リハーサル の商品レビュー
何を言っても自分の都合のいいようにしか捉えてくれない。弱みを握って外堀を固め何も出来ない状況に追い込んでくる。そんな人に執拗に愛されたらどうしよう… そんなお話ですが、今回はリカとの話の通じなさが本当にツボ。 実際にはこんな人相手にしたらこちらの精神が崩壊しそうです笑 今回の作...
何を言っても自分の都合のいいようにしか捉えてくれない。弱みを握って外堀を固め何も出来ない状況に追い込んでくる。そんな人に執拗に愛されたらどうしよう… そんなお話ですが、今回はリカとの話の通じなさが本当にツボ。 実際にはこんな人相手にしたらこちらの精神が崩壊しそうです笑 今回の作品はグロ少なめかと思っていたら、ラスト数ページで気づいたら顔を顰めてました… 日本語ならではの作中のセリフの表現の仕方が秀逸でした。
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今作は年代的にはリカシリーズの1作目のリカの一つ手前の物語。 リカが様々なことを知り、より自分の都合が良いように、残虐性が増した背景が垣間見ることができた。 ただ、整形手術は成功したのかな? 失敗したから、メールからの妄想に入ったのかもしれませんね。手紙の流れは、しっかりと3作目...
今作は年代的にはリカシリーズの1作目のリカの一つ手前の物語。 リカが様々なことを知り、より自分の都合が良いように、残虐性が増した背景が垣間見ることができた。 ただ、整形手術は成功したのかな? 失敗したから、メールからの妄想に入ったのかもしれませんね。手紙の流れは、しっかりと3作目にあった。 怖かったですが、面白いという不思議な感じです。
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シリーズ第四弾。時代は第一弾の前になる。花山病院に看護師として就職し、副院長の大矢を気に入り、大矢に関係する人たちを次々と手にかけていくリカ。帯にリカシリーズ史上、最も酸鼻な幕切れとあるが、確かに悲惨な最後。でも気になって、ドンドン読んでしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
リカが花山病院で看護師をしていたときの話。花山病院が看護師を新たに募集したことからこの物語のすべてが始まります。副院長・大矢の危機感の無さが気になりますが、証拠も何もなく計画的にターゲットを追い詰めていくという点で、精神的な恐怖はシリーズ1番。 リカ誕生の物語「リバース」から歪んだ人間性が生まれ、「リハーサル」でより確かなものになった印象。術後の回復は異常な早さだったけど、「リカ」よりはまだ人間らしさが残っていると感じました。 相手を自分の都合の良いように操るイメージだったから、自分の顔を整形するのは意外でした。 ということは、「リカ」で美の残骸と表現されていたあの顔は、真由美の顔…?
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よくもまあこれだけの事を思いつくものだ。中盤までの展開はこの手の作品だと王道そのもので「こうなるだろうな」ではあったが、終盤に度肝を抜かれた。目を覆いたくなった。ただ、目を覆ったとしてもそこにはあの光景が残っているので無駄なのだが。 彼女の執着はどこへ向かうのか。承認欲求が過ぎる...
よくもまあこれだけの事を思いつくものだ。中盤までの展開はこの手の作品だと王道そのもので「こうなるだろうな」ではあったが、終盤に度肝を抜かれた。目を覆いたくなった。ただ、目を覆ったとしてもそこにはあの光景が残っているので無駄なのだが。 彼女の執着はどこへ向かうのか。承認欲求が過ぎると人は人である事を止めて化け物に変じる。これは惨い。
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怖いもの見たさで引き込まれる面白さがあるけど、面白いより気持ち悪いが勝る。 自分の中の現実が全てなのも 嘘を本当の事のように話すのも 誰かに執着するのも まあ気持ちは分かるんだけど、どの感情も過剰すぎるし理解の範疇を越えてるから気持ち悪く感じてしまう。 大矢も小山内も周りの看護師...
怖いもの見たさで引き込まれる面白さがあるけど、面白いより気持ち悪いが勝る。 自分の中の現実が全てなのも 嘘を本当の事のように話すのも 誰かに執着するのも まあ気持ちは分かるんだけど、どの感情も過剰すぎるし理解の範疇を越えてるから気持ち悪く感じてしまう。 大矢も小山内も周りの看護師達も気の毒だなあ。
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相変わらず読み易いのはこの作者のこのシリーズずっと思ってるだけど、この巻になってようやく面白く感じてきた! まだどうもリカの気持ち悪さはある。 ストーカーとか粘着の気持ち悪さじゃなくて、ネカマっぽい気持ち悪さというか、おじさんがギャル文字使う気持ち悪さと言うかそう言うのを感じて...
相変わらず読み易いのはこの作者のこのシリーズずっと思ってるだけど、この巻になってようやく面白く感じてきた! まだどうもリカの気持ち悪さはある。 ストーカーとか粘着の気持ち悪さじゃなくて、ネカマっぽい気持ち悪さというか、おじさんがギャル文字使う気持ち悪さと言うかそう言うのを感じてたんだけど、流石に4冊目で慣れたのか半分気にならなくなってきた! さぁ!面白くなって来ました!
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シリーズ第4弾もさすがに怖かった。第1弾の「リカ」の前日譚。何を言っても通じないイライラがこちらにも伝染してきてこっちまでイライラ。じわりじわりと恐怖に支配されていく。さらにこれからリカは強靭になっていくのだけれど、「リハーサル」という表題がさらに恐怖を与えてくる。
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リカの看護師時代の物語で、再びリカの残忍な姿が表現されていた。ただただミステリーを展開している訳ではなく、心理的分析も交えた物語は非常に興味を持って読み進めることが出来た。
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随分前に、リカ という名のストーカーの本を読んだな〜という事を思い出した。 と思ったら、同じ作者だった。 あー、なるほど。こちらもぶっ飛んだリカが登場。 リカの話し方とか中身が生理的に苦手で途中で読むのを断念した。
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