両利きの経営 の商品レビュー
知の深化(既存事業)と知の探索(新規事業)を両立させることについて書かれた本。多くの日本メーカーが陥る「サクセストラップ」について知って、探索することに意識を向けたい。 【学び】 ・目先の収益のためにサクセストラップにかかる ・既存アセットをテコにして、異なる収益モデルを生み出...
知の深化(既存事業)と知の探索(新規事業)を両立させることについて書かれた本。多くの日本メーカーが陥る「サクセストラップ」について知って、探索することに意識を向けたい。 【学び】 ・目先の収益のためにサクセストラップにかかる ・既存アセットをテコにして、異なる収益モデルを生み出すこと ・Amazonは自社インフラをベースに外販してAWS事業を構築 ・IBMはコンピューターメーカーからサービスカンパニーへ ・深化領域と探索領域の組織は水と油 ・これと別に、AGCの事例をPIVOTの動画で拝見したが、それも分かりやすかった。探索領域の組織が成果を見せることで、深化領域の組織もそちらを向けるようになったとのこと。 最初の事業開発事例が大事なんでしょうね。
Posted by
タイトルの和訳が素晴らしいです。原文の直訳(リードして破壊する)よりも、著者が伝えたいこと(深化と探索が必要)を斟酌した上での和訳(超訳)と感じました。 イノベーターのジレンマを解決し(乗り越えて)、先に進むためにはどうするか?というテーマですが、著者の大学教授の経験だけでなく、...
タイトルの和訳が素晴らしいです。原文の直訳(リードして破壊する)よりも、著者が伝えたいこと(深化と探索が必要)を斟酌した上での和訳(超訳)と感じました。 イノベーターのジレンマを解決し(乗り越えて)、先に進むためにはどうするか?というテーマですが、著者の大学教授の経験だけでなく、経営コンサルの経験に裏打ちされた内容で説得力や迫力があります。いろんな事例が参考になります。印象に残ったのは、リーダーシップが重要なこと、1番の困難さをもたらすのは会社の文化かもしれないこと、カニバリを恐れない、といったことです。 入山先生監修で、素晴らしい本を日本にインポートして下さったと思います。訳者の渡辺さんに賛辞を送りたいです。 ただ…一方で、アメリカで2016年に刊行されて、日本で発刊されたのが2019年(3年後)なのが、日本がアメリカに一歩遅れをとってしまう、アメリカを追い越せない理由なのかなぁ?と考えてしまいます(だったら原文で早く読んだら?と言われそうですが…)。
Posted by
2025年7月31日読了。経営には既存の領域・資源を活用する「深化」に加え、新たな領域を探る「探索」との両方向の・「両利きの」経営が必要であると主張する本。本書でも参照されている『イノベーションのジレンマ』では「成功している組織は破壊的な新技術を取り込めず衰退する」ことがキャッチ...
2025年7月31日読了。経営には既存の領域・資源を活用する「深化」に加え、新たな領域を探る「探索」との両方向の・「両利きの」経営が必要であると主張する本。本書でも参照されている『イノベーションのジレンマ』では「成功している組織は破壊的な新技術を取り込めず衰退する」ことがキャッチーに示されたが、富士フィルムやIBMなど変身しつつ成功している企業もあるという事実が本書の内容を裏打ちしているのではあるまいか。「深化と探索」という違うベクトルを一企業が両利きで目指すのは無茶な、とも思うが、「投資とコスト」「雇用とレイオフ」「営業と開発」などそもそも相反する二つの要素を止揚して価値を生み出すことが経営なわけだし、「経営にはリーダーシップが重要」なんて実は当たり前のことを言っているだけの気もする(もちろんそんなことはないが)。
Posted by
深化と探索という概念を用いて、大企業のイノベーションの困難さ、スタートアップが大企業を飲み込む事象のメカニズムをうまく解説している。官僚制的組織ではイノベーションが進まない理由をよく理解できた。 両利きの経営の成否は、リーダーシップが肝という立場なので、即効性のある処方箋を示すも...
