神のダイスを見上げて の商品レビュー
図書館で借りた本。2023年10月20日の午前中に直径400kmの巨大小惑星ダイスが地球に超接近かまたは衝突すると発表があり人々は混乱する。世間が騒動してる中、高校生の漆原亮の姉であり大学生の圭子が全裸で包丁を心臓を刺された状態で公園の花壇で発見された。漆原亮は絶世の美女だった姉...
図書館で借りた本。2023年10月20日の午前中に直径400kmの巨大小惑星ダイスが地球に超接近かまたは衝突すると発表があり人々は混乱する。世間が騒動してる中、高校生の漆原亮の姉であり大学生の圭子が全裸で包丁を心臓を刺された状態で公園の花壇で発見された。漆原亮は絶世の美女だった姉を殺した犯人に復讐するため、単独調査を始めるが…というミステリーな話でありながら、地球滅亡まであと5日というタイムリミットもあり、必ず滅亡前にこの手で犯人を殺さなきゃいけない焦りや、亮の周りで起こる不可解な事件も含め犯人探しは難航するが最後はあっさりした読感だった。
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親友が犯人かと思ったら違った笑 今回は病院は舞台じゃないんだなーと思ったら、途中からやっぱり知念さんらしさが! 終盤の畳み掛ける展開は、今回もさすがでおもしろかった!!
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姉を殺した犯人は誰なのか?というミステリー要素。 あと数日で世界が終わるかもしれない、という設定。 家族や恋人との歪な関係。 ちょっと要素が盛り盛り過ぎて、 何かいまいちしっくり来なかった。 二転三転…というよりは、 主人公がただ振り回されているのに付き合わされてるカンジ。 ...
姉を殺した犯人は誰なのか?というミステリー要素。 あと数日で世界が終わるかもしれない、という設定。 家族や恋人との歪な関係。 ちょっと要素が盛り盛り過ぎて、 何かいまいちしっくり来なかった。 二転三転…というよりは、 主人公がただ振り回されているのに付き合わされてるカンジ。 感情移入できなかったのが致命的か…
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(図書館本)お勧め度:☆7個(満点10個)。青春ミステリーとして読むなら結構面白いし、展開も早いので読みやすい。何しろ小惑星の地球衝突というとんでもない設定の上、「裁きの刻」を迎える前に、姉を殺した犯人に復讐しようとする主人公の心の葛藤がうまく描かれている。ただ、少し作りすぎじゃないかなと思える点が多いのがひっかかる。犯人が刻一刻と変わっていく展開は面白い。結局、最後は曖昧な形でおわってしまった。派手なミステリーではないけど、意外と好きな話なので、お薦め度は☆7としました。賛否が分かれるかもしれないけど。
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「十月十五日『裁きの刻』まであと五日」 復習を胸に決め動き出す。 いくら後数日で世界が終わるとしても、たった一人の家族がこんな殺され方をしたら正気では居られないだろうな。 人類全てが死ぬとしても、それよりも自分の手で決着をつけたいと思うのは普通だと思うな。 「十月十六日『裁きの...
「十月十五日『裁きの刻』まであと五日」 復習を胸に決め動き出す。 いくら後数日で世界が終わるとしても、たった一人の家族がこんな殺され方をしたら正気では居られないだろうな。 人類全てが死ぬとしても、それよりも自分の手で決着をつけたいと思うのは普通だと思うな。 「十月十六日『裁きの刻』まであと四日」 恋人かと思われた男。 親しき人物や周りにいた人物に聞いても、頑なに見つからない恋人の存在というのは何だか怪しい気がしてならないな。 彼女を殺した人物として真っ先に疑うのは、やはり恋愛絡みの件になるのだろうな。 「十月十七日『裁きの刻』まであと三日」 犯人に仕立てあげられる。 彼女の携帯を未だに犯人が持っており、何の意図があり彼に連絡をとっているのか気になるな。 彼は彼女のおかげで助かったが、自らの命は狙われる可能性は低くとも事件に巻き込まれる可能性はかなり高いそうだな。 「十月十八日『裁きの刻』まであと二日」 見せつけられた真実。 典型的な浮気の時の言い訳だが、彼にも非はあったのだから責める余地はないよな。 彼女の言い分は最もかもしれないが、彼の言葉に反論出来なかった時点で肯定を示しているようなものだよな。 「十月十九日『裁きの刻』まであと一日」 全てが終わったと思いきや。 彼等は崇拝するものがあったからこそ、周囲の様な狂気に陥らずある意味冷静だったのだろうが集団自決する時点で相当狂気じみているよな。 彼女の言葉が正しければ、彼を翻弄し続け彼女を殺した者はあの人になるのだろうか。 「十月二十日『裁きの刻』」 真犯人は何処に。 彼女でもなければ誰なんだと思ったら、誰もが言う事を聞くであろう人物が一人だけ居たな。 ダイスの恐怖よりも傍に居てくれないかもしれないと気付いた恐怖の方が、彼女にとっては大きかったのだろうな。
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3章くらいから面白くなってきたけど、それまでは結構しんどかった。設定盛り盛りすぎて楽しみ方がイマイチわからなかった。この方の作品は医療モノのほうがやっぱり好きかな。どいつもこいつもヤバイけど、それでもキレイな雰囲気でおわるのは「らしいな」って感じ。
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直径400キロの小惑星が地球に衝突するかも・・・な時に変死事件が起きたら世界はどうなる??のお話。 前情報一切なしで読み始めたので予想とあまりにも違うテーマでビックリ。 ありえなくはない話だな・・・とぼんやり想像しながら最後まであっという間に読了。
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世紀末、地球滅亡までに姉を殺した犯人を殺すために復讐する相手を探していた亮だったが、先回りされ姉の関係者が殺されその犯人に仕立てられる。 異常な状態で冷静さを失った人間、少しずつ狂っている雰囲気が、死を急に目前にされ逃れられない恐怖に陥った時に起こる人間の本性となるのだろう、と思わされた。真犯人とその動機も今は理解ができない。
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奇想天外な結末にビックリした。 巨大小惑星ダイズの接近で人類滅亡の危機に異常になった人びとの異常な結末。
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人類滅亡まであと5日 姉はなぜ殺されたのか… 弟は『裁きの刻』までに犯人を探しだせるのか… ダイスは本当に落ちるのか…。 すっごく面白かったー!! たった5日の出来事なのにすっごく読みごたえがあって、ハラハラドキドキして夢中で読んじゃいました!!
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