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続 横道世之介 の商品レビュー

4.3

168件のお客様レビュー

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2019/03/12

一気読み!うまくいかない時も幸せの種は、出会う人に撒かれているのかもしれない 。おかしくて、あったかくて、関わる人が気づけば好きになっている世之介、また会えた!生きてくことっていいよな、としみじみ思わせてくれた!このぬくぬくとした読後感、嬉しい

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2019/03/11

横道世之介、二十四歳。いわゆる人生のダメな時期にあっても、なぜか彼の周りには笑顔が絶えない。青春小説の金字塔、待望の続篇。

Posted byブクログ

2019/03/10

やっぱり好きだー! 世之介と出会う人生、出会わない人生。 ただ善良であることの奇跡。 頼りにはならないけど、みんなの人生に、影響を与えていく。世之介は考えて生きていない、というか素で善良。 願わくば、まだまだ世之介の人生を見ていたい。

Posted byブクログ

2019/03/09

待望の続編もあっという間に読んでしまった。前作は19歳の世之介、本作は24歳の世之介。あまり成長が見られないところも愛おしい。人生決して上手くいかなくても、ブレずに善良であることが大事ということを世之介から学んだ。世之介ワールドたまらん。10年後と言わず、続編期待してしまう!!

Posted byブクログ

2019/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長崎出身、どこかぼーっとして頼りなく、空気の読めない男・横道世之介。1987年、東京の大学で流されるままにサンバサークルに入り、友達とかけがえのない日々を過ごし、恋もした―― そんな彼の19歳の一年間を描いた前作から10年、待望の続編は世之介24歳の一年間の物語。 大学を1年留年したせいで時代は就職氷河期に突入、24歳の今に至るも就職できずアルバイトで糊口をしのいでいる世之介。 大学時代からの友人・コモロン(小諸くん)、パチンコ屋で出会った鮨屋の見習い・浜ちゃん(♀)、世之介の彼女で小岩のヤンママ・サク(桜子)とその息子・亮太など、彼を取り巻くどこにでもいそうな、それでいて個性的な人たちとのクスッと笑える、あるいはホロリと泣ける日常のエピソードが季節の移り変わりとともに描かれていく。 章の合間には、その27年後の2020年、東京オリンピックのマラソン競技シーンが挟み込まれ、立派に鮨職人として大成した浜ちゃんの姿や、亮太を女で一つで立派に育て上げたサクと、マラソンのオリンピック選手になった亮太の今が並行して描かれるあたりは前作と同じような構成。 前作が良かっただけに、期待半分、不安半分で読み始める。「~である」「世之介である」という独特の語り口も懐かしく、読み進めるにつれ、どんどん世之介の世界に入り込んでいく。 日々の些末な出来事のなかに、面白いこと、感動することなどが溢れていて、笑ったり、泣いたりと忙しい。 ささやかな日常の物語なのに、生きていくために大切なことがぎっしり詰まっているような、思わず本を抱きしめたくなるような嬉しさ、年をとってもやっぱり、世之介が世之介であることの喜びに包まれる。 「横道世之介」「続横道世之介」に出会えてよかった~。本好きでよかった~、と心から思える作品。 ――世の中がどんなに理不尽でも、自分がどんなに悔しい思いをしても、やっぱり善良であることを諦めちゃいけない。そう強く思うんです。――泣

Posted byブクログ

2019/02/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初めて世之介と出会ったときのことを思い出した。 それはサンバを踊りながらてきとーに人生を生きていた大学生の世之介の、一年の物語だった。 あれから10年。今回は24歳になった世之介の一年の物語だった。 バブルに乗り遅れた世之介は就職にも失敗、バイトとパチンコで生活する日々。絵にかいたようなダメ男。 パチンコ屋での席の奪い合いで知り合ったすし職人希望の女の子や、友だちんちからのぞいていた部屋のヤンママやその家族など、普通に暮らしていたら知り合うことのなかった人たちとの暮らしが少しずつ世之介を変えていって。 けれど、実は変わっていったのは世之介だけではなく、というか、逆に周りのほうが大きく変わっていったところは前作と同じ。 いい加減だけど周りの人に対して常に正直で、「善意」のかたまりである世之介の生き方は、多分だれもがあこがれるもの。絶対にこんな生き方はできないし、できたとしてもしようとは思わないけれど、でも、こんな人がそばにいたらいいな、という、そんな感じの生き方。 読み終わった後、すごくいい気持ちになれる。なんとなく自分も世之介的な人間になれるような、そんな気になる。 誰に対しても真っ正面から向き合う姿勢、自分の目の前にいるその人の言葉を、その人そのものを受け入れる感性、そんなものを今の自分は絶対に真似できないから、だからこそ、世之介に心惹かれるんでしょうね。 20代で世之介と知り合えたら、それは多分人生における最大の宝物でしょう。

Posted byブクログ

2019/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさか、また世之介に会えるとは。 あのお話で続篇は絶対ありえないと思ったのだが。 読み進めつつ、もしかしたら「あの」世之介とは微妙に別人で、違うラストになるのでは?とも思ったりしたが、やっぱり「あの」愛すべき世之介でした。 現在(未来?)視点での回想シーン、それぞれでイチイチ感涙を禁じ得ない。 また何年かたったら、続編を期待していいのかな?

Posted byブクログ

2019/02/22

やっぱり愛おしい世之介の物語。 まだまだ読み足りない。 次の続編はまた10年待たなければいけないのかな。

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