胎児のはなし の商品レビュー
妊娠中に読みました。 テレビやネット記事にはない胎児の興味深い内容でとても面白かったです。 自分の体の中でこんなに面白いことが起きているのかと寝る間を惜しんで一気に読んでしまいました。
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妊娠中です。面白かった! 先生達や協力してくれた妊婦さん達のおかげで、今の産科医療があるんですね。 言われるがまま受けている妊婦検診ですが、自分の母親の時にはわからなかったことが、今わかるようになってきていてありがたいです。 中でも特に父親のDNAが母親にも入ってきているという...
妊娠中です。面白かった! 先生達や協力してくれた妊婦さん達のおかげで、今の産科医療があるんですね。 言われるがまま受けている妊婦検診ですが、自分の母親の時にはわからなかったことが、今わかるようになってきていてありがたいです。 中でも特に父親のDNAが母親にも入ってきているというのが驚き! 旦那は陽キャなので、少しでもその要素がもらえてたら嬉しいかなと思いました。笑
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産婦人科医の第一人者とも言える増崎先生とインタビュアーの最相さんの対談本。 テーマはまさに題名の通り「胎児のはなし」。 科学的かつ、歴史的背景や宗教的な概念などのあらゆる視点から物事が捉えられていて非常に面白い。 医療は進化してはいるが、人間の力でわかることへの限界はある。 そ...
産婦人科医の第一人者とも言える増崎先生とインタビュアーの最相さんの対談本。 テーマはまさに題名の通り「胎児のはなし」。 科学的かつ、歴史的背景や宗教的な概念などのあらゆる視点から物事が捉えられていて非常に面白い。 医療は進化してはいるが、人間の力でわかることへの限界はある。 それを突破しようと研究することも興味深いが それはそれで未知のものとして面白さとしておいておくことも必要。 読了後、思い返せば最相さんって 毒舌人生相談のサイショーさんだったのですね! 要点をしっかりと突いた質問力さすがでした。
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父親のDNAが母親に入るとか本当全て知らないことばかりで勉強になりました、 わからないことって世の中にたくさんあって調べたらわかることもたくさんあって 私たちは興味あることを突き詰めていくのが好きな人種だと思った。 母親になる時もう一度読みたい 1番最後の詩みたいなそれがすごい...
父親のDNAが母親に入るとか本当全て知らないことばかりで勉強になりました、 わからないことって世の中にたくさんあって調べたらわかることもたくさんあって 私たちは興味あることを突き詰めていくのが好きな人種だと思った。 母親になる時もう一度読みたい 1番最後の詩みたいなそれがすごい好きだった
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胎児に携わってきた増崎先生との対談形式で読みやすい。楽しく胎児に関する知識が得られる。 帝王切開で切り開く方向の話とか、逆子の治し方の話とか、自然分娩と帝王切開ではウイルスが引き継がれたり引き継がれなかったりと興味深い。 一番驚いたのは、胎児を通して、母体に父親のDNAが入り込む...
胎児に携わってきた増崎先生との対談形式で読みやすい。楽しく胎児に関する知識が得られる。 帝王切開で切り開く方向の話とか、逆子の治し方の話とか、自然分娩と帝王切開ではウイルスが引き継がれたり引き継がれなかったりと興味深い。 一番驚いたのは、胎児を通して、母体に父親のDNAが入り込むということ。子は親の遺伝子を引き継ぐのは当たり前だと思っていたが、まさか母親に父親のDNAが入り込むとは。赤の他人が子を介してつながるということは驚き。
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★3.5くらいかな?とても、おもしろかった。 まず著者の一人である増崎英明先生(産婦人科医)が、胎児のことを「おもしろい」「なんなんですかね、あの人たち」みたいな感じで表現していて、それ自体もおもしろい。実際に妊娠してみても、お腹の中で育っていく、この存在、なんなんだろう?何して...
