あたしたちよくやってる の商品レビュー
あたしたちよくやってる 山内マリコさん。 エッセイ? 短編? 女子の生き方を問うようなお話。 おもしろい話と、興味のない話と、半々だった。 キャロルキングの you've Got a Friend(君の友だち) という曲のくだりがでてくる。 またまた、聞いてみた。...
あたしたちよくやってる 山内マリコさん。 エッセイ? 短編? 女子の生き方を問うようなお話。 おもしろい話と、興味のない話と、半々だった。 キャロルキングの you've Got a Friend(君の友だち) という曲のくだりがでてくる。 またまた、聞いてみた。 英語の意味はわからないけれど、なんとなく良いわー。
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短編(short story)とエッセイと超短編(sketch)が入り交じっているが、女の生き方、女の生きづらさといった主題が芯のように通っている。短編集でもエッセイ集でもなく、ちょっと読みづらい気もするが、一つ一つの短編は面白い。
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誰かの期待に応えられなくても、無理して笑うのは、もうやめよう。女性と年齢、結婚、ファッション、女ともだち――さっきまであった自信なんて、いとも簡単に吹き飛んでしまう毎日を果敢に生きる女性へ贈る「自分とは何か」を思索する短編+エッセイ33編。 うーん、山内さんのお買い物やこだわり...
誰かの期待に応えられなくても、無理して笑うのは、もうやめよう。女性と年齢、結婚、ファッション、女ともだち――さっきまであった自信なんて、いとも簡単に吹き飛んでしまう毎日を果敢に生きる女性へ贈る「自分とは何か」を思索する短編+エッセイ33編。 うーん、山内さんのお買い物やこだわりが書かれたエッセイは好きだったけど、今回はちょっと感覚がズレてるというか私には分からないものが多かった。私も所詮バブル時代は知らないし、そこまで尖ってもいなくて、そこまで悩んでもいないってことなんだろうなぁ。ジェンダーに関しての考え方というか、固定枠の中にいることの生きづらさみたいものは感じるけど、それでも私たちの世代は徐々に恵まれつつあって、個人的には自由に生きている(つもり)だから。最後の短編、DJおばあちゃんの人生がカッコよすぎてしびれた。素敵すぎる!
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タイトルがすべて。もはやいちジャンルとなった「女の生きづらさ本」の中でも比較的軽やかにさらっと断片的散文的に(実際にいろんな媒体で書かれたエッセイだったり掌編だったりのアンソロジー)オンナの絶望と希望が絶妙なバランスで描かれた一冊。軽やかながらも内容はあちこち刺さり、心になんだか...
タイトルがすべて。もはやいちジャンルとなった「女の生きづらさ本」の中でも比較的軽やかにさらっと断片的散文的に(実際にいろんな媒体で書かれたエッセイだったり掌編だったりのアンソロジー)オンナの絶望と希望が絶妙なバランスで描かれた一冊。軽やかながらも内容はあちこち刺さり、心になんだかぽっと火が灯るような何度も読み返したくなる本。最後の最後に登場する短編「超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史」が最高!
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女の人ってタイヘンですね、と 何故か他人事のように思ってしまう もう少し歳をとったら色々焦ってきたりするのかもしれない その時はもう一度読んだらいいと思う 「ここは退屈迎えに来て」も「さみしくなったら名前を呼んで」も、友達へだったんだ 素敵
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山内マリコさんのエッセイ&短編集。すっと入ってくる言葉で、女性のいろんな生きづらさを断片的に切り取って描いていく。 三十路を迎えたわたし、感情移入なしで読むのは不可能。でも悲観的にならずに読み進められたのは言葉の明るさ、良い意味での軽さ?深く踏み込むことなく、足取りでどん...
山内マリコさんのエッセイ&短編集。すっと入ってくる言葉で、女性のいろんな生きづらさを断片的に切り取って描いていく。 三十路を迎えたわたし、感情移入なしで読むのは不可能。でも悲観的にならずに読み進められたのは言葉の明るさ、良い意味での軽さ?深く踏み込むことなく、足取りでどんどん進んでいく構成のおかげかな。 同作者の作品は、長編よりもこういった短編のほうがわたしは好みかも。 一瞬でもSNSを覗けば、結婚・出産・育児・転職・病気・離婚といった同世代のいろんな人生が目まぐるしく再生される。この本の短編、エッセイのスピードなんか可愛いくらい、1スクロールのなかに沢山の物語りが詰め込まれてくる。 いいねを押しつつ、わたしの価値観も三十路バージョンにアップデートしていかないといけない。何が「いいね」なのか、何が「悲しいね」なのか。 女性だからという足枷は、もうその情景をドラマにしてしまい、自分を主人公にして生きていくくらいの踏ん切りが必要なのだと思う。わたしの周りで、この歳になっても強く「生きてる」脈を感じさせる人は、そういう「主人公」たちだ。でも自分がそうなれるかというと、それはそれで別の問題だ。 でも、そんな脈に触れ合ってることはとても楽しい。山内マリコさんが描く女性は、そんな脈を感じる人たちだったと思う。 好きだった章 ・しずかちゃんの秘密の女友だち ・自分をひたすら楽しむもの ・楽しい孤独 ・超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史
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山内マリコの短編小説&エッセイ集。初出一覧はかなり多岐に渡るが女性と年齢という一貫したテーマがあり、順番・構成も相当練られている印象で男の自分でも読みやすかった。でもそんな呑気な感想を抱いている時点で本作を何分の一も理解できていないのかもしれない。社会はまだまだ“呪い”の中だ。...
山内マリコの短編小説&エッセイ集。初出一覧はかなり多岐に渡るが女性と年齢という一貫したテーマがあり、順番・構成も相当練られている印象で男の自分でも読みやすかった。でもそんな呑気な感想を抱いている時点で本作を何分の一も理解できていないのかもしれない。社会はまだまだ“呪い”の中だ。
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女友達とはいずれ別れがやってくる。結婚した女にとって一番親しい人は男になる。 そーなんよねーー!悲しいけど、ほんまそう。
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よかった。というよりも、山内さんの思考、嗜好、似ている気がする、もしくは私が寄せていってるのかもしれないけれど。友達になりたいなーってくらい読んでてわかるわー、とか、あ、そういう考えもあるかってなるから好き。 とにかく絶妙。 ほんと、わたしたちよくやってる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2019/04/24リクエスト よくやってる→頑張れって後押ししてくれる内容だと思った。 違った。 レビュー高いのはなぜなんだろ? 私は何一つ響かなかった。 何を言いたいのか、わからない。 そもそも、この作家が苦手なのかもしれない。
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