南極ではたらく の商品レビュー
渡貫さんは、お名前のとおり、意志を貫く、究極の自立した女性ですね。 南極へ行くために3回も過酷な試験を受け続け、見事合格。家族の理解を得て、いざ南極へ。しかし、行ったら行ったで、役目があり、 しかもそれは命がけの業務であったりするのだから、そこは男女問わず緊張を強いられる場面も多...
渡貫さんは、お名前のとおり、意志を貫く、究極の自立した女性ですね。 南極へ行くために3回も過酷な試験を受け続け、見事合格。家族の理解を得て、いざ南極へ。しかし、行ったら行ったで、役目があり、 しかもそれは命がけの業務であったりするのだから、そこは男女問わず緊張を強いられる場面も多かったと思います。 西村さんの「南極料理人」を読んだときは、楽しそうだけど、それだけじゃあるまい、と思ってました。 女性ならではの気遣いと、極限状態で起きる感情的なことも書いてあったので、生活の様子が、より分かりやすかった。やはり南極1年の滞在は、宇宙に滞在する飛行士にも近い過酷さなのでは?(想像つかないけど)。日々、南極の姿に感動し、業務にポジティブに向かって行く渡貫さん。メンタルと体力、それがないと、とても南極で暮らすことはできないだろうな。
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南極の昭和基地で調理隊員に従事した女性の体験記&エッセイ。 1 南極へ行くまで・・・きっかけ。試験。合格してから。 2 南極で料理する・・・仕事の内容。レシピ有り。 3 南極で暮らして・・・人間関係。 4 南極から日本へ・・・日本へ帰るまでとその後。 コラム多数。 母親、40代・...
南極の昭和基地で調理隊員に従事した女性の体験記&エッセイ。 1 南極へ行くまで・・・きっかけ。試験。合格してから。 2 南極で料理する・・・仕事の内容。レシピ有り。 3 南極で暮らして・・・人間関係。 4 南極から日本へ・・・日本へ帰るまでとその後。 コラム多数。 母親、40代・・・そのチャレンジ精神とバイタリティーに脱帽! 著者が調理隊員として過ごした南極生活の記録です。 その1年4ヵ月の生活を、環境から仕事、感動も失敗も含めて、 さらっと読み易い率直な文章ながらリアルに綴っています。 建物や機械等の技術革新は進歩していようとも、南極の自然環境の 過酷さは変わらない。たった30人で暮らす毎日は緊張の連続です。 そんな昭和基地での生活や仕事がわかりやすく、また、 3Rな料理法も教えてくれる、なんともありがたい内容でした。 そういや“悪魔のおにぎり”・・・知らなかったw
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南極で調理隊員として働く。 そんな考えた事も思った事もなかった事を成し遂げた女性。 どういう日々だったんだろうと読んでみたものの、 私には想像を絶する日々で安易に考えちゃいけないお仕事だと思いました。 1年間の南極でのお仕事、本当に尊敬します。 貴重なお話読ませて頂きました!
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重大任務をサラリと、失敗も包み隠さす 書いているのが好感。 やる前からあきらめないこと、 閉鎖的な人間関係を良好に保つこと、 与えられた条件の中でベストを尽くすこと、 南極以外で役立つ情報が盛り沢山。
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南極観測の初期の頃よりは、居住性なんかはずっと良くなっているのだろうが、やっぱり基本的原則的に人の住むところじゃないんだな、南極。 料理の話や内輪話も面白いが、何より環境の過酷さが文章からヒシヒシと伝わってきます。 でも、一生のうちに機会があったら行ってみたいなー(1泊2日ぐら...
南極観測の初期の頃よりは、居住性なんかはずっと良くなっているのだろうが、やっぱり基本的原則的に人の住むところじゃないんだな、南極。 料理の話や内輪話も面白いが、何より環境の過酷さが文章からヒシヒシと伝わってきます。 でも、一生のうちに機会があったら行ってみたいなー(1泊2日ぐらいで充分)、と思っていたりする南極。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
NetGalleyにて。40代で南極へ。想像しただけで凍死できる。このバイタリティーは正直羨ましい。人間関係については、南極のみならず私達の日常にもあてはまるのかもしれない。あれこれ心配してもそれは起こるかどうかも分からない事だから。ご主人やお子さんが、南極行きを受け入れたのも凄い。その辺を主婦の私としてはもう少し知りたかった。南極料理人、私も観ました。めちゃくちゃ面白かったのを覚えています。それにしても、1年間分の食料を買い込むというのはスケール大きすぎて想像付かなすぎです。
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子供の学校に南極に派遣された方が講話にきてくださいました。 なので「あっ南極だ!」と思って手に取ったのがきっかけ。 目次を見るとあの「悪魔のおにぎり」のレシピが! 極地での暮らしぶりをリアルに感じられた一冊でした。 と、簡単に言ってしまえないほどに、 臨場感があり、あっという間...
子供の学校に南極に派遣された方が講話にきてくださいました。 なので「あっ南極だ!」と思って手に取ったのがきっかけ。 目次を見るとあの「悪魔のおにぎり」のレシピが! 極地での暮らしぶりをリアルに感じられた一冊でした。 と、簡単に言ってしまえないほどに、 臨場感があり、あっという間に読みました。 出発のシーンは涙涙でした。 お二人派遣されていた調理隊員の相方さんが、 ナイスガイだなと! よくよく振り返ると、 たくさんの便利で美味しそうなレシピと 極限の地での生活や体験が同じ本にのっているのが凄い…
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