私たちにはことばが必要だ の商品レビュー
役に立ったと思うと同時に、女性ばかりがこんなに態度や言葉に気を付けてる状態に納得いかなくなって、こういう現実を男性にも知って欲しいなと感じた。
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性差別者と話すことになった際にどう対応すればいいのかを教えてくれる本。私自身とても困っていた部分があるので、とてもタメになった。 どう言い返すのか、体に染み込むまで何度も読みたい本。 韓国留学中の経験から、フェミニズムブームが巻き起こった韓国では多くの女性が性差別を受けていると実...
性差別者と話すことになった際にどう対応すればいいのかを教えてくれる本。私自身とても困っていた部分があるので、とてもタメになった。 どう言い返すのか、体に染み込むまで何度も読みたい本。 韓国留学中の経験から、フェミニズムブームが巻き起こった韓国では多くの女性が性差別を受けていると実感しているように感じているが、日本ではそのように感じる女性があまり多くないように思う。本書は“男性の“性差別者に対してどう接するかを中心に書かれていたが、性差別があることに気づいていない女性や、女性の性差別者とどう話を進めていくかについても知りたいと感じた。 (もしそのような内容の本をご存知の方がいらっしゃったらぜひコメント欄に記入をお願いします…!) 若干ひらがなが多すぎるように感じたり、韓国語チックな日本語が多いようにも感じたりしたため、少し読みにくかった。 しかし内容は本当に素晴らしいものなので是非お勧めしたい。
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あなたには、自分を守る義務がある。自分を守ることは、口をひらき、声を上げることからはじまる――ソウル・江南駅女性刺殺事件をきっかけに、女性たちが立ち上がった。今盛り上がる韓国フェミニズムムーブメント。 今まで自分はフェミだと思っていたけれど、この本を読んで私も全然分かっていない側...
あなたには、自分を守る義務がある。自分を守ることは、口をひらき、声を上げることからはじまる――ソウル・江南駅女性刺殺事件をきっかけに、女性たちが立ち上がった。今盛り上がる韓国フェミニズムムーブメント。 今まで自分はフェミだと思っていたけれど、この本を読んで私も全然分かっていない側というか、意識が届いていない側だったんだなと思うくらには、私はめちゃくちゃ恵まれた環境で生きている。周りの心ない発言に傷つくことはあるけれどとても少ないし、少なくとも上司や同僚は女性だからと差別したりしてはいない(ように思う)。こんな風に言われたらどうするかという例文がすごい。日本でこれ言ったら浮く。間違いない。韓国の人って男女関係なく攻撃的すぎて少し怖い。これも差別と言われるんだろうけど。読んでいて突き放されるような感じがしてしまい、読むには読んだけど、多分もう読み返すことはない。
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2016年に江南で起きた女性殺人事件をきっかけに顕在化した、女性差別についての思いや対処法を綴った本。「常識」とされていることのなかにも女性差別や家父長制が根源となっていることが多々あることに気付かされた。個人のモヤモヤは社会のモヤモヤであるとして声をあげたことで、救われる人がた...
2016年に江南で起きた女性殺人事件をきっかけに顕在化した、女性差別についての思いや対処法を綴った本。「常識」とされていることのなかにも女性差別や家父長制が根源となっていることが多々あることに気付かされた。個人のモヤモヤは社会のモヤモヤであるとして声をあげたことで、救われる人がたくさんいるように思う。
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女性でも無意識にセクシズムを受け入れていることがあるなと改めて思った。読み切ってしまったけど、最後の方はちょっとだけ胸焼けした。いっぱいいっぱい。
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「あなたが差別を受ける側の人間として生まれた以上、差別があるかないかを語る権利は、あなただけにあります。」(P53)のとおり「ない」ことから語れない事柄があるんだと気付くと同時に、こういう語りが始まったときに、同じ土俵にのっていることが確認できない限り対話にならない難しさを感じま...
「あなたが差別を受ける側の人間として生まれた以上、差別があるかないかを語る権利は、あなただけにあります。」(P53)のとおり「ない」ことから語れない事柄があるんだと気付くと同時に、こういう語りが始まったときに、同じ土俵にのっていることが確認できない限り対話にならない難しさを感じました。家父長制、兵役義務など韓国固有の事情も対話の複雑さが増す要因でした。
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国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→ https://winet.nwec.jp/bunken/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=BB11428568&opkey...
国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→ https://winet.nwec.jp/bunken/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=BB11428568&opkey=B160888369791299&start=1&totalnum=3&listnum=0&place=&list_disp=100&list_sort=0&cmode=0&chk_st=0&check=000
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手に取ってよかった。読むほどに勇気が湧いた。 私たちが、私たちのあたりまえの自由のために黙ることも拒む事も態度で示すことも、私たち自身が選んでいいんだ。そんな当然のことも忘れていた。大切にしたい1冊。
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2005年まで韓国には「戸主制」があり、法改正後も今に至るまで男系思想が強く残っている。 江南女性殺害事件が女性嫌悪によるものだとの認識が女性に広まり、女性が声をあげるようになった。 文化背景や事情、共有する事件が異なること、「女性嫌悪」の男性・女性に向けてのきつい言葉もあり、...
2005年まで韓国には「戸主制」があり、法改正後も今に至るまで男系思想が強く残っている。 江南女性殺害事件が女性嫌悪によるものだとの認識が女性に広まり、女性が声をあげるようになった。 文化背景や事情、共有する事件が異なること、「女性嫌悪」の男性・女性に向けてのきつい言葉もあり、読み進めることにしんどい場面もある。 だけど、日本でも、例えば「育児休暇いいよな」とか、大なり小なりある。 説明することのしんどさは共有できる。 社会に出た子どもたちにガッカリされないよう、ジェンダーに関わることを見直していきたい。
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1番の学びは『あなたには相手を説得する責任はない』ということだった。 ・聞く姿勢のある人には丁寧な説明を ・自分が相手に教えてあげたい時に口を開く ・思想に攻撃してくる人には容赦なく しっかり実践していきたい。
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