1,800円以上の注文で送料無料

夫の墓には入りません の商品レビュー

3.9

123件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    49

  3. 3つ

    38

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/05/15

しかし垣谷美雨先生の本の序盤から中盤までは基本胸糞悪いなw いや、描写が上手だし話を作るためにもちろん必要なんだけどさ。大体夫がクソ。まともな夫っていないのかねw これもよくあるパターンだけど本人もちょっとどうなんっていう。奥さんのほうね。気が弱いんだか、目が節穴なんだか、遠慮し...

しかし垣谷美雨先生の本の序盤から中盤までは基本胸糞悪いなw いや、描写が上手だし話を作るためにもちろん必要なんだけどさ。大体夫がクソ。まともな夫っていないのかねw これもよくあるパターンだけど本人もちょっとどうなんっていう。奥さんのほうね。気が弱いんだか、目が節穴なんだか、遠慮しすぎなんだか。色々むかつく。本人も十二分に悪い。 実際読んでみたら夫はクソではあるにせよ、思っていたようなクソではなかったようで。しかしなんか今回のはそこまでスッキリしなかったです。結局理不尽に理由を付けたみたいな。もうちょっと改心があってもよかった感が残ります。

Posted byブクログ

2024/05/09

子供のいない40代夫婦、夫がある日突然急逝してしまう。 ーーーお線香を上げさせてください。 その優しそうな一言が、まるで他人の家に自由に出入りできるチケットてあるかのようだった。 葬儀が終わって一週間ほど経った頃から、様々な人が家に出入りするようになった。 まるで嫁はその家の...

子供のいない40代夫婦、夫がある日突然急逝してしまう。 ーーーお線香を上げさせてください。 その優しそうな一言が、まるで他人の家に自由に出入りできるチケットてあるかのようだった。 葬儀が終わって一週間ほど経った頃から、様々な人が家に出入りするようになった。 まるで嫁はその家の従属物であるかのような接し方をしてくる舅姑。 このままでは義両親を始め、引きこもりの義姉の面倒まで見させられるのでは…と思い悩んだ主人公が選んだのは、姻族関係終了届。 そして新たに生まれた人と人との関係。 配偶者の姻族で悩んでる人はすごく参考になるかも。

Posted byブクログ

2024/05/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白く、一気に読み終えた。 妻として、嫁として、女として。いつまでやるのか、どこまでやるのか。 男の自分が何を考え言ったところで、所詮他人事でしょ?と思われそうだけど、妻に寄り添える人間になりたいと思った。 父親がとてつもなく頼り甲斐のある男だった。カッコいい。理想だ。 ただ、工藤。俺は最初からお前の事信用してなかったからな。

Posted byブクログ

2024/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夫を脳溢血でなくした妻が主役の物語。下町で育ち、品のない親に育てられた夏葉子。名家に嫁ぐも、夫ともそんなに仲がよいわけでもなく、そんな折、40代で旦那を亡くしてしまう。義理の父や母は、自分の親と比べると立派で尊敬していたが、夫の死後も嫁として、将来自分達やひきこもりの義理の姉の面倒を見るように期待される。 夫の浮気相手が出現したり、新たな恋人ができるが、ろくでなしだったりと様々なことが続く。  そんなこともあり、嫌になるが、自分の家は気に入っているから、ここは離れたくはない。そんな時に助けてくれたのは、実家の父だった。また、姻戚関係終了届なるものが、役所で提出すれば姻戚関係をリセットできることを知る。 この作者は、身近で起こりそうな事をリアルに書き、最後には一番いい選択肢を選ぶ主人公が多いと思います。とても面白く、小気味よいです。

Posted byブクログ

2024/04/11

読んでて痛々しさを感じた。自分には舅姑はいないから、本当の意味では分かっていないのだろうけど。 「夫の急死=自分の自由」ではなかった。死後自分の知らなかった夫の姿があらわになり、本当の意味で自由になるために奔走する夏葉子。姻族関係終了届を出してもご縁があった人だから。 嫌いにな...

読んでて痛々しさを感じた。自分には舅姑はいないから、本当の意味では分かっていないのだろうけど。 「夫の急死=自分の自由」ではなかった。死後自分の知らなかった夫の姿があらわになり、本当の意味で自由になるために奔走する夏葉子。姻族関係終了届を出してもご縁があった人だから。 嫌いにならないうちに距離を置くという考え方は嫌いではない。何より、敬遠していた実家の父が活躍していたのはよかった。

Posted byブクログ

2024/04/09

単に夫が嫌いなのかと思ったら、残された嫁や周りの人達にはいろいろあるって気付かさせる。垣谷美雨さんは、読みやすくて知らない現実を教えてくれるので、お気に入りです。

Posted byブクログ

2024/04/07

昭和?の常識を覆し続けてくれる垣谷美雨さん。さすがです。 旧家に嫁いでしまった方、ご近所の方という監視カメラに縛られている方、是非読んでください。

Posted byブクログ

2024/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読みやすい。どの本も家族のいやな部分を再現しててイライラします笑 お父さんが頼りになるのが主人公にとってとても良かった。 私も経験があるが、どんな良い関係で亡くなると本当に揉める。 主人公のお義母さんは本当に良い人だったからこそこれからもご縁が続けていける流れになれたのだと思う。 義姉も一歩進もうとしてるのが良かった。

Posted byブクログ

2024/01/11

近くに居過ぎると嫌な所がたくさん見えるのに離れてみると良い所が見えてくるのが物凄く同意。ある一定の距離って必要なのだなと感じた。いざって時のお父さんが頼りになって格好良かった!

Posted byブクログ

2023/12/16

一気に読み終わる 主人公の父の言葉が響いた いい人ねと言われながら、実は便利に使われている、軽く見られてんだ 相手を非難せず、自分がどう感じたか、どんなに嫌な思いをしてきたか、何が悲しかったか、そういうのを淡々と正直に言えばいいんだ 夫も他人だけど、義実家はもっと他人 だけど家...

一気に読み終わる 主人公の父の言葉が響いた いい人ねと言われながら、実は便利に使われている、軽く見られてんだ 相手を非難せず、自分がどう感じたか、どんなに嫌な思いをしてきたか、何が悲しかったか、そういうのを淡々と正直に言えばいいんだ 夫も他人だけど、義実家はもっと他人 だけど家族なんだなと思うと 自分が選んだ人の家族は自分で選んではいないのになぁと思う そういう感覚にちょっとしっくりきた

Posted byブクログ