深化と探索という概念を用いて、大企業のイノベーションの困難さ、スタートアップが大企業を飲み込む事象のメカニズムをうまく解説している。官僚制的組織ではイノベーションが進まない理由をよく理解できた。 両利きの経営の成否は、リーダーシップが肝という立場なので、即効性のある処方箋を示すものではないが、一つの重要な視座を身につけることはできる点で有用な本である。 私には難しい内容で、中盤の事例解説はなかなか頭に入らなかった。時間のない方、全編を読み通す自信のない方には、第一部と解説をまず読むことをおすすめする。
Posted by
クリステンセンのイノベーションのジレンマの跡を引き継いだ本。今の時代ならではの解決方向性を示唆する。ポートフォリオ・マネジメントに悩む経営者は必読
Posted by
両利きとは探索と深化、既存ビジネスと新規ビジネスの両立であるが、通常はサクセストラップと言われる深化に陥りがち。 企業は変化し続けなければいけない、その問題意識を持つ必要がある。 イノベーションの創出に向け、幹部のビジネスパーソンとして経営者目線を養いつつこの激動の時代にどうす...
両利きとは探索と深化、既存ビジネスと新規ビジネスの両立であるが、通常はサクセストラップと言われる深化に陥りがち。 企業は変化し続けなければいけない、その問題意識を持つ必要がある。 イノベーションの創出に向け、幹部のビジネスパーソンとして経営者目線を養いつつこの激動の時代にどうすべきか考えるのに役に立つ。 これほど実例に即して好事例、反面教師となるものはない、圧倒的な事例数といえる。 結局のところ既存ビジネスはすでに1人で立っており改良的イノベーションに取り組み深化しながら原資を賄いつつ、探索ユニットの破壊的イノベーション(ストリーム)をバランス・実現しなくてはならない。 その過程では適切なリーダーシップが求められる。 ・明確な戦略的意図 ・新しいベンチャー育成に資金面含め関与監督し保護する ・深化型事業から距離を置くと共にリソースを共有し、成功失敗基準を持つ(あるいは組織への再編入) ・共通アイデンティティ、同じ仲間だと腹の底から思う
Posted by
翻訳本につきめちゃくちゃ読みにくい 内容は当たり前にやらねばならぬこと アメリカの会社の事例をふんだんに織り込み記述されてるが、素人には何の会社のこっちゃわからんのもたくさんあってついていきづらい。一応一読できたけど、まだまだこの本がわかるにはほど遠いレベルに自分があるとガックシ...
翻訳本につきめちゃくちゃ読みにくい 内容は当たり前にやらねばならぬこと アメリカの会社の事例をふんだんに織り込み記述されてるが、素人には何の会社のこっちゃわからんのもたくさんあってついていきづらい。一応一読できたけど、まだまだこの本がわかるにはほど遠いレベルに自分があるとガックシ。また舞い戻ってきてなるほどなるほどと読み返したいものです
Posted by
何故Amazonは物流に投資したのか。サードパーティのベンダーが持つ機器やソフトウェアをただ利用すればよいのではないか。Amazonが本当に顧客に価値を提供するつもりなら、物流が組織能力であるべきと考えた。これすごい。
Posted by
知の探索と知の深化。わかってはいるが、実現するのは中々難しい。多くの企業の実例をあげて、成功例、失敗例があるので、とっつき易い。名門企業も継続して生き残っていくのは簡単ではなく、リーダーシップとイノベーションが必要性だとあらためて認識。入山章栄さんと冨山和彦さんの解説読むだけでも...
知の探索と知の深化。わかってはいるが、実現するのは中々難しい。多くの企業の実例をあげて、成功例、失敗例があるので、とっつき易い。名門企業も継続して生き残っていくのは簡単ではなく、リーダーシップとイノベーションが必要性だとあらためて認識。入山章栄さんと冨山和彦さんの解説読むだけでもポイントがおさえられていて価値あるかも。
Posted by
本書はクリステンセン氏の『イノベーションのジレンマ』に対する答えと言える。超一流の大企業がなぜイノベーションを起こせずに沈んでいくか、またどうすれば起こってしまった(起こりうる)イノベーションに対し迅速な対応ができるかが書かれている。 豊富な事例やリサーチによる論証は極めてアカデ...
本書はクリステンセン氏の『イノベーションのジレンマ』に対する答えと言える。超一流の大企業がなぜイノベーションを起こせずに沈んでいくか、またどうすれば起こってしまった(起こりうる)イノベーションに対し迅速な対応ができるかが書かれている。 豊富な事例やリサーチによる論証は極めてアカデミックなものだった。 知の深化、探索の作業には優れたリーダーシップが不可欠であり、その方法も具体的に述べられていた。このリーダーシップはビジネスに限らず多くの場面で発揮できるスキルだと思った。
Posted by
