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父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。 の商品レビュー

3.8

384件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  3. 3つ

    96

  4. 2つ

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2026/03/06

経済についての話を歴史と紐付けて解説してくれている本。 今まさにAIテクノロジーが進歩して人に代替していく過程であり、過去の産業革命と照らし合わせて考えられることが多かった。

Posted byブクログ

2026/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

経済学の本を読んだ事無かったので、入門がてら読んだ一冊。 人間の感情抜きで考えるのが経済学だと思っていたので、ちょっと意外な展開。貯蓄や余剰の概念が生まれたから欲が生まれたからだろう...。 怒りや哀れみのぶつけ方にも気をつけなければ。

Posted byブクログ

2026/02/15

タイトルからパッと想像した内容の本とは少し違っていた。経済の話というので、世俗的な話しや現代での立ち回りかなと思っていたら、現代の資本主義構造の成り立ちと変せんをざっくり書いた上でしっかり批判していて面白かった。経済学は占いや哲学に近しいと経済学者が言ってのけるのは気概を感じたし...

タイトルからパッと想像した内容の本とは少し違っていた。経済の話というので、世俗的な話しや現代での立ち回りかなと思っていたら、現代の資本主義構造の成り立ちと変せんをざっくり書いた上でしっかり批判していて面白かった。経済学は占いや哲学に近しいと経済学者が言ってのけるのは気概を感じたし、その通りだなと感じた。 本書はわかりやすさを優先して解像度は荒い表現を多用していると感じるが現代の政治経済が抱えたいる問題や疑問はなぜその問題が立ち上がっているかを知らずして立ち向かえない。 一冊を通して最初の「なぜこんなに格差がうまれるの?」という疑問への明確な解決はわからない。ただ読み始めた時とは深度が変わっている。 しかし、だいたいどんな本読んでも結局資本主義経済の功罪がとりだたされるのが面白い。 あと宗教(たぶん主にキリスト教)も為政者が思い通りの世を形成して維持させるために「格差はあるんだよ」と維持させるために利用していたという側面にも共感できた。

Posted byブクログ

2026/02/04

「なぜ経済格差が存在するのか」という問いに歴史を紐解きながら説明した本です。 本書では、格差とは個人の能力の結果ではなく、「たまたま農業に適した土地にいた」「たまたま余剰を管理する側に回った」という歴史的な偶然と構造の問題だと説いています。 そしてこの格差を解消するためには、経済...

「なぜ経済格差が存在するのか」という問いに歴史を紐解きながら説明した本です。 本書では、格差とは個人の能力の結果ではなく、「たまたま農業に適した土地にいた」「たまたま余剰を管理する側に回った」という歴史的な偶然と構造の問題だと説いています。 そしてこの格差を解消するためには、経済を専門家だけのものにせず、民主主義の手に取り戻すべきだと主張しています。 しかし、人間はわかっているのに競争を止められない生き物。市場社会は、人間を節度のない愚か者にしてしまうという難しさがあります。 また本書では『マトリックス』や『フランケンシュタイン』などの物語や寓話を引用しているのが特徴的です。これらは「人間が自ら作り出した経済システムに、いつのまにか支配されている」という構図を感覚的に理解させ、現実を批判的に見直すための鏡として機能しています。 現代の格差を象徴するのは、社会に不可欠なエッセンシャルワークより、金融やテックなどの業界のほうにお金が集まるという理不尽があります。 「経験価値より交換価値が優先される市場社会」では、エッセンシャルワーカーの重要性が報酬に反映されにくいのです。 市場社会では借金(クレジット)が未来の価値を現在に引き寄せます。テック企業や金融は、この「未来の期待」を最大限に利用できる業種です。逆に、エッセンシャルワークは「未来の利益」ではなく「今日の生活を維持する仕事」なので、投資家の期待の対象になりにくく、資本が集まりづらい構造があるのです。 未来への価値に信用をするという特殊なシステムの中で生活をしているということに、それこそSFのような不思議な世界で生きている感覚になります。

Posted byブクログ

2026/01/22

食料保存の話は私は初耳だったので興味深かった。でも本当にそれが理由かな?元々の知能みたいなのはないだろうかとと思うけど。

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2026/01/16

ヨーロッパは動植物が限られていたから農耕が発展しさらに市場ができた。 その結果、武器の開発なども盛んになり軍事力を得た オーストラリアは動植物が豊富にあり農耕が発展する必要性に駆られず、その日の獲物をその日に捕ればいい。いわゆるその日暮らし。 結果、余暇を持て余すので絵画や音楽が...

