ロマンシエ の商品レビュー
とにかくパリに行きたくなる、 わくわくする仕事をしたくなる、 夢を追いかけたくなる本でした。 毎日がただぼんやり過ぎてる人達に読んでほしいな。
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ライトノベルがあまり好きではないので敬遠していたけど、ユーモアに溢れておもしろく、そしてしっかりとした深い内容の小説だった。 さすが、原田マハさん。作風は違っても、伝えたいことや登場人物たちの気持ちはぶれずに響いてくる。芸術への情熱も。だから、引き込まれる。読んでよかった。
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東京ステーションギャラリーで行われた展覧会とのコラボというか連動企画だったんですね。 鑑賞したかった。
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乙女な始まり… あれ?読んだことある? でじゃぶ… 「女子的生活」か? 主人公は美術大学に通う心がオトメな男子。 うちがお金持ちなこともあって フランスに留学することになる。 フランスでの生活とか ブランド名並ぶとことか ベタなオネエ感とかが 原田マハぽくないというか… で...
乙女な始まり… あれ?読んだことある? でじゃぶ… 「女子的生活」か? 主人公は美術大学に通う心がオトメな男子。 うちがお金持ちなこともあって フランスに留学することになる。 フランスでの生活とか ブランド名並ぶとことか ベタなオネエ感とかが 原田マハぽくないというか… でもアート系の部分はさすが。 な〜んかでも、読んだことある感拭えなくて もしかして前に読んでるかな?
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※このレビューにはネタバレを含みます
小学館文庫とのことで?、割と平易で楽しみやすいストーリーだった。 さすがの原田マハ。フランスでも、同性愛でも、コメディタッチでも、お得意の美術ネタと絡めてサラリと小説にしてしまう。 しかし、1つ納得できない点が…。 みちのすけの想い人が、知り合いの女性と結ばれてしまうところはまだ納得できる。恋愛において思いのままにいかないことはよくある。だけど、そこでハルさんとキスって…。うーむ、コレジャナイ感。 次回作はステップアップして「異邦人」のような大人っぽいテイストでの同性愛ものを期待しています…w
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再読です。ですが、特別寄稿が掲載されたので再読しました。すっかり内容を忘れておりましたが途中で思い出し、このドタバタなラブコメの行方をハラハラドキドキしながら、でも結末を知っているので冷静に読み終えました。最初、単行本の発売の時の自分自身の感想を読み返しましたが、見当違いな事を書...
再読です。ですが、特別寄稿が掲載されたので再読しました。すっかり内容を忘れておりましたが途中で思い出し、このドタバタなラブコメの行方をハラハラドキドキしながら、でも結末を知っているので冷静に読み終えました。最初、単行本の発売の時の自分自身の感想を読み返しましたが、見当違いな事を書いておりました。マハさんはご自身でギャラリーでの展覧会を視野にロマンシェと展示会を一体として考え、小説にしたのですね。それが理解出来ただけでも、再読した価値がありました。
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2019.4.15読了 最初はポップ過ぎて戸惑ったけど、後半はとても引き込まれた。 リトグラフ見てみたい! 2015年の東京ステーションギャラリー『君が叫んだその場所こそがほんとの世界の真ん中なのだ。パリ・リトグラフ工房idemからー現代アーティスト20人の叫びと囁き』行きたか...
2019.4.15読了 最初はポップ過ぎて戸惑ったけど、後半はとても引き込まれた。 リトグラフ見てみたい! 2015年の東京ステーションギャラリー『君が叫んだその場所こそがほんとの世界の真ん中なのだ。パリ・リトグラフ工房idemからー現代アーティスト20人の叫びと囁き』行きたかった!
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原田マハさんを初めてちゃんと読みました。 同棲に絶賛片想い中のオネエで乙女な美術大生・美智之輔が、留学したパリでスランプ中の作家に出会って……という話。 ラブコメに見せかけた成長小説にして青春小説。 美智之輔のテンション高い一人称が楽しい。 冒頭からテンポよくコミカルな展開。地の...
原田マハさんを初めてちゃんと読みました。 同棲に絶賛片想い中のオネエで乙女な美術大生・美智之輔が、留学したパリでスランプ中の作家に出会って……という話。 ラブコメに見せかけた成長小説にして青春小説。 美智之輔のテンション高い一人称が楽しい。 冒頭からテンポよくコミカルな展開。地の文は乙女全開なのだが、対外的には普通の男子を擬態しているので、そのギャップがまた笑わせる。 出てくるキャラみんな濃くて個性的なので、漫画の原作にしたらウケそうだと思った(連続ドラマや映画とも相性よさげ)。 美智之輔のままならぬ片想いに一喜一憂して応援したくなるのはもちろんのこと、光晴の苦悩と葛藤には手に汗握る。 クリエイターならだれしも共感できる創作への情熱やインスピレーションの有無、そしてそれを維持し続ける困難が語られて身にしみる。 ジェンダーやアーティストの挫折など深刻な内容を含みながら、全編軽やかで明るく読後感は爽快。 美智之輔や光晴を見ていると男女の友情は成立するか否かなんて命題どうでもよくなる。 終盤で美智之輔がある人に向けた「好き」は、それまでの言動からするとやや唐突な気もしたが、「LOVE」ではなく「LIKE」+「RRESPECT」として解釈した。 同志、同胞、それら全部ひっくるめた魂の友、そんな感じ。 リトグラフに興味あるひともないひとも、クリエイターとして普遍的な悩み、そして一人の青年の軽やかな成長が綴られているので、最後まで一気に読める。
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乙女な美・男子の言葉を読み慣れるのに1ページ、後はドドーーっと読んで、気がつけばラスト。みはるさんの文章も館長さんの特別寄稿も解説も本文と一体になって、ロマンシエの世界になっている。 フフフ うれしいなぁ この本に出会えて!!
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- ネタバレ
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図書館で。とにかく可愛らしくて甘酸っぱくて暖かくて色んな感情のミックスな読書時間でした。ハルさんと美智之輔とってもとっても素敵な出会いだったな。 君が叫んだその場所こそが、ほんとの世界の真ん中なのだ
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