リハーサル の商品レビュー
性懲りも無く読んでしまった。 しかも読み始めるとあっという間に・・・。 相変わらずの怖さ。 これぞ「リカ」という作品だった。 怖いし気持ち悪いのになぜか読み出すと止まらない。 これがくせになります。 怖い物見たさとはこのことか・・・。
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うわー、今回のリカは今までに無く不気味でおぞましく 感じた。 そう思わせるのがこの作品なのだろうから、作品は 成功しているのだあろうけれど、、、 私は、2度とリカには会いたく。。。
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五十嵐貴久 著「リカ」「リターン」「リバース」、そして今回「リハーサル」(2019.2)が発行されました。「リカ」「リターン」「リバース」をお読みの方は必ず手に取られると思います。私も一息に読了しました。雨宮リカ、28歳、170cm、腋臭持ち、興奮すると臭気が高まる。雨宮リカを看...
五十嵐貴久 著「リカ」「リターン」「リバース」、そして今回「リハーサル」(2019.2)が発行されました。「リカ」「リターン」「リバース」をお読みの方は必ず手に取られると思います。私も一息に読了しました。雨宮リカ、28歳、170cm、腋臭持ち、興奮すると臭気が高まる。雨宮リカを看護師で採用した「花山病院」が崩れ落ちていきます。なお、本年12月には5作目「リメンバー」が刊行予定だそうです。
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「リカ」「リターン」に続いて読了。リカは相変わらずありえない人格なのだが、ちょっとした弱みを握られてずるずる、、、という展開は日常でもよくある話だと思う。なかなか怖かった。
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読む度に嫌な気分になりながらも続きを読んでしまうシリーズ。 最新作もやっぱりそう。 「もうこれ以上は無いでしょ」という展開に陥っているのに、本のページの厚みはまだ半分もある…。 今作は物理的な猟奇表現よりも精神的な表現での恐ろしさ。 リカのセリフに句読点が無くなると早口になっ...
読む度に嫌な気分になりながらも続きを読んでしまうシリーズ。 最新作もやっぱりそう。 「もうこれ以上は無いでしょ」という展開に陥っているのに、本のページの厚みはまだ半分もある…。 今作は物理的な猟奇表現よりも精神的な表現での恐ろしさ。 リカのセリフに句読点が無くなると早口になっているのを感じられると共に耳元で囁かれているような感覚になっておぞましい。 リカに対する違和感や嫌悪感は、「他者と相容れないもの」「正常じゃ無いもの」だからなのかと思っていた。 でもそうでは無くて、誰もが心の中に持っているけれど他者とのバランスをとるために絶対に表に出さないこと、隠していることを、リカは心理や行動でさらけ出していることに、自分の負の面を目の当たりにさせられている感じがするからのように感じた。 帯は、「シリーズ史上最も」っていうのは違うかなぁ。 確かに酸鼻ではあるけれど、結末よりももっと別の部分を表現した方が良かったような。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1作目で少し触れられていたリカの花山病院勤務時代の惨劇。 結末は知っていても、読まずにいられない衝動にかられるほど謎多き“愛の迷走モンスター”リカ。相変わらず愛情を独占するために邪魔な人間を排除するその決断と行動力は光の如く素早い。同じ日本語を話してるのに全く噛み合わない会話が精神の破綻ぶりをますます強調。展開に真新しさはないが、彼女の凄まじい負のバイタリティ爆発を目の当たり。 『リターン』を読了しているというのに、まざまざと残る彼女の濃い陰影…こんなにも自分の中でリカはまだ生きている…。
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