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1R1分34秒 の商品レビュー

3.2

141件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    31

  3. 3つ

    68

  4. 2つ

    16

  5. 1つ

    2

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2026/03/25

一気に読んだ 面白かったかと言われたらなんともいえないけど、この後どうなるのかなと思わせる牽引力があった。ひらがなをあえて使う所にバランスの良さを感じた

Posted byブクログ

2026/03/05

 向き合う事は易しい事ではないですね。  上手く内容は掴めてはいないんですが、眩しく感じる作品でした。

Posted byブクログ

2026/02/19

長いスランプに倦んで自棄に陥る様を、でもライセンスをとった頃の満ちていた僕も、木は見ていた。自信を失いながらも諦められないグダグダもリアル。勝つと思えたあの瞬間を手に入れた僕、強烈にうらやましかった。

Posted byブクログ

2026/01/23

悶々とした若手ボクサーほ話、登場人物の名前すらほぼ出てこない。 出来事を追うというより、頭の中の湿度とか、視線のねじれ方とか、そういうものをずっと浴びてる感じになる。ボクシングのルールが分からなくても読めるのは、これは拳の話じゃなくて、拗ねとか自意識とか、受け取り損ねる癖の話だか...

悶々とした若手ボクサーほ話、登場人物の名前すらほぼ出てこない。 出来事を追うというより、頭の中の湿度とか、視線のねじれ方とか、そういうものをずっと浴びてる感じになる。ボクシングのルールが分からなくても読めるのは、これは拳の話じゃなくて、拗ねとか自意識とか、受け取り損ねる癖の話だからだと思う。 トレーナーのウメキチの言葉は、外から見たらだいぶ真っ当で、むしろ優しい。でも主人公はそれを素直に受け取れない。ありがたいほど反発したくなる、正しさに対して斜に構えたくなる。そこが痛々しくもリアルで、読んでて「分かる」と「分かりたくない」が同時に来る。 結末は大きく動かない。何かを達成して終わるわけでも、劇的に変わるわけでもない。悶々は続くし、生活も続く。ただ、そのまま続くこと自体が少しだけ救いになっていて、希望ってこういう形でも残るんだなと思わせる。派手さはないのに、読後に情緒だけがじわっと残る作品だった。

Posted byブクログ

2026/01/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

怖いくらいのボクシング小説だった ページ数とか色々気づかされたかんじでこわかった 「肉になって、好きでもないラーメンになって、好きでもないスナック菓子になって、素うどんになって、炭酸ジュースになってくる。この順番はだいたいおなじ。」 「そうだ!失いたくない。記憶を。抽出を。自分を失いたくない。友だちの映画に他人をみつけるようなきもちは、もう味わいたくない。 だから勝つ。敗けたらぜんぶ終わりだ。だけど、すくなくとも勝つ動機をパラレルなぼくに教わった。ありがとう、」 「ボクサーじゃなかったぼく、ライセンスをとらなかったぼくのパラレルよ。 勝つよ。きっと勝つ。 という決意を三十秒でうしないまたくり返す、三日後に一ラウンド一分三十四秒にTKOであっさり勝つ、 そのあっけない結末のためだけにこの夜をあと二回。」 今度この本を手に取る時は、今より成長したなぁと思える自分で読んでいられたらいいな

Posted byブクログ

2025/12/30

2019年芥川賞受賞作。ChatGPTにおすすめの本を聞いて提案されたうちのひとつだったから読んでみたが、いまいち刺さらなかった。おそらくボクシングという題材がハマらなかったのと、起伏が少ない内容に飽きちゃったのかも。

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2025/11/22

頭の中に言葉が湧き上がってくるばかりでなかなか試合に勝てないボクサーのお話しだった 平名多め時に難しい漢字で読ませるまろやかな文体と語り口はボクサーのうじうじ思考をよく表していた 構成に捻りはなかったが、最後に物語が心地よくスピードを上げてゆき最高潮で着地した終わり方が好印象 ...

頭の中に言葉が湧き上がってくるばかりでなかなか試合に勝てないボクサーのお話しだった 平名多め時に難しい漢字で読ませるまろやかな文体と語り口はボクサーのうじうじ思考をよく表していた 構成に捻りはなかったが、最後に物語が心地よくスピードを上げてゆき最高潮で着地した終わり方が好印象 ーーどれだけ瞬間の濃度をたかめられたかどうかに、努力と才能がかかっている。ーー ーー生命力が尽きかける、意識が剥がれる一瞬にも一発のパンチを返したい、1秒長くボクサーでいられるなら一生を捧げても構わないーー とゆう刹那にかける描写がカッコいい ここだけ切り取るとめっちゃ強いボクサーなんだけどなあ、ほんとは屈折こじれ人間で軟派な面もあります ボクサーをとりまく人間模様も物語に彩りを添えていてアオハルものとも読めました 一瞬、1秒、刹那の為に地獄のような(物語の中でーー言語化できる地獄に地獄はないーーとボクサーは言ってますが)毎日を、永遠の様な1秒を積み重ねてゆく壮絶さを追体験できました  青春の爽やかとボクサーの鬱屈した気持ちが入り混じって感じられます もうちょっとボクサーにとち狂って欲しい気持ちがあったかなあ  芥川だけど割合読みやすかったです

Posted byブクログ

2025/11/19

なかなか勝てないボクサーの心の葛藤に焦点を当てたストーリー。ウメキチが登場してから話が盛り上がってきたが、ひらがなと読みの難しい漢字が混在していて少しあざとさを感じ、全体的にはあまり入り込めませんでした。

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2025/10/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公であるぼくの一人称視点で描かれる、ボクサーの心の移り変わりについての話。だんだん現実を知り、目標が下がっていく。直近の試合でも近藤青志に負けてしまう。そんななか出会ったのがトレーナー兼選手のウメキチ。ウメキチとの出会いで、だらけていた人生が少しずつ変わっていく。ぼくの心情描写が多めで、物語は大きくは進展していかない。心くんに1R1分34秒で勝てたのか、少し気になる。

Posted byブクログ

2025/10/04

2018年芥川賞(下半期)受賞作① 勝てない四回戦ボクサーの話。 登場人物は僕と友達、ガールフレンドとウメキチ。 情景描写よりも心情描写が多い。 やはり、いきなり終わる…。 そこからが知りたいのに(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ つくづく芥川賞受賞作とは相性が悪いと思い至る で...

2018年芥川賞(下半期)受賞作① 勝てない四回戦ボクサーの話。 登場人物は僕と友達、ガールフレンドとウメキチ。 情景描写よりも心情描写が多い。 やはり、いきなり終わる…。 そこからが知りたいのに(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ つくづく芥川賞受賞作とは相性が悪いと思い至る でもボクサーは芥川賞向けの題材でもあるなとも、冷めた感じで読んでる自分を発見した

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