南極ではたらく の商品レビュー
・生野菜が無くなる告知 なくなるかもしれないとわかっていながら確信はないってくらいのほうが精神的ロスが少ない 喧嘩 無線-必要不可欠 くだらないことを全力で気分転換する工夫 季節イベント お誕生日 土木作業や雪かきもする 手を洗えるありがたさ 装丁が好き 悪魔のおにぎりの人で...
・生野菜が無くなる告知 なくなるかもしれないとわかっていながら確信はないってくらいのほうが精神的ロスが少ない 喧嘩 無線-必要不可欠 くだらないことを全力で気分転換する工夫 季節イベント お誕生日 土木作業や雪かきもする 手を洗えるありがたさ 装丁が好き 悪魔のおにぎりの人です! 南極は、素晴らしいところだよ!っていう事を伝えたかった?そうじゃないような 著者は真面目な人なのかな 寂しさが残る読後感
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応援してくれる、送り出してくれる家族がいないと始まらない仕事 南極から帰ってきて廃人になる感じがすごくリアル それぐらい仕事に没頭してみたい
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南極観測隊の調理人として、昭和基地におもむいた女性調理人の記録。 南極の暮らしが観測隊員以外から記述されている。 南極料理人の映画をみていきたくなった、とあって、意外と最近の話なんだなー、と。 食材は一年間補充できないとのことで、食材管理の難易度が想像できる。 作業によっ...
南極観測隊の調理人として、昭和基地におもむいた女性調理人の記録。 南極の暮らしが観測隊員以外から記述されている。 南極料理人の映画をみていきたくなった、とあって、意外と最近の話なんだなー、と。 食材は一年間補充できないとのことで、食材管理の難易度が想像できる。 作業によっては3ヶ月風呂に入れない、などとさらっと書いてあり、整備はされていてもやはりそれなりに大変な場所のだなぁと感じた。 南極から帰国したあとの著者がおちいった南極廃人については、なかなか興味深かった。 「あんなに制約のある生活からなんでも自由な生活に戻れたのに、それ自体を苦痛と感じるとは思いもしていなかった。」 「スーパーの惣菜コーナーに、並べられている食品を見た時、時間がたったらこれらはみんな廃棄されるんだろうなと思っただけで涙が出てきた。」
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観光で行くこともできるけれどやはり南極は遠い場所。 その南極越冬隊に、中学生の息子がいるかあちゃん料理人が参加する。 募集の状態や応募の流れ、旅立つまでの準備など、現地の様子も含め興味深い。 夢を叶えるための情熱とバイタリティと努力は、運も引き寄せるのではないだろうか。 1年分の...
観光で行くこともできるけれどやはり南極は遠い場所。 その南極越冬隊に、中学生の息子がいるかあちゃん料理人が参加する。 募集の状態や応募の流れ、旅立つまでの準備など、現地の様子も含め興味深い。 夢を叶えるための情熱とバイタリティと努力は、運も引き寄せるのではないだろうか。 1年分の食材を用意し、水の利用にも制限があり、排水やゴミもなるべく出ないようにする。 そんな制限がある中で食事を作るというのはすごい才能だ。 越冬メンバーの中には時間が決まっているのが不便なので料理人はいらないという意見の人もいるという。 しかし料理はできても補給を見込めない閉ざされた世界の中で、食材を管理し調理するのは素人には無理だと思う。 食糧の予算は隊員の給料から差し引かれるというのも驚きだ。 載っているレシピも作りやすそうで、無駄がないのが魅力。料理本などもあるらしいので読んでみたい。
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お仕事本は男だから、女だからって差はそんなに無いね。体力の差や生理なんかは大変だろうけど。自分の仕事をきちんとすること。それが、代わりがいないと酷いストレスだろうけど。一年て期間限定でも、大変だろうなあ。それでも、ほとんどの人が一生見ないだろう、真っ白な世界を経験したいって思う人...
