月まで三キロ の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
月や雪、化石、火山などなどの話が出てくる6つの短編集。皆色々と人生に悩んでいたり抱えている事があるのですが、その後がもっと読みたいー!というところで終わります(笑) こういった理系な雑学なお話は大好きです。
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Twitterで流れてきた評判をもとに読んでみました。 登場人物は皆かなり深めの闇や悩みを抱えてますが、人の温かさや強さに触れ、最終的にはどの話もほっこりするような感じで締めくくられる。特に月まで三キロ、エイリアンの食堂が気に入りました。
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短い短編小説が5つくらい並んでる 家族のとの話だったり自分と向き合う出会った人との話 音楽、化石、山、宇宙、月
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初読みの作者なんですが理系を鼻にかけた感じが気になる短編集でした。なにかと科学的なうんちくがでてきますがどれも借り物の知識のようでブルーバックス読んだ方がためになる気がしました。 浜松のうなぎ屋で豪華2段のうな重を食べたのに鰻にあたって食べきれず店を出てしまうなんてもうこのスト...
初読みの作者なんですが理系を鼻にかけた感じが気になる短編集でした。なにかと科学的なうんちくがでてきますがどれも借り物の知識のようでブルーバックス読んだ方がためになる気がしました。 浜松のうなぎ屋で豪華2段のうな重を食べたのに鰻にあたって食べきれず店を出てしまうなんてもうこのストーリーは破綻してるし、勘繰られてなにかと月のウンチクを語るタクシードライバーの知識に関心したのですが、「月まで3キロ」のオチが科学とは言い難い内容だったのでガッカリでしたが、ストリートビューで探したら確かにこの標識があって感動しましたけど。 命拾いしたからまあいいかなって内容ですが浜松の有名うなぎ店「くろかわ」が実在するのかのほうが重要案件に思いました。ちなみにこの店も検索したのですがヒットしません。 科学的なこと言ってる割りに実証を伴わないと科学的でない気がするんですよね。 それと明るい未来が待っているような気配のないままのエンディングが歯がゆかったです。
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長編だと思い込んでいた。6つの短編小説。 自殺を考えている人物だったり、悩みを抱えている人々が科学的な話をきっかけに前向きになれるお話。 その後が知りたかったので、星3つにしてしまいましたが読後感は良かったです。 “月まで三キロ”と“エイリアンの食堂”と“山を刻む”が良かった。 ...
長編だと思い込んでいた。6つの短編小説。 自殺を考えている人物だったり、悩みを抱えている人々が科学的な話をきっかけに前向きになれるお話。 その後が知りたかったので、星3つにしてしまいましたが読後感は良かったです。 “月まで三キロ”と“エイリアンの食堂”と“山を刻む”が良かった。 どのお話も科学的な話が出てくるが読みやすく、興味深かった。 p35 月と地球の関係 p78 雪の結晶の撮影 100均でマクロレンズ買って観察してみよう! p93アンモナイトは、分類学的にはイカやタコの仲間
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宙わたる教室がとてもよかったので こちらも読んでみることに とてもいい短編集でした 科学のことはほとんど無知ですが 日常に上手く混じって いい役割を果たしていました どの話も私生活に苦しみを伴ってる人がいて 科学の力(というと仰々しくなってしまうけど)で 少し救われるんですが その様子がとても好きでした。 でもどの話もとても良かっただけに もったいない気がしてしまうー!! もっと続きが読みたかった。 短編だとしても、 もう少し先を読みたかったです アンモナイトの少年のその後も気になるし 山を刻むの家族の反応も知りたい。 もっともっとと思わせられた作品でした。 読み足りなさでは星は3つなんですが それにしてもよかったから4つにしました エイリアンの食堂の鈴花が空気を撫でるところとか とてもよかった。。 また長編も書いて欲しいです(^^)
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表題作を含む6話短編。仕事や恋愛など生きづらさを感じる日常に、自然科学を絡めて一歩を踏み出す勇気をくれる作品。
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生き方に悩んでいる主人公たちが、人との出会いによって自分と向き合い進んでいく物語の短編集。 出会う人たちがみんな地学を専攻しており、地学好きにとってはワクワク、地学好きじゃなくてもロマンを感じながら読むことができる作品だと思う。
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理系の学問を主にした6作品の短編集 だけど小難しいことはなく、その学問に触れながら各章の主人公たちの心が動いていく感じがたまらなく良かったです 凄く感動するような、何かを押し付けてくる感じではなく、主人公たちと共に読み手の私の心もゆっくりほぐしてくれる様な、そんな読後感でした ...
理系の学問を主にした6作品の短編集 だけど小難しいことはなく、その学問に触れながら各章の主人公たちの心が動いていく感じがたまらなく良かったです 凄く感動するような、何かを押し付けてくる感じではなく、主人公たちと共に読み手の私の心もゆっくりほぐしてくれる様な、そんな読後感でした それと共に、何かに情熱を持ち真摯に学問に打ち込んでいる科学者などの姿を見ると、今からでも勉強したくなりますね笑
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『月まで三キロ』 いつの間にか地球の潮汐により月にロックがかかってしまい表裏が出来たように見えない見せない顔ができる。ロックにより遠ざかる距離。38万キロに離れてしまった月との距離が3キロに縮まる瞬間、掴むことを諦めていた心へと手を伸ばす希望を見出すとか…伊与原さんのはネタの絡め...
『月まで三キロ』 いつの間にか地球の潮汐により月にロックがかかってしまい表裏が出来たように見えない見せない顔ができる。ロックにより遠ざかる距離。38万キロに離れてしまった月との距離が3キロに縮まる瞬間、掴むことを諦めていた心へと手を伸ばす希望を見出すとか…伊与原さんのはネタの絡め最高。 ちょうど先日岐阜にも行ったし、天竜川水源の諏訪湖通ったので、まさに今読めたのがご縁だなぁと思い、震えるしかない。 『エイリアンの食堂』 最も遠いものが自分の中にあるのにサルベージ出来ない最奥を支える話。この中で語られる輪廻感がまさに私の輪廻感と重なっていて伊与原さん…ってなる。眠れない夜に見える宇宙が鈴花ちゃんやプレアさんを繋いで促してくれるとかさぁ…もう涙腺ダム決壊。
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