泣くな研修医 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読んでて悲しくなったり苦しくなったりするので、読むのやめようかなと思ったけれど最後の方の展開に救われた。感情が引きずられて私は落ち込みがちになるので読み返すことはないと思うけれど、人の命や研修医の、医者になったばかりの素直な疑問や想いが描かれていて、良い作品でした。 ブックサンタの登録、滑り込み!
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ウルウルさせられる感動ものかと思ったがそうでもなかった。 泣けないのはただたんに、俺の心が死んでるからか(笑) 研修医のお仕事小説です。 主人公は温かな感じのする男。 彼の目線で研修医の日常が描かれています。 おそらく日本中のどこででも起きてそうな普通の日常業務でしょうね。もち...
ウルウルさせられる感動ものかと思ったがそうでもなかった。 泣けないのはただたんに、俺の心が死んでるからか(笑) 研修医のお仕事小説です。 主人公は温かな感じのする男。 彼の目線で研修医の日常が描かれています。 おそらく日本中のどこででも起きてそうな普通の日常業務でしょうね。もちろん医療ということで人の生き死に関する話は出ますが、とりたてて感動はしませんでした。残念。 ドラマ性や盛り上がりに欠けるお話しだと思いました。 登場人物も全員特にクセもなく、特筆するような事件もない。 なにか、とてものどごしの良い薄味の何かを飲んだような読後感。水に近いかな。 そもそも何を意図して書かれたのだろうか? シリーズ化されている人気作の1巻目でしたが、おそらく続きは読まないでしょう。 本に限らず医療物の作品ってけっこうありますよね。 自分的にその中で最高だったのは海外ドラマの「ER」。 当時はハマって、珍しくビデオ録画までして観てました。あの頃はまだVHSとかだったな~。 記憶を全部消去してもう1度最初から観たい。
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医者を主人公とした小説で、ここまで「ふがいない」主人公というのも珍しいように思います。 漫画『ブラック・ジャックによろしく』に近いでしょうか、医師免許を得て病院勤務をする研修医が主人公なので、ひとまずの知識はあれど、実際の患者の症状や検査の値と病気が結びつかず、適切な手段をとるこ...
医者を主人公とした小説で、ここまで「ふがいない」主人公というのも珍しいように思います。 漫画『ブラック・ジャックによろしく』に近いでしょうか、医師免許を得て病院勤務をする研修医が主人公なので、ひとまずの知識はあれど、実際の患者の症状や検査の値と病気が結びつかず、適切な手段をとることができずにいつも右往左往しています。 外科の先輩医師たちも、看護婦も、患者も、病気も、すべてが怖い。それでも、いのちや患者に向き合おうとする主人公・雨野隆治のまっすぐな姿勢はすが清々しく感じます。 「泣くな研修医」はシリーズ作品として続編も複数出版されていますが、これから雨野医師がどのような経験をして、どのような医者になるのか、彼の目に「医療」はどのように映るのか、気になる作品です。 医者として働くことの「厳しさ」がフォーカスされていますが、割合で言えばほんのわずかでも、厳しい状態にあった患者が回復する、その「奇跡」に触れることが「やりがい」となる、そんな医師の生活を見ることができます。医師になることをめざす中高生に、ぜひ手に取ってほしいと思います。
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題名だけで、 「あ、この本、読んだら私、 泣くな、」 と思って、 手に取りました。 読み終わって、 やっぱり、私は、泣いていました。 でも、その涙は、優しい涙でした。 私は、学生時代に、 母を、ガンで亡くしました。 当時、私は、病院で、寝泊まりさせてもらっていました。 ...
題名だけで、 「あ、この本、読んだら私、 泣くな、」 と思って、 手に取りました。 読み終わって、 やっぱり、私は、泣いていました。 でも、その涙は、優しい涙でした。 私は、学生時代に、 母を、ガンで亡くしました。 当時、私は、病院で、寝泊まりさせてもらっていました。 当時の私には、 何も、分からなかったのですが、 この本を読むと、 闘っていたのは、 母や、私たち家族だけでなく、 病院の先生や、看護師さんたちも、 一緒だったのだ、 と今気づくことができました。 母が旅立った日、 担当の看護師さんは、 病室で、 私たちよりも、たくさん、たくさん、 泣いてくれていました。 その看護師さんは、 初めて担当の患者である、 母を看取ってくれていたそうです。 もう、ずいぶん前のことですので、 きっと、 今、 病院に行っても、 あの時の、先生、看護師さんたちには、 会えないだろうと思いますが、 この本を読んで、 改めて、 一緒に闘ってくださった、 先生、看護師さんたちに、 お礼を言いたいです。 素晴らしい本との出会いに、 感謝です。 ありがとうございました。
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6年間医学部でみっちり勉強していても、いざ医療の現場に出るとこんなにも分からない事だらけなのか。お医者さんって本当に大変な仕事なんだなぁと思った。初心を忘れずにいい先生になってほしい
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とてもリアルに医療の現場が描かれていました。 医師としては新米の立場で上司には逆らえない、でも患者から見れば研修医も列記とした治療を行う者。この本の主人公、雨野隆治の日々の葛藤が読んでいて伝わります。 とてもいい作品でした(*^^*)
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つい頑張れと応援したくなる。分からなくとも患者さんは押し寄せる。命と向き合い悩んで成長していく。リアルな現場が見えるようだ。
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かつて、そう、まだ子供の頃に兄を亡くした外科医で研修医の雨野隆治。はじめて患者の死に向き合いながら、生と死に対面していくうちに、自分の兄の死に対しても、兄を死なせたと思い込んでいた両親に対しても、真正面から向き合えるようになる。
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研修医になったばかりの主人公。患者の気持ちにも家族の気持ちにも不器用なくらいに寄り添って、一生懸命に命に向き合う姿。泣けます。何をするのにも、このくらいの熱意と覚悟で向き合っていきたいものです。
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中山祐次郎の泣くな研修医を読みました。 大学を出たばかりの主人公は、分からないことばかりで、患者さんは末期の癌とか辛いことばかりです。 小さいときに兄を病気で亡くしてしまいトラウマになっていました。 大学を出たばかりではほんと何も分からないですよね。 私も大学を出たばかりの頃を思...
中山祐次郎の泣くな研修医を読みました。 大学を出たばかりの主人公は、分からないことばかりで、患者さんは末期の癌とか辛いことばかりです。 小さいときに兄を病気で亡くしてしまいトラウマになっていました。 大学を出たばかりではほんと何も分からないですよね。 私も大学を出たばかりの頃を思い出させます。 実務は、仕事をしながら覚えたという感じです
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