お仕事本は男だから、女だからって差はそんなに無いね。体力の差や生理なんかは大変だろうけど。自分の仕事をきちんとすること。それが、代わりがいないと酷いストレスだろうけど。一年て期間限定でも、大変だろうなあ。それでも、ほとんどの人が一生見ないだろう、真っ白な世界を経験したいって思う人はこれからもいるんだろうなあ。
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河出書房(@Kawade_shobo)のツイッターを見て気になっていた本。 料理人としてキャリアを築いてきた筆者の渡貫さんが母になった後、40代で南極観測隊の調理隊員にチャレンジした記録を綴ったもの。 渡貫さんのプロフィールや、チャレンジのきっかけが映画『南極料理人』だったこ...
河出書房(@Kawade_shobo)のツイッターを見て気になっていた本。 料理人としてキャリアを築いてきた筆者の渡貫さんが母になった後、40代で南極観測隊の調理隊員にチャレンジした記録を綴ったもの。 渡貫さんのプロフィールや、チャレンジのきっかけが映画『南極料理人』だったことから「すごい人のすごい体験」でなく「自分の暮らしの延長線上にいる身近な人の体験」として読むことができて励まされた。 南極から戻ってきた渡貫さんの気持ち、そして暮らしの変化がまた、現実を生きる実在する人の物語なんだなとしみじみ感じられて良かった。 以下印象的だった一説。家庭でも、仕事でも、どこでも当てはまる話。 「観測隊の仕事はそれぞれ職種が違うので、作業も拘束時間も違ってくる。だから仕事量を比較してはならないという暗黙の了解がある」 あとはアニメ『宇宙よりも遠い場所』を見てから読んだので冒頭から出てくる「しらせ」「フリーマントル」「吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度」あたりのワードだけですでに良さ…となった。
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意外と淡々とした印象 最後南極廃人になるのは脱出記みたい 同じメンバーで1年いるのは自分には無理 旦那さんやこどもとのやりとりなんかが見たかった
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もっともっと大変なこともあったと思いますが、勇気ある方だと思いました。南極廃人っていうのもあるんですね。それだけのことなんでしょう。正直、羨ましい気がします。
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一時話題になった 「悪魔のおにぎり」の考案者の著書 基地という閉鎖空間のなかで 人とうまくやっていくコツなど 誰一人欠けることなく 事故がないように という 緊張感をもったままの非日常の空間で 普段通りの料理を出すことの大事さが伝わりました
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南極観測隊についてのイメージは、昔子供の頃に観たタロとジロで有名な映画『南極物語』や、以前映画化された『南極料理人』(原作『面白南極料理人』未読)の印象が強かった。どちらも女性は登場しない、越冬隊員は男性のみー。 だけど、どうやらそれは一昔前の話らしいと聞き、越冬隊員の女性がど...
南極観測隊についてのイメージは、昔子供の頃に観たタロとジロで有名な映画『南極物語』や、以前映画化された『南極料理人』(原作『面白南極料理人』未読)の印象が強かった。どちらも女性は登場しない、越冬隊員は男性のみー。 だけど、どうやらそれは一昔前の話らしいと聞き、越冬隊員の女性がどんな風に任務をこなしているのか、どんな仕事があるのか、そんな興味からたまたまこの本を知り、読んでみた。 一般公募とはいえ、観測隊は狭き門。 著者自身は、3回目の応募でようやく調理員のひとり(調理員はもうひとりいる)として念願の南極へ向かう。 任務に必要な最低限の限られた人数で、観測行動をこなす隊員たち。時には判断ひとつで命の危険にさらされることもある。失敗できない緊張感と、閉鎖空間に長く暮らすためチームワークやコミュニケーション能力も求められる。 調理員として求められるスキルも、すごいなと思う。 途中で補給が出来ないために、最初に食材を大量かつ計画的に仕入れなくてはならないし、あるもので調理しなくてはいけないし、ゴミが極力出ないように工夫もしなくてはならない。調理員は二人いるから当番制にできるとはいえ、食事は毎日とるものだから、休みは少ない。 いくら自分がやりたいことでも、大変だろうなと思う。 やりがいと、共に乗り越えた仲間ができるのは、羨ましい。 女性隊員がどういうことに気を配って任務に当たっていたか、も少し知れた。 女性隊員に対する男性隊員の心情や状況はこの本からはわからないけれど、目的を同じくする同士として、仲間としてお互いを尊重する姿勢が大切なんだろうな、と思った。
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