想像していた。 もうジェンダーが当たり前な世界だ。

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