ヨーロッパは動植物が限られていたから農耕が発展しさらに市場ができた。 その結果、武器の開発なども盛んになり軍事力を得た オーストラリアは動植物が豊富にあり農耕が発展する必要性に駆られず、その日の獲物をその日に捕ればいい。いわゆるその日暮らし。 結果、余暇を持て余すので絵画や音楽が発展し軍事力は育たず 結果イギリスに侵攻され成す術なく敗れる つまり、国の強さは地理に依存する オーストラリアに動植物が少なく農耕が発展するキッカケがあれば簡単にイギリスに侵攻されることも無かったかもしれない

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2026/01/04

経済のざっくりした流れのイメージをつけるのに良い本。 収容所でのタバコの価値を中心とした経済の話は面白く参考になった。

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2025/12/14

最初の話 なぜヨーロッパが栄えたのかの話はメチャクチャおもしろかった。けど、後半、難しい内容が続いてしんどかった。勉強不足。途中の、捕虜の収監所の話もおもしろかった

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2025/11/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

格差はどこから生まれるのか。なぜイギリス人がアボリジニを支配して、逆にアボリジニがイギリスを侵略することが起きなかったのか。本書はその問いから始まる。 人口の増加を狩猟で支えうことが出来なくなった社会は強制的に農耕へ移行するしかなくなり、農耕が余剰を生み出し、農耕が文字を、官僚制度を、軍隊を、権力を生み出したという、すべては余剰に突き動かされていた。オーストラリアはこれに従えば農地を耕さなくても生活の営みが可能だった。だから余剰を記録する文字も生まれなかった。 続いて市場社会の誕生の話に移り、かつては商品ではなかった、「労働力」、「土地」が囲い込みを通じて、かつて領主との使役関係にあった農奴は自由を得る代わりに土地から追い出され、唯一持つ労働力を市場を通じて取引をせざるを得なくなった流れが説明される。 不況の最中にむしろ人間と機械のうち人間の方が食べていかなければならないからこそ、労働力として安上がりになり、機械に奪われた仕事を逆に人間の雇用が取り戻すというのは、逆説的なようでいて考えていなかった視点だし、ラッダイト運動が目指したのは機械に奪われた仕事を取り戻すことではなく、機械を一部の人間が支配していたことに対する反抗であったことは知らなかった。

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2025/10/08

2025/10/08 著者の意図「君には今の怒りをそのまま持ち続けて欲しい。でも、賢く戦略的に怒り続けて欲しい気が熟したら、その時に必要な行動をとって欲しい。この世界を本当に構成で理にかなったあるべき姿にするために」 交換価値と経験価値p50 交換価値は、お金と商品の交換 経験...

2025/10/08 著者の意図「君には今の怒りをそのまま持ち続けて欲しい。でも、賢く戦略的に怒り続けて欲しい気が熟したら、その時に必要な行動をとって欲しい。この世界を本当に構成で理にかなったあるべき姿にするために」 交換価値と経験価値p50 交換価値は、お金と商品の交換 経験価値は、本人の意思と経験との交換(献血を無料でやることや、溺れている人を助けること) そこにお金が発生すると、経験と交換を嫌がる人がいる →感謝の意を伝えるときに、対価が必要でない時がある p124 狩人のジレンマールソーの寓話? 集団で狩りが必要な鹿と、個人で狩りが可能なうさぎ 鹿を狩ることで、数日間は仲間内で全員助かるが、彼なければ手ぶらで帰ることになる。うさぎであれば、その日のご飯にはありつけるが、毎日からなくてはならない。 狩人はもし鹿を狩ることができなければ手ぶらで帰ってしまう心配と、目の前のうさぎを狩らないように意識を作ることのジレンマに駆られる →自分とチームを信じることが大切、信じさせることが大切 労働力と賃金 賃金が2割下がることにより、経営者は給料2割安く払うことで助かる面がある。そこで浮いた2割の金額で新しい労働者を雇うことができ、生産性を上げることができる。しかし、世の中の労働者が2割給料が削減されると、購買力も低下する。そこで、自分が売っているものを労働者が買えなくなることを懸念すると、新しい従業員は雇えなくなる。 経済において、集団が全員楽観的であれば、楽観的が事実になる。全員が悲観的であれば、悲観的なものが事実となる。 →実際の事実よりも、みんなの感情や思いが事実となる 支配者だけが国を支配する権利を持っているように振る舞うと、庶民は支配者が権力を維持することができる。その物語や理想感、宗教を作り込むことが大事。 →洗脳、まずは価値観のラベリングをしてから行うと測りにくいのかな?

Posted byブクログ