騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編(上) の商品レビュー
第1部の上巻、第1部の下巻、第2部の上巻、第2部の下巻、という阿漕な文庫化商売。 感想は第2部の下巻に。
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妻から別れを切り出された画家は友人の父が所有する小田原の山奥で暮らすことになる。 屋根裏のミミズク、騎士団長殺しの絵、白髪の隣人と鈴の音・・・ 第1巻は伏線の塊でした。 全ての伏線が回収されるわけでは無いかもしれないが下巻の動向が気になる。 個人的には免色さんの名前が気...
妻から別れを切り出された画家は友人の父が所有する小田原の山奥で暮らすことになる。 屋根裏のミミズク、騎士団長殺しの絵、白髪の隣人と鈴の音・・・ 第1巻は伏線の塊でした。 全ての伏線が回収されるわけでは無いかもしれないが下巻の動向が気になる。 個人的には免色さんの名前が気になる。 色を免れる? 多崎つくる〜だったら意味のある人に成りますね。
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- ネタバレ
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自分はこの作家のマニアではない。 でも独特の世界観に触れると何とも微妙な無機質感と冷ややかさを感じ読む喜びを覚える。 文章の表現力も流石だと思う。 心地よいとは言えないがその世界に包み込まれる作品だと思う。
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相変わらずのパスタとサンドイッチ。 春樹の小説は、やっぱり読みやすいなあ。ぐんぐん読み進められる。その文体に、私が慣れているというのもあるからだろうか。 思えば、村上春樹作品を読むのは、2013年の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』以来。 当たり前といえばそうなのだ...
相変わらずのパスタとサンドイッチ。 春樹の小説は、やっぱり読みやすいなあ。ぐんぐん読み進められる。その文体に、私が慣れているというのもあるからだろうか。 思えば、村上春樹作品を読むのは、2013年の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』以来。 当たり前といえばそうなのだけど、ずいぶんと久しぶりに読むから、なんだか新鮮。 単行本では読まなかった。 一般的なことを書いているからか、そのモチーフが読者にとって身近なものに当てはめやすいのだろうか。 やはり、ねじまき鳥や、1Q84を読んだときのように、いまの私にもピンとくるものがたくさんあった。 文庫で読み進めようと思う。 「免色渉」
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