発現 の商品レビュー
割と早い段階で展開が読めてしまう。 ラストをどう持っていくのか気になって最後まで読んだのだけど。。。 まったくもってして救いがないような。 あんなもんまで遺伝子レベルで相続したくない(笑) 「八咫烏シリーズ」は好きなのですが、これは好みじゃなかったみたいです。
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阿部智里さんの本は初めて読みましたがストーリーが面白くてすぐに読みきってしまいました。 平成⇄昭和を行き来して読めば読むほど謎が繋がって行くから最後まで楽しく読めました。
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昭和と平成、二つの時代が交互に進む。 そして繋がったときに何とも言えない切なさに襲われた。 しかし人物相関図を把握するのにちょっと苦労した(脳の老化 涙)
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2019/3/10読了 八咫烏シリーズのような展開と思って読むと、少し拍子抜けする作品。貞子のようでゾクゾクした
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これも新刊コーナーで見つけたもの。初めて読む作家さんだけど読みやすかった。さつきが幻覚を見始めたときがすごい怖かった。統合失調症の人の感じが分かった気がする。怖い世界に住んでるんだな。しかし、原因というか、おじいちゃんのやったことからつながってる、というのが分かっても、幻覚は消えない、というのがそういうもんかと思った。でも実際にこういうことがあるとして、こういう人も統合失調症として薬を飲まなきゃいけないのか。まぁそれで幻覚が消えるなら、そっちの方が楽なのか。あと彼岸花ってやっぱ怖いよな。
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あーなるほどーとは思うものの、期待が大きかったせいかふーんって、感じだったかも。 可もなく不可もなくという、まさに読了感がふーんだった気がする。
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幻覚なのか実際にいるのかわからない“見えているモノ”に日常を侵食されていく、ホラーテイストと科学テイストが融合した作品、と言って良いのかな。 初めは精神疾患ではないかと疑いそれならば治るはずだからと安心するも、次第に見える頻度が増していき、なおかつ兄と妹で見えているものが同じという不可思議現象が追加されてよりホラー寄りに移行するが、現在と過去の場面が行き来する場面構成や、血縁関係をほのめかす描写から、次第に科学テイストに移っていく流れはなかなか面白かった。 ネタバレになるが、特に科学テイストの部分はハマって、トラウマが遺伝するという話がなかなか面白く、このテーマで新たな作品も生み出せるのではないかな。 この事象の原因となっている、戦争の愚かさや悲しさや何が善くて何が悪いのかとか、原因は分かったけど解決には至らないといった、少し考えさせられる作品でもあった。
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時間軸の交差する構成が流石。 八咫烏シリーズの時もそうだったが、テーマは重いものだけれど、カチリと合う瞬間があって気持ちがいい。 ホラー描写が本当に怖くて、読んでいる間は部屋の隅の暗闇を見ることを躊躇った。 次作も期待!
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交互に語られる二つの時代がどこでクロスするのか、一気読みでした。ラストのもう一押しのさつきの描写が、ちょっと急展開→終わり、みたいな感じで、まだ続くのか、いや終わるのか!というツッコミが内心入りました。2人がどう受け入れていくのか、そこに至るまでの心情がもう少し読みたかった。こういうのが遺伝するのはちょっと辛い。たまたま生まれてきた事、それが悪いのだろうか。一生懸命生きている事の意味が分からなくなる気がする。勝っても負けても被害者。だから、どんな理由でも戦争はダメなんだ。
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2つの時間軸が最後に交わって謎が解ける、ラストの衝撃が強いのは、阿部さんらしい物語だなぁと思いました。 ただちょっと予想がついてしまったのもあって、今回の作品はその衝撃が弱かったかなぁと言う印象です。 描写はやはりさすがで、不気味なところはすごく怖かったですし、題材も現代に生きる...
2つの時間軸が最後に交わって謎が解ける、ラストの衝撃が強いのは、阿部さんらしい物語だなぁと思いました。 ただちょっと予想がついてしまったのもあって、今回の作品はその衝撃が弱かったかなぁと言う印象です。 描写はやはりさすがで、不気味なところはすごく怖かったですし、題材も現代に生きる人間として興味深かったです。 が、もう一度読みたい!っていう感動が小さかったので、☆3つで!
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