1,800円以上の注文で送料無料

リハーサル の商品レビュー

3.9

84件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    29

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2019/10/31

「リカ」シリーズ。時系列としては「リカ」の前の物語なのですね。帯には「最も酸鼻な幕切れ」とありますが。……そうかしら。個人的には「リカ」→「リターン」の流れのあれが一番酸鼻を極めていたと思いますが(死よりも恐ろしいのってそうそうありませんよ)。ただし、ここから「リカ」に繋がってい...

「リカ」シリーズ。時系列としては「リカ」の前の物語なのですね。帯には「最も酸鼻な幕切れ」とありますが。……そうかしら。個人的には「リカ」→「リターン」の流れのあれが一番酸鼻を極めていたと思いますが(死よりも恐ろしいのってそうそうありませんよ)。ただし、ここから「リカ」に繋がっていくこれがリハーサルだったのかと思えば。より一層感慨深くなりました。この失敗から学んだわけですね、彼女は。 今までのシリーズを読んでいればだいたい話の流れは予想がつくものの。やっぱり怖いし嫌だなあ。どこが彼女の逆鱗に触れてしまうのか、そのポイントが分からないのがとにかく嫌。本当にこんな人、直接の関りがなくとも身近にいたりしたら大変すぎます。というよりももはや「人」ではないのかもしれない……。

Posted byブクログ

2019/10/30

TVドラマが始まってから「リカ」「リターン」と読んでTVが本作から始まっているのに気づき慌てて読んだ。あらすじはTVと同じだが、リカを美人に描いているので物語に修正を加えているのかと思ったら、ラストにちゃんと世にも恐ろしい顔に変えてしまったようだ。この小説を読んでも人生に何のプラ...

TVドラマが始まってから「リカ」「リターン」と読んでTVが本作から始まっているのに気づき慌てて読んだ。あらすじはTVと同じだが、リカを美人に描いているので物語に修正を加えているのかと思ったら、ラストにちゃんと世にも恐ろしい顔に変えてしまったようだ。この小説を読んでも人生に何のプラスにもならない小説なのだけれども、もう読まれずはおれなくなってしまった、残る一作「リバース」には何故リカがこんな恐ろしい女になったのかが書かれいるに違いない、それと一作目のリカの運動能力の謎も書かれているのだろうか。

Posted byブクログ

2019/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【サイン本】なんとー、刊行順に読むつもりが、【リバース】飛び越えて【リハーサル】読んじゃった【汗】はぁ、今回も恐怖の連続、連続、連続。リカリカリカリカリカ。リカの呪縛。どんどん追い詰められていく大矢先生の恐怖は計り知れない。リカは壊れてる。でもリカの中では【正しい】ことなのだ。手に負えない。さて、気を取り直して、【リバース】読もう。大人の土ドラ【リカ】も平行して見ます【滝汗】

Posted byブクログ

2019/10/03

めちゃくちゃ面白かった。いや、これは面白かったという感想が ふさわしいのか。。 相変わらず恐ろしかった、リカ。 まさか「リカ」シリーズが続いているとは知らず。 ドラマ化を知って、新作が今年のはじめに出てたことを知って すぐに買いに走った。 一気読み。 次、リカがどんなことをしでか...

めちゃくちゃ面白かった。いや、これは面白かったという感想が ふさわしいのか。。 相変わらず恐ろしかった、リカ。 まさか「リカ」シリーズが続いているとは知らず。 ドラマ化を知って、新作が今年のはじめに出てたことを知って すぐに買いに走った。 一気読み。 次、リカがどんなことをしでかすのか、恐ろしいやら興味深いやら。 このサイコパスは、とてつもなく頭が良いのが さらに恐ろしさを倍増してる。 にしても最後のシーンは、五十嵐貴久さん。トラウマレベルですよ。 まだ、続き出るらしい。 確かに、年代別にもう一度、読み返したい。 本当に読みやすいんだよね、五十嵐貴久さんの文章って。

Posted byブクログ

2019/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

医療従事者なので、この規模の病院の空気感がわかり、臨場感MAXで楽しめました。ドラマの配役をかぶせて読むと、イイ感じです。でも すでに リカロス・・・はやくあたらしいリカにあいたいリカにあいたいリカにあいたいリカに・・・

Posted byブクログ

2019/08/31

臭いを想像しただけでリバースしそう 人出不足の為看護婦を雇う事になった花山病院 面接をした5名の中から3名を採用する事に。2人は確定、残りの一人、しっかりとした推薦状を持ち頭が良いと感じさせる受け答えをした雨宮リカが良いのではないかと副院長の大矢は言ったが婦長の小山内は何か不穏...

臭いを想像しただけでリバースしそう 人出不足の為看護婦を雇う事になった花山病院 面接をした5名の中から3名を採用する事に。2人は確定、残りの一人、しっかりとした推薦状を持ち頭が良いと感じさせる受け答えをした雨宮リカが良いのではないかと副院長の大矢は言ったが婦長の小山内は何か不穏な雰囲気を感じ取り反対をした。正式採用は3ヶ月の研修期間を見て判断するとの事でリカは採用された。 そこから花山病院におかしな事件が続いていく。 虫垂切除手術の後リカが鉗子が足りない、お腹の中に入れたままだと言う。 大矢とリカは二人だけでもう一度患者を開腹し鉗子を取り出す。おかしい。確かに鉗子はすべて取り除いたはずなのに……リカに弱みを握られた。 リカを早急に辞めさせるべきと言っていた婦長小山内が階段から落ち植物状態に 婦長を引き継いだ看護婦も首をつって自殺と判断され ある看護婦は車に轢き逃げされ、医師2人は支離滅裂の状態になり行方不明に 半身不随の花山病院長の叔父は窒息死、すべてリカの仕業と大矢は思ったが証拠がない。そして最愛の大矢の婚約者真由美の行方もわからなくなった…… 出ました!リカちゃんシリーズ第4段であります。 2年前「リカ」を初めて読んだ衝撃たるや凄まじいものがありました。 「リターン」「リバース」と読み進めましたが慣れより恐ろしさが増していきます。リカと言う人物像を作り出した五十嵐さんの頭の中を覗いてみたい気もしますが…… 次の「リメンバー」もすでに始まっていますのでまたもや夢中で時間が過ぎていきそうです。現代での映像化ならないかなぁ。

Posted byブクログ

2019/07/27

説明 内容(「BOOK」データベースより) 花山病院の副院長・大矢は、簡単なオペでのミスを新任の看護婦・リカに指摘され、“隠蔽”してしまう。それ以来、リカの異様な付き纏いに悩まされる。一方、病院内では婦長の転落を始め陰惨な事故・事件が続発。そして、大矢の美しき婚約者・真由美が消え...

説明 内容(「BOOK」データベースより) 花山病院の副院長・大矢は、簡単なオペでのミスを新任の看護婦・リカに指摘され、“隠蔽”してしまう。それ以来、リカの異様な付き纏いに悩まされる。一方、病院内では婦長の転落を始め陰惨な事故・事件が続発。そして、大矢の美しき婚約者・真由美が消えた。誰もいないはずの新築の病棟で、彼が対面したのは…。シリーズ史上、最も酸鼻な幕切れ。 『リカ』シリーズ第4弾。 『リターン』『リバース』はさほどグロさがなかったけど これは『リカ』再び!っと言った感じのグロさでした。 4冊読んでいると ドンドン臭いのイメージが強くなってきます。本から本当に臭いがしてきそうです。 続編がまた出るのかな?楽しみです。

Posted byブクログ

2019/07/18

リカ再び! ってかリカは一体何人殺してんだ? なんで逮捕されない?! 相変わらずキモくてゾクゾクしてイライラさせられた! もちろん一気読み! ただ過去作品に比べたらインパクトは薄いわ。 2020年に新たなシリーズが出るみたいなので楽しみ。

Posted byブクログ

2019/07/17

2019年、18冊目は、『リカ』シリーズ、第4弾。 東京、中野の個人病院、花山医院。大矢はその院長の甥であり、病床に伏す院長の代役で副院長の職に就いている。看護婦増員で赴任したのが、雨宮リカだった。その時から、花山医院に様々な出来事が起こっていく……。 コレだよ。『リカ』ファ...

2019年、18冊目は、『リカ』シリーズ、第4弾。 東京、中野の個人病院、花山医院。大矢はその院長の甥であり、病床に伏す院長の代役で副院長の職に就いている。看護婦増員で赴任したのが、雨宮リカだった。その時から、花山医院に様々な出来事が起こっていく……。 コレだよ。『リカ』ファンの自分が望んでいたのは。『リターン』で、『リング』貞子以来のホラー・クイーンになり損ねた感があったリカだが、シリアルキラー復活。 大矢視点で展開するストーリーも『リカ』を踏襲。『リカ』の暗闇から迫って来る恐怖感は薄れたが、逆にそのシリアルキラーっぷりが高まった。 また、『リカ』シリーズを読んでいる方々向けの細かいフックもあり(自分も拾いきれているとは思えないので、シリーズで再読必至)。 雨宮リカの台詞回しも『リカ』のソレに近い。雨宮リカの経歴の検証とか、もぅ少し突っ込んでいただければ……、と思う部分。『リカ』では、本間の家族に手を下さなかった部分との違和感は感じたが、自分が欲しかったのは、雨宮リカの妄想、欲求に巻き込まれ、振り回され堕ちていく話。 シリーズ5弾『リメンバー』が進行中のようだが、『リカ』クロニクルがどういう結末を迎えるか、楽しみに待ちたい(数年後、更なる後日譚、『リピート』なんてのが出たりして……)。 読み終えると『リハーサル』というタイトルに震えがきた。そこまで凝ってたのね。

Posted byブクログ

2019/06/26

こんな女性、実在するのか?いや、結構何人も実在するかも…. 近年、何でもかんでも病人として扱ってしまいがちですが、単に思い込み、虚言癖の激しい精神異常者。こんな人格になるまでには、色々負の背景があるのだろうが、こんな人に出会ってしまうのは不幸以外の何者でも無い!

Posted byブクログ