ロマンシエ の商品レビュー
ハートフル、という言葉が真っ先に浮かんだ。泣いて笑って泣いて笑って…ジェットコースターに乗ってるみたいに気持ちを揺さぶられる。感動、という言葉では言い表したくない。いつかきっと、落ち込んでいる友人がいたら贈ろうと思う一冊。
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頭の中だけテンション高いのわかるので、(わかる!!!!!!!!!!!!)と思った。 あとパリに行きたくなった。
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いや、ぶっ飛びましたよ。 読み始めてしばらくは この作品の世界観に馴染めなかった(笑) だってコメディだなんて…思いもしていませんでした。 でもさすがは敬愛する原田マハ氏。 ご自身の得意とするフィールドそのままに その世界をここまで立体的に仕上げてしまうとは。 小説を読むなんて野暮な気持ちではなく アートとアーティスト、その友人たちの現実世界に 酔いしれさせてもらいました。 展覧会も観たかったなあ。 サキちゃんもパトリスもいたんだろなあ。
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思わず叫びたくなる、、思わず心がねじ切れそうになる、、思わず色とりどりのアートが雑居するパリの街中へ放り込まれたように錯覚する、、 この一冊は心の中の真っ白なキャンパスを何百もの色で1ページ1ページ筆を走らせてきて、混沌と芸術を感じさせてくれる、美に満ちた魔性の物語 脳髄から熱を帯びた色が溢れて落ちてきそうです。
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私もパリは大好きな都市で、住んでみたいと憧れています。読み進めるにつれ、大好きなアートとファッションがリンクして、あっという間に終わってしまった感じです。 叶うのであれば、続編を読んでみたいですっ‼︎
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原田マハワールド。 舞台はパリ。叫びたいことがあることが眩しい。 --- 君が叫んだこの場所こそが、ほんとの世界の真ん中なのだ。 ---
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LGBTが主人公の物語は初かもしれない。彼らの苦境を題材にしたものが多いせいか,彼らの青春,恋愛が新鮮に映った。今までの原田作品とは一風変わった感じはするが,これはこれで面白かった。 あらすじ(背表紙より) 政治家を父に持つアーティストの卵・遠明寺美智之輔は、恋愛対象が同性の乙女...
LGBTが主人公の物語は初かもしれない。彼らの苦境を題材にしたものが多いせいか,彼らの青春,恋愛が新鮮に映った。今までの原田作品とは一風変わった感じはするが,これはこれで面白かった。 あらすじ(背表紙より) 政治家を父に持つアーティストの卵・遠明寺美智之輔は、恋愛対象が同性の乙女な男子。同級生の高瀬君への恋心を秘めたまま、日本の美大を卒業後、単身、パリへ留学した。ある日、美智之輔は印象的な風貌の羽生光晴という女性と知り合う。偶然にも彼女は、美智之輔が愛読する超人気小説の作者で、訳あってリトグラフ工房に匿われていた。過去に、ピカソなどの有名芸術家たちが作品を生み出してきたプレス機が並ぶその工房で、リトグラフに魅了された美智之輔は、光晴の生活をサポートしつつ、リトグラフ制作をすることになるが―。
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ラスト50ページは心が温まって、涙が自然と溢れてくる、そんなお話。読んでよかったな。みちのすけとハルさんの心温まるラブストーリー。
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「原田マハがこんな小説も書くんだ!」という驚きが最初。でも思い返してみると、最初は『カフーを待ちわびて』とかライトな小説も書いてたもんね。 今作は乙女な心を持った男子・美智之輔が主人公の、すごくライトなコメディ。とはいえ原田マハらしく、美智之輔はクリエイターであり、舞台はパリのリ...
「原田マハがこんな小説も書くんだ!」という驚きが最初。でも思い返してみると、最初は『カフーを待ちわびて』とかライトな小説も書いてたもんね。 今作は乙女な心を持った男子・美智之輔が主人公の、すごくライトなコメディ。とはいえ原田マハらしく、美智之輔はクリエイターであり、舞台はパリのリトグラフ工房idem。 今作での個人的見所は、美智之輔のモノローグ。「普通の男子を装わなきゃ!」とか「憧れの人が目の前にー!」とか、もうわちゃわちゃして焦ってる感じが、すんごくわかりやすいし、可愛いらしい。(たとえ昭和風だとしても。)一所懸命で、頑張り屋で、でも乙女な美智之輔のキャラは好き。 でも私が求める原田マハではなかったな、というのが三つ星の理由。
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