発現 の商品レビュー
怖い。けれど続きが気になって一気に読んだ。そこで終わるのか…という思いもあるが、面白いテーマだった。 2019/9/2
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2019/08/26 読了。 図書館から。 さく―と読めるけど、むむ…。 少しもやもやっと終わったかなぁと個人的には。
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図書館で借りた本。戦争で極限体験をした先祖のトラウマ遺伝子が現代の子孫にも受け継がれてしまっているというホラー小説。悪霊や呪い系の話にしたら、よくあるホラー話になるから嫌だったのかな。
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八咫烏シリーズが好きなので、内容を確かめず読んだらまさかのホラーだった。原因がわかったからといって受け入れるか受け入れられないか…。
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統合失調症でサイエンスミステリ、と見せかけてとんだ戦争小説だったでござる・・・ 負の連鎖、っていうと簡単だけど、悲しいな・・・
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しばらく本から遠ざかってしまった中、手に取った一冊。先が気になって、一気読み。戦争という大きなテーマを、非現実的な世界と結びつけて描いた本作は、傑作と駄作の両要素を持ち合わせていて何とも評価が難しい。ただ作者が言わんとしていることは伝わってきたし、共感もできた。映画になったら面白...
しばらく本から遠ざかってしまった中、手に取った一冊。先が気になって、一気読み。戦争という大きなテーマを、非現実的な世界と結びつけて描いた本作は、傑作と駄作の両要素を持ち合わせていて何とも評価が難しい。ただ作者が言わんとしていることは伝わってきたし、共感もできた。映画になったら面白そう。少なくとも夜中に読むことはオススメしません。
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現在(平成)と過去(昭和)の時代が交互に書かれており、とある一族が先祖代々受け継いでいる不可解な行動や幻想、そして死の真相に迫る。昭和の時代に一体何があったのか。不思議な現象の根源がわかった時、悲しくも苦しい事柄が浮き彫りになる。ご先祖様が生き残る為に人を殺めた様子、後悔や懺悔の...
現在(平成)と過去(昭和)の時代が交互に書かれており、とある一族が先祖代々受け継いでいる不可解な行動や幻想、そして死の真相に迫る。昭和の時代に一体何があったのか。不思議な現象の根源がわかった時、悲しくも苦しい事柄が浮き彫りになる。ご先祖様が生き残る為に人を殺めた様子、後悔や懺悔の念が子孫まで続く様は恐怖としか言いようがない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
八咫烏シリーズの阿部さん。 シリーズとはまた違ったカンジ。 ホラー?? 現代と昭和を行き来しテンポも早くてあっという間に引き込まれました。 どちらの時代でもイイところでストップしたり、気になって気になって一気に読んじゃいました。 最終章の前で一旦お風呂に入って冷静に考えてみる(笑) 何となく繋がりは見えたものの、原因というかオチが全く予想つかず最終章に突入。 うーん、そうか。。 何となく残念というか・・ 結構盛り上がっただけに『仕方ない』と割り切るしかない結末が何とも・・ うーん・・ 戦争から無事に帰還しても残る心の闇。 読みながら久々に色々考えてしまい、没頭しました。 阿部さんの書く物語、やっぱり引き込む力はものすごいなぁ♪ なかなかおもしろかったです^^
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平成30年、突然起きた幻覚に翻弄される兄妹、病気が原因と思っていたら自殺した母の過去の状況が…という話と昭和40年、復員後に理由もなく突然自殺した兄の真相を探る弟の話が交互に語られる。始めは生きていない少女と彼岸花の幻覚が何処までも追ってくる描写がじわじわした怖さでホラーなのか?...
平成30年、突然起きた幻覚に翻弄される兄妹、病気が原因と思っていたら自殺した母の過去の状況が…という話と昭和40年、復員後に理由もなく突然自殺した兄の真相を探る弟の話が交互に語られる。始めは生きていない少女と彼岸花の幻覚が何処までも追ってくる描写がじわじわした怖さでホラーなのか?と思ってたら復員前の兄の生きて帰ってきたが上に抱えた悲惨さが語られると違う意味での怖さを生んだ。やはり現実は強い。淡々と語られる分重い。そして交叉した結果推測される幻覚の原因が単なるホラーではないのが上手いと思った。兄妹の未来はどうなるのか推測すると後味が悪い。
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