リハーサル の商品レビュー

五十嵐貴久(著者)

2019/06/11

初めてのリカシリーズ．救いのないホラーだけれど，相手は一人の人間，いつか誰かが胸のすくような結末を導いてくれることを期待します，五十嵐先生もうこの辺で次作あたりでいかがでしょうか．

2019/06/04

星四なのは読み終わった後のリカへの憎悪の為です。

リカシリーズなのでハッピーエンドは期待できません（そもそもそんな物語ではない）。
怖いのか、気持ち悪いのか・・・いずれにしても後味は悪いです。

今回も純真無垢？な主人公達がリカのアリ地獄に少しずつ少しずつ引き摺り込まれていきます。
あの時やめておけばの後悔先に立たずの言葉通りの物語となっております。劇中に語られる株の暴落の話が本編の主人公達のとった行動と韻を踏んでいるような気がしました。

結びになりますがリカは人の不幸を耕します。少しずつ少しずつ成長した不幸はリカへの嫌悪に比例して自分に帰ってきます。

またここに恐ろしい不幸な物語が誕生しました。

2019/05/20

思い込みの激しさも、二人の邪魔を徹底的に排除する激しさも、相変わらずのリカでした（笑）

恋をする→相手には恋人がいる→リカと彼は両想いだと勝手に決めつける→二人の仲を邪魔するものは、ことごとく排除する。

水戸黄門的な、お決まりのパターンを楽しみにしている人には、「待ってました！」なのでしょうが、そうでない人には、「また、このパターンですか」という感じ。

2019年の12月には、第五弾が文庫化されるようだけど、さすがに、もういいかな。

2019/05/18

『リカ』シリーズ4弾。
手に負えないモンスターは相変わらずでした。
最後、救済のある結末を期待しましたが、やはり裏切られました・・・。

2019/04/30

怖いの一言です。
知恵が回って人の思いに人一倍敏感、こんな人敵に回したらかないっこないです。
次の作品もある様なので目が離せません。

2019/04/17

リカシリーズ３作目ですが、やっぱりパワーを感じてしまう。
人間の思想、信念、欲望といった類のものなのか。
違和感ではなく、ただ圧倒されるだけ。
人が自分の目で観る真実は、その人自身だけのものなのかもしれない。
人の数だけ真実がある、という言葉もあったような。
この作品が描くのはこのこと。
心地よいと言えるほどの気持ち悪さが、読んでる間ずっとつきまとっていた。

2019/04/05

「リカ」第4弾。
相変わらずのリカの強烈さに慄く。
リカのことに限らずとも、ちょっとしたきっかけで不幸に陥るものだと。
付き纏われたら死ぬ以外逃れられないのが怖い。

2019/03/18

リカシリーズの最新作だが第一作目の十年前の設定。
この巻いる？と思いつつ，やっぱり恐いもの見たさに読んでしまった。そして，アリだなと(笑)
あらすじ(背表紙より)
花山病院の副院長・大矢は、簡単なオペでのミスを新任の看護婦・リカに指摘され、“隠蔽”してしまう。それ以来、リカの異様な付き纏いに悩まされる。一方、病院内では婦長の転落を始め陰惨な事故・事件が続発。そして、大矢の美しき婚約者・真由美が消えた。誰もいないはずの新築の病棟で、彼が対面したのは…。シリーズ史上、最も酸鼻な幕切れ。

2019/03/18

性懲りも無く読んでしまった。
しかも読み始めるとあっという間に･･･。

相変わらずの怖さ。
これぞ「リカ」という作品だった。

怖いし気持ち悪いのになぜか読み出すと止まらない。
これがくせになります。

怖い物見たさとはこのことか･･･。

2019/03/16

うわー、今回のリカは今までに無く不気味でおぞましく
感じた。
そう思わせるのがこの作品なのだろうから、作品は
成功しているのだあろうけれど、、、
私は、2度とリカには会いたく。。。