★3.5くらいかな?とても、おもしろかった。 まず著者の一人である増崎英明先生(産婦人科医)が、胎児のことを「おもしろい」「なんなんですかね、あの人たち」みたいな感じで表現していて、それ自体もおもしろい。実際に妊娠してみても、お腹の中で育っていく、この存在、なんなんだろう?何してるんだろう?と思うし、胎児って未知だなあと思う。 衝撃的だったのは、赤ちゃんの父親の遺伝子が、母親にも入るということ。あらー、知らぬ間に夫の遺伝子が体内にいるんですね!そして、わたしの遺伝子が夫の中に宿ることはない笑
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「生きたまま胎児をみる」ことを可能にした超音波診断を専門にする産婦人科医の増﨑氏と、インタビュアーの最相氏の2名による対談。 胎児や妊娠出産にまつわる研究の歴史や最新研究結果についてお話をしている。 対談形式ということもあって、途中話題が飛んだり、話し言葉をそのまま使っていたりで、少し読みにくいなと感じる部分もあるが、「もう、いい質問しますよねぇ」とか「ダメーっ!」とか、会話の生のテンションが伝わってくる面白さもあった。 胎児をみる技術は、昔から「見てみたい」という知的好奇心によって発達してきた部分は確かにあるが、それによって現代の胎児医療の技術があることには間違いない。 それらの技術がない時代には対処できなかった胎児の異常や母体の危機に今は対処できる。改めて、本来なら妊娠出産は命懸けであるし、無事に産み育てられる可能性が高い今の状況がいかに幸福なことなのかが分かる。 一方、近年では不妊治療や出生前診断の登場によって、胎児にまつわる医療は、ますます高度化・複雑化している。先生は「何が正しいかは当人たちが決めるべき」という立場をとった上で、「妊娠は本来は楽しくあるべきだ」と話されていた。 今後はますます倫理的に悩ませるような技術も出てくることは予想される。 正解なんてわからないけど、「こんなすばらしいことが胎児には起こっているんだ、胎児はこんなにもがんばって生まれようとしているんだ」という純粋な驚きと喜びだけを持って、妊娠出産に向き合うことができたら、人類幸せなのになのになと思ってしまう。 ↓いろいろ↓ ○日本の周産期医療は世界的にも最先端で、母体死亡も胎児死亡もトップクラスに少ない。背景のひとつとして、医療者がいかに自分の時間を犠牲にして現場で努力してきたかが大きいとのこと。働き方改革が叫ばれる中で、今後変化はあるかもしれないが、産婦人科医は仕事の領域を超えて神の領域としてやってきている部分もあるらしい。また、そんなに忙しく責任感も大きいのに、イギリスに比べて出産費用が安いとのこと。改めて日本は恵まれていると思うし、医療関係者には頭が上がらないなと思う。 ○胎児から母体血中に、胎児の細胞が入ることが分かっている。つまり、妊娠したら父親の遺伝子が母親に入るということ。知らなかった… ○カンガルーなどの有袋類に比べて、人間が母体への負荷が大きい有胎盤類であることは謎。もっというと、そもそもなんで40週前後できっちり生まれてくるのか、なぜつわりや陣痛があるのかも解明されていない。研究が進んでいるとは言え、まだまだ謎が多い分野だと思う。
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ココ最近読んだ中でもだいぶよかった。 高校生物の生殖の範囲や発生学が好きな人にはぜひ読んで欲しい。ハマるはず。 対話形式で進んでいき、先生の「脱線話」がなかなか面白い。というか脱線ばかりでゆっくりしか本題が進まない笑 高校の授業を思い出しました。
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もう3回目の読み直しです。読む度に新しい発見や感想が出てくるし、その時の状態でグッとくるところがかわる。今回は産婦人科医の方々の頑張りで母体死亡や胎児死亡が日本では少ないこと、内視鏡を使って子宮を見た人達の亡くなった胎児を見るために子宮を見た時の感想、その辺りを見て今を生きている...
もう3回目の読み直しです。読む度に新しい発見や感想が出てくるし、その時の状態でグッとくるところがかわる。今回は産婦人科医の方々の頑張りで母体死亡や胎児死亡が日本では少ないこと、内視鏡を使って子宮を見た人達の亡くなった胎児を見るために子宮を見た時の感想、その辺りを見て今を生きている私たちが当たり前に享受しているものはその人たちの犠牲があってのものなんだなぁと深く考えられる。子は授かりものって本当だね。
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読了。父親のDNAが胎児を通して母親に伝わるとあった。夫婦は他人ですと、人生相談のラジオで良く聞くので、なんとなく侘しいなと思っていたが、子どもができると少し血の繋がりができるんだと知ると、嫁さん大事にしようと気持ちを改めて思